スパークプラグの交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
まずはこの大きいカバーを取ります。ボルトは7本で、端っこに止まっているボルトは全てプラスネジで締められるようになっています。他にはエアフロセンサーのコネクター、スロットルバルブのコネクター、バキュームホースを2本、右上辺りに10mmで青いコネクターが付いている物が止まっているのでそれを外します。裏にはハーネスがタイラップで付いているので外します。
2
カバーを取ったら、インテークマニホールドの入り口はなにかでゴミが入らないようにしましょう(写真ではしていませんが・・・)。あとインテークマニホールドの所に付いていたであろう、ゴムのガスケットは無くさないようにしてください(破損させないようにも)。ボルトは端っこに付いている4本です。
3
カバーが全部取れたら、イグニッションコイル(黒い4個付いている奴)を外します。10mmのボルトを取ってイグニッションコイルを引っこ抜きます。取り付ける際は、ねじ山がアルミなので舐めないように、余り力をかけずに締めます(ラチェットのソケットが付いている部分を握ってキュッと軽く締める感じです)。外したイグニッションコイルは、どれが何番シリンダーのコイルか分かるように保管します。
4
プラグを外します。プラグは専用のプラグレンチというもので外します。通常のラチェットに取り付けできるものもあります。外すときはただ緩めて取り出します。プラグを入れるときは、まずプラグレンチにプラグを差し込みプラグホールに差し込みます。次に左に回しながらねじ山がある所を探り、ねじ山があると思ったところで右に回しプラグを入れていきます。ある程度奥まで、引っかかるところまで入ったら、各プラグの規定角度まで締め付けます(このプラグの場合は1/2回転でした)。ここも締めすぎるとねじ山を壊すおそれがあるので注意です。
あとはこの順序を逆に取り付けていけばスパークプラグの取り付けは完了です。
5
最後に、スロットルセンサーを外しているのでスロットル全閉位置調整ということを実行します。やり方は簡単です。
1. キースイッチをON→OFFにする。
(キースイッチOFF後約5秒間保持する)
2. このとき、スロットルバルブが作動する(作動音がする)ことを確認する。
3. 上記の操作により学習が完了する。
6
もしエンジンをかけた時にアイドリングが安定しない、などの症状が出たら、急速TAS学習という事を実行します。
これは、アイドリング時のアイドル回転数を自動的に調整するというもので、昔は人の手でやっていたものを現在は車が行います。
1. アクセル全閉のままキースイッチをON。
2. 3秒経過してから、アクセル全開、全閉を5秒以内に5回繰り返す。(全閉状態で終える)
3. アクセル全閉から約7秒後にアクセルを全開にし保持しておく。
4. 約10秒後にエンジン警告灯が点滅を始める。
5. 数秒後にエンジン警告灯が点灯するのでアクセルを全閉し、5秒以内にエンジンを始動。
6. そのまま20秒以上アイドリングを続ける。(学習は終了)
7. 確認のため、キースイッチOFFにし、10秒以上経過してから再始動。
8. アイドル回転及び点火時期が基準値内にあることを確認。
7
上記の急速TAS学習は、スロットル全閉位置調整が終了しており、エンジン完全暖気状態であり、電気負荷が一切無いことが根底の条件です。ストップウォッチ等で正確にやらないと上手くいきませんので、上手くいくまで何度もやる事が大事です!特にスロットルを洗浄した際は必ずアイドルアップするのでやらないといけなくなります。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク