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おだづもっこのRyotaのブログ一覧

2019年03月30日 イイね!

安住の灯―震災列島に生きる 第5部 漂流 出口求めて① 河北新報(3月26日)内容抜粋2019




こんばんは。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
東京電力福島第1原発事故から8年になりました。避難解除や元いた場所へ戻る時期については賛否あると思います。福島県以外にある原発も震災や津波、老朽化や操作ミス等でいつ事故が起こるかわかりません。僕も東北電力女川原子力発電所があり他人事ではないので、今の福島の現状を見つつ事故後の時間軸を再度確認することも大事ではないかと思い、こういう話はすぐに忘れ去られてしまいますので、いつでも確認出来るようにこちらでも河北新報(第43971号)の内容を抜粋させていただきました。ご興味がある方はご覧いただけたらと思います。また、原発事故の避難について考えるうえで何かのきっかけになれば幸いです。





1面


避難解除 希望と不安

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故により、福島県内の16万人超が住まいを離れ、避難を余儀なくされた。第1原発が立地する2町のうち大熊町の避難指示は4月に一部解かれる予定だが、双葉町の全町避難は終わらない。先行解除された周辺市町村の復興も遅れている。帰還への迷い、分断の苦悩を抱え、漂流の日々は今も続く。(「震災と住まい」取材班)=第5部は7回続き、4面に関連記事

 住まう権利を奪われた町に戻れる日が、刻一刻と近づいている。

 原発事故後、全町民が避難している大熊町。「3・11」前は水田地帯だった約39ヘクタールの土地が、帰還住民を受け入れる地域に生まれ変わろうとしている。木造平屋の災害公営住宅50戸と新たな役場庁舎の建設が急ピッチで進む。

 町は放射線量が比較的低い南部の大川原地区を「復興拠点」と定め、帰還の第一歩を踏み出すための大規模事業を展開中だ。4月に避難指示の解除が見込まれ、6月には公営住宅への入居が始まる。

 「避難生活は長かった。引っ越したら猫を飼ってゆっくり過ごしたい」。完成を心待ちにする山本重男さん(69)は今月中旬、現地で工事の進み具合を確認した。2013年から暮らすいわき市の好間工業団地第3仮設住宅を出て、妻(63)と入居するつもりだ。

 原発事故の翌日、町中心部にあった自宅をマイカーで離れ、会津若松市など県内4カ所を転々と避難した。埼玉県内にいる長女(23)から「こっちに引っ越したら」と促されたこともあったが、愛着ある福島を離れられなかった。

 新居の周囲に商店や医療機関はなく、町はこれからコンビニやスーパー、診療所を段階的に整備する。山本さんは「生活環境が不十分なのが心配。しっかり整えてほしい」と願う。



 避難指示の解除は大川原と、隣接する中屋敷地区の計約3000ヘクタールで見込まれる。面積は町の約4割に及ぶが、原発事故前の人口は町全体(約1万1500)の約5%だった。大多数の町民が暮らした他地区は立ち入りの制限が続く。

 居住再開の次のステージに向け、国は町内の帰還困難区域のうち中心部の約860ヘクタールで除染を進める。3年後の22年春ごろまでの避難指示解除を見据える。

 山本さん一家が住んでいた築24年の自宅も除染対象の帰還困難区域にある。日中の一時立ち入りが認められて以来、山本さんは家族3人の思い出が詰まった自宅に定期的に戻り、掃除や換気を続けてきた。

 8年に及ぶ避難で町の空洞化は進み、風景は様変わりした。公営住宅を「仮住まいの場」と位置付ける山本さん。「住み慣れた家を改装して暮らしたい。駄目なら同じ宅地に建て直せないだろうか」と望みをつなぐ。



 大川原で生まれ育った新妻茂さん(69)も帰還を決断した一人だ。会津若松市内の仮設などを経て、現在は茨城県内で妻(64)ら家族3人と生活する。

 避難中に傷みが激しくなった大川原の自宅は、やむなく解体した。兼業農家として地元の田畑を耕してきた新妻さんは「いつか農業を再生させたい」との希望を持ち続ける。町や県に協力する形で、茨城から古里に通いながら野菜や花を試験栽培してきた。

 避難指示解除後、新妻さんは大川原の公営住宅に単身で入居する。「最初に帰還する自分たちが楽しく暮らせたら、戻る人が増えるかもしれない。少しずつ前に進みたい」と地域の将来に思いをはせる。





4面

原子力災害 深い爪痕

 東京電力福島第1原発事故による避難指示に伴い、福島県ではいまだに4万人以上が県内外で避難生活を強いられている。事故から8年が過ぎ、避難指示区域の解除は進んでいるが、思うように住民の帰還にはつながっていない。研究者は避難者に対する生活再建策の不備や、東電からの賠償格差がもたらす弱者へのしわ寄せといった問題点を指摘する。(「震災と住まい」取材班)



国の法的責任 明確化を
大阪市立大大学院経営学研究科教授 除本理史 氏
よけもと・まさふみ 一橋大大学院経済学研究科博士課程修了。東京経済大教授などを経て、2013年4月から現職。専門は環境政策論、環境経済学。横浜市出身。47歳。

 原発事故から8年が経過し、避難者を取り巻く住まいなどの課題は複雑化、多様化が進み、いわばモザイク状になっている。生活再建が困難な人々の姿は覆い隠され、見えにくくなっていると感じる。

 国は原子力政策を推進した社会的責任を認める一方で、法的な責任は争っている。公共事業には予算を手厚く分配するが、被災者支援の前提は自然災害と同様に自己責任のスタンスを崩していない。「生活再建は東電からの賠償金で賄ってください」ということだ。

 賠償額は8兆円にまで積み上がっているが、元々あった収入や財産の損害を埋め合わせるものだ。大震災時に病気で失業していたり、持ち家でなかったりすればその分は受け取れない。経済的にあまり条件の良くなかった人が、厳しい状況に置かれている。

 「ふるさとの喪失」などの損害は考慮されていない。原発事故の被災者は何を失ったのか、紙幣換算では見えにくい被害も明らかにする必要があるだろう。

 福島県は自主避難者の帰還を促すため、2年前にみなし仮設住宅の無償提供を打ち切った。緩和措置とした家賃補助も3月で終わる見通しになり、新たな問題を引き起こしつつある。

 避難者向けの復興公営住宅は県内にしかない。経済的負担から戻らざるを得ない人もおり、県外で避難を続けるのは厳しくなる。避難を終了させたい国の姿勢が透けて見え、帰還政策の性格は強まっている。

 新たに家を構えたとしても、世帯分離やコミュニティーの衰退など苦悩を抱える。一人一人の実情に即したケース・バイ・ケースの復興をどのように支援するかが、今こそ問われる。

 民間団体との連携はより重要度を増しているが、活動をサポートする予算規模は多くの費用が投じられる除染などに比べて小さく、継続性を保つのも困難になっている。

 国による現状の政策には、人災に自然災害の枠組みで対処しようとする矛盾と、帰還など長期化が避けられない問題を10年の復興期間で終息させようとする無理がある。損害賠償訴訟などを通じ、国の法的責任を明らかにしなければ政策転換は図れない。



? 福島復興再生特別措置法

 原発事故からの再生に向け、2012年3月31日に施行された。本来は自治体が実施する道路や堤防整備などのインフラ復旧の代行や、安心して暮らせる生活環境の実現、産業の復興や創出の支援が盛り込まれた。原子力政策を推進した国の社会的責任も明記された。17年5月の改正で、立ち入りが制限されている帰還困難区域内での居住ができるよう「特定復興再生拠点区域」が創設された。市町村の計画に基づき、国費で除染や道路などの環境整備を集中的に進める。同年9月に双葉町、11月に大熊町、12月に浪江町、18年3月に富岡町、4月に飯館村、5月に葛尾村の各計画が認定を受けた。



原発事故に伴う避難指示区域などの状況
大熊ようやく一部解除

 原発事故に伴う避難指示区域などの見直し状況は地図の通り。全町避難する福島県大熊町は4月に大川原、中屋敷地区の避難指示が解除される予定。町は大川原に整備する役場新庁舎の開庁式を14日に行う。

 県によると、9市町村に及んだ旧避難指示区域で、今年1月末か2月1日時点の住民登録者数は計4万7680人。うち居住者数は23.0%の計1万986人にとどまる。

 2017年3月末に避難指示が解除され、対象区域の住民登録が1万4587人で最も多い浪江町は6.1%(居住者数は896人)。同時期の富岡町も9294人に対し、9.3%(864人)と低迷する。

 全町避難が続く双葉町は20年春までに北東部の避難指示解除準備区域と、JR双葉駅周辺で避難指示解除を目指す。帰還困難区域に整備する特定復興再生拠点区域全域は、22年春までの解除を目標にしている。

 伊沢史朗町長は町議会3月定例会の答弁で、放射線量の低減状況などを確認する専門家による検証委員会を4月に設置し、秋までに最終報告を取りまとめてもらう方針を明らかにした。


※福島県「ふくしま復興のあゆみ24版」から作成
○赤色…帰還困難区域
(大熊町、浪江町、双葉町)
・年間積算線量50ミリシーベルト超
・立ち入り原則禁止、宿泊禁止
○橙色…居住制限区域
(大熊町⑧)
・年間積算線量20~50ミリシーベルト
・立ち入り可、一部事業活動可
・宿泊原則禁止
○ドット色
(田村市①、川内村②、楢葉町③、葛尾村④、南相馬市⑤、飯館村⑥、川俣町⑥、富岡町⑦)
・避難指示が解除された区域
○緑色…避難指示解除準備区域
(大熊町⑧)
・年間積算線量20ミリシーベルト以下
・立ち入り可、事業活動可
・宿泊原則禁止


避難指示の経過

2011年
03月11日
○午後07時03分
・福島第1原発に原子力緊急事態宣言
○午後08時50分
・県、福島第1半径2キロ圏内に避難指示
○午後09時23分
・国、半径3キロ圏内に避難指示、半径10キロ圏内に屋内退避指示

03月12日
○午前05時44分
・半径10キロ圏内に避難指示
○午後06時25分
・半径20キロ圏内に避難指示

03月15日
○午後11時00分
・半径20~30キロ圏内に屋内退避指示

04月22日
警戒区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域を設定

09月30日
緊急時避難準備区域の解除


2012年
04月01日
帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域を設定


2013年
08月08日
川俣町山木屋地区が避難指示解除準備区域となる


2014年
04月01日
田村市都路地区の避難指示解除準備区域を解除①

10月01日
川内村の避難指示解除準備区域を解除、居住制限区域を避難指示解除準備区域に再編②


2015年
09月05日
楢葉町の避難指示解除準備区域を解除③


2016年
06月12日
葛尾村の居住制限区域と避難指示解除準備区域を解除④

06月14日
川内村に残っていた避難指示解除準備区域を解除

07月12日
南相馬市の居住制限区域と避難指示解除準備区域を解除⑤


2017年
03月31日
川俣町山木屋地区、浪江町、飯館村の居住制限区域と避難指示解除準備区域を解除⑥

04月01日
富岡町の居住制限区域と避難指示解除準備区域を解除⑦


2019年
04月
大熊町、居住制限区域と避難指示解除準備区域を解除へ⑧



避難者数の推移

赤色…県内避難
青色…県外避難
橙色…避難先不明


4万人超 いまだ戻らず

 福島県の避難者数(グラフ)は、2012年5月の16万4865人をピークに減少しているが、今年1月末時点で計4万2105人(県内9323人、県外3万2769人、不明13人)が、いまだ避難先にとどまっている。

 うち18歳未満の子どもは、県内外合わせて1万7487人(18年4月時点)に上る。復興庁と県、市町村による住民意向調査で、「戻りたい」との回答は双葉町(18年度)で10.8%、大熊町(17年度)で12.5%。「戻らない」は、ともに約6割を占めた。

 原発事故で福島県全域に災害救助法が適用され、避難指示区域外からも多くの住民が全国各地に避難した。民間賃貸のマンションやアパートなどの「みなし仮設住宅」が無償で提供されたが、自主避難者分は17年3月で打ち切られた。










以上、
『河北新報(第43971号)』より抜粋をさせていただきました。










それでは失礼致します。
Posted at 2019/03/30 17:45:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年03月17日 イイね!

女川原発2号機再稼働住民投票条例案否決 河北新報(3月16日)内容抜粋2019




こんばんは。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
以下のリンク先にもあります通り日本の原子力発電を巡る状況は混迷を深めております。そんな中ですね、宮城県にあります東北電力女川原子力発電所2号機の再稼働について、是非を問う住民投票条例案が15日否決されました。こういう話はすぐに忘れ去られてしまいますので、いつでも確認出来るようにこちらでも河北新報(第43961号)の内容を抜粋させていただきました。ご興味がある方はご覧いただけたらと思います。また、原発について考えるうえで何かのきっかけになれば幸いです。
原発、やまぬ逆風 震災後の再稼働9基 “成長戦略”輸出も「総崩れ」 毎日新聞さん





1面

女川再稼働投票条例 否決
宮城県議会自民など反対多数

 東日本大震災後に運転をしている東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例案を巡り、宮城県議会2月定例会は15日の本会議で議案を採決し、最大会派の自民党・県民会議、公明党県議団などの反対で否決した。(3・20・31面に関連記事)

 東京電力福島第1原発事故後、原発再稼働に関する住民投票条例制定の直接請求は宮城を含め計6件あったが、いずれも議会で否決されている。議長を除く議員57人のうち、反対は自民会派30人と公明会派4人、21世紀クラブ1人の計35人。賛成は旧民進党系会派のみやぎ県民の声9人、共産党県議団8人、社民党県議団2人、無所属の会2人の計21人だった。自民会派の1人が採決前に退席した。

 原案の採決に先立ち、野党側は公務員による意見表明が可能とした項目を削除するなどした修正案を提出したが、自民、公明両会派などの反対で否決された。

 与野党会派の計4人が討論に立った。県民の声の佐々木功悦氏は賛成の立場で「県民が意思を表明する機会を逸しない判断をするべきだ」と訴えた。

 自民会派の村上智行氏は二者択一方式に課題があると指摘し「県民の再稼働に対する思いを十分くみ取りきれない恐れがある」と反対理由を説明した。

 村井嘉浩知事は本会議終了後の取材に「結果を受け止める。再稼働を巡る判断などで答えを出す際、県民の代表である県議会や立地自治体の首長などとよく話し合い、私なりの考えをまとめたい」と述べた。

 条例制定を請求した市民団体「県民投票を実現する会」の多々良哲代表は「署名した11万人の願いを受け入れず、県民が意思表示する機会を奪った。議会と知事の責任は非常に重いと自覚してほしい」と述べた。





3面

女川再稼働 住民投票条例案否決
宮城県議会 増す責務
県民意見幅広く反映を

 宮城県議会に提出された東北電力女川原発2号機再稼働の是非を問う住民投票条例案は、自民党会派などの反対多数で否決された。再稼働の地元判断に、県議会は住民投票によらず責任を持つと意思表示したに等しい。議会制民主主義の担い手としての責務が重みを増したことを自覚すべきだ。(1・20・31面に関連記事)

 市民団体の直接請求が実現した背景には東京電力福島第1原発事故以降、再稼働に慎重な世論がある。署名数は県内有権者の5・75%と、先行した新潟県や静岡県を超え、県民の関心が高かったのは間違いない。

 議会に対する不信感も読み取れる。連合審査会で参考人の一人は「議員、首長と住民の意思の間にギャップが生じることがある」と指摘。再稼働の是非に、自らの意思が正確に反映されないのではないかと不安視する県民の意見を代弁したと言える。

 これまで原発に関する議論が活発ではなかった宮城県議会で、地元に立地する原発の在り方やエネルギー政策の方向性、民主主義の考え方などが論じられたことは直接請求の成果であり、評価されるべきだ。

 一方、署名の重みを踏まえた熟議がなされたのかどうかは疑問が残る。自民会は「慎重な検討」に腐心したが、当初から反対方針が見え隠れした。野党会派も与党側の動揺を誘う修正案までは示せなかった。

 「多様な意思を正しく反映できない」などとして住民投票を退けた以上、条例案に同様の意見を付した村井嘉浩知事とともに県議会は、再稼働を巡る意思決定の過程で住民意見をしっかりを吸い上げる責任を今まで以上に背負う。

 今後、再稼働に向けた手続きが本格化する。県や県議会が県民への説明責任を果たす場は、形式だけを整えたセレモニーであってはならない。(解説=報道部・吉江圭介)



原 発 稼 働
住民投票で賛否
否定的考え示す

電事連会長

 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例案を宮城県議会が15日否決したことに関し、電気事業連合会の勝野哲会長(中部電力社長)は同日の定例記者会見で「個別の話はコメントを差し控えたい」と述べた上で、原発稼働の賛否を住民投票で問う手法は望ましくない考えを示した。

 勝野氏は「基本的に事業者からすると、住民投票という形に持ち込まれることなく、原発の安全性や必要性についてご理解いただく活動を日頃しっかりやり、地域や社会の皆さまにご理解いただくことが大前提だと認識している」と指摘した。



【住民投票条例案に関する採決結果】
[注]○賛成、×反対、―棄権
佐藤光樹氏は議長で採決に加わらず

▼会派
結果/選挙区/氏名

▼自民党・県民会議
×/亘理/渡辺和喜
×/青葉/中沢幸男
×/青葉/相沢光哉
―/富谷・黒川/藤倉知格
×/多賀城・七ヶ浜/仁田和広
×/気仙沼・本吉/畠山和純
×/白石・刈田/安藤俊威
×/石巻・牡鹿/斎藤正美
×/宮城/安部孝
×/角田・伊具/長谷川洋一
×/富谷・黒川/中山耕一
×/石巻・牡鹿/本木忠一
×/大崎/中島源陽
  /塩釜/佐藤光樹
×/宮城野/石川光次郎
×/石巻・牡鹿/佐々木喜蔵
×/登米/只野九十九
×/大崎/菊池恵一
×/柴田/高橋伸二
×/若林/細川雄一
×/岩沼/村上智行
×/太白/佐々木幸士
×/栗原/長谷川敦
×/気仙沼・本吉/守屋守武
×/大崎/佐々木賢司
×/白石・刈田/横山隆光
×/若林/渡辺勝幸
×/泉/遠藤隼人
×/多賀城・七ヶ浜/深谷晃祐
×/泉/庄田圭佑
×/東松島/高橋宗也
×/名取/村上久仁

▼みやぎ県民の声
○/太白/藤原範典
○/宮城野/坂下康子
○/青葉/遊佐美由紀
○/石巻・牡鹿/坂下賢
○/柴田/須藤哲
○/名取/太田稔郎
○/遠田/佐々木功悦
○/気仙沼・本吉/境恒春
○/加美/高橋啓

▼共産党県議団
○/青葉/遠藤いく子
○/石巻・牡鹿/三浦一敏
○/塩釜/天下みゆき
○/若林/福島一恵
○/泉/中嶋廉
○/大崎/内藤隆司
○/太白/角野達也
○/宮城野/大内真理

▼公明党県議団
×/宮城野/庄子賢一
×/泉/伊藤和博
×/太白/横山昇
×/青葉/遠藤伸幸

▼社民党県議団
○/太白/岸田清実
○/栗原/熊谷義彦

▼無所属の会
○/青葉/菅間進
○/登米/渡辺忠悦

▼21世紀クラブ
×/青葉/吉川寛康





20面

県議会を振り返って
物足りなかった復興論議

 東日本大震災発生から8年の節目を挟んだ2月定例会が閉会した。東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例案が論戦の中心となり、震災復興の議論は物足りなさを感じた。

 一般会計当初予算案が可決された2019年度は、県震災復興計画(11~20年度)で定める発展期の2年目に当たる。村井嘉浩知事は定例会の冒頭で「復興の総仕上げのための極めて重要な年」と位置付けた。

 議員の質疑では、防災や観光施策、東京五輪・パラリンピックなどが取り上げられたが、いずれも踏み込んだ提言や検証には至らなかった。ポスト復興に向けた具体的な議論は影を潜めた。

 政府は会期中の8日、復興の基本方針を見直し、21年3月末に設置期限を迎える復興庁の後継組織を設けることを初めて明記した。被災地の将来に大きく関わる問題だっただけに、議会の淡泊さが目に付いた。

 住民投票条例を巡っては43年ぶりの連合審査会が開かれるなど、動きが目立った。議場に足を運ぶ多くの傍聴者の姿に、間接民主主義の意義を再認識した議員も多かっただろう。

 県は19年度、震災復興計画などの後継となる次期総合計画(21~30年度)の策定作業に着手する方針だ。目の前の復興の現状や厳しい財政状況を踏まえながら、新たな計画を練る難しい作業になる。

 震災復興が県の最重要課題であることは揺るがない。秋には県議選も控える。住民の代弁者として、議員には現場の声を踏まえた提案力や行政の監視力を磨き上げてほしい。(報道部・松本果奈)



77議案を可決し
2月定例会閉会

県 議 会

 県議会2月定例会は15日、本会議を開き、総額1兆1103億円の2019年度一般会計当初予算など議案77件を原案通り可決し、閉会した。

 東日本大震災で被災した県に対する教職員の中長期的な加配を求める意見書など3件、4月に実施される農林水産部の分割に伴い、県議会委員会条例の一部を改正する発議1件も全会一致で可決した。



女川再稼働 住民投票条例案否決
与党議員 苦渋の棄権も

 15日の県議会2月定例会本会議で否決された東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例案を巡り、反対に回った最大与党会派の自民党・県民会議で、1人が採決を棄権した。議員は「採決が仕事だが、自分の意思を貫きたい」と苦渋の選択をにじませた。(1・3・31面に関連記事)


石巻・牡鹿選出5人
与野党で賛否鮮明


 棄権したのは7期のベテラン藤倉知格氏。採決前に退席した。2月28日の一般質問では、将来的な脱原発の可能性に言及。住民投票条例案についても「賛成、反対の2択以外の選択肢を入れるなど工夫の余地がある」と述べていた。

 「持論との整合性を取るため筋を通したい」と本会議前の会派総会で話した藤倉氏。「共同歩調を取りたかったが、断腸の思いだ」と心境を吐露した。

 同会派の石川光次郎会長は「会派で採決の拘束はしておらず、それぞれの選挙区で背負うものがある。判断は個人に委ねた」と述べ、一定の理解を示した。

 原発立地地域となる石巻・牡鹿選挙区の5人は与野党で賛否が鮮明になった。自民の3人は反対、野党会派の旧民進党系「みやぎ県民の声」と共産党県議団の各1人は賛成した。

 自民の佐々木喜蔵氏は「直接投票にはなじまない」と反対を貫いた。「地元には原発で生活してきた人もいる。2択で割り切れる問題ではない」と強調した。

 「地元でも実施すべきだとの声は多かった。11万人の思いが届かず残念」と悔しがるのは県民の声の坂下賢氏。「立地と他の自治体の思いに乖離があるとの意見もあったが、福島の原発事故を見れば県全体で考えるべき問題だ」と訴えた。

 賛否の表明に慎重だった与党の公明党県議団は本会議で、4人が足並みをそろえ反対に回った。庄子賢一会長は「地域の声を聞き、多種多様な意見があると実感した」と説明。「多くの署名が集まったことは受け止めざるを得ず、非常に逡巡するところがあった」とも語った。


結果尊重すべき
知 事

 東北電力女川原発2号機の再稼働の是非を問う住民投票条例案が県議会で否決されたことを受け、村井嘉浩知事が15日、報道各社の取材に応じ「結果を尊重すべきだ。県議会がしっかりと民意をくみ取る立場として、責任を持って対応すると判断した」と述べた。

 村井知事は「県議会や県内の市町村長の意見を聞き、判断するというこれまでの私の意見を、議会が後押ししてくれた」との見方を示した。「県民の意見をないがしろにしたわけでは決してない」とも話した。

 条例案に付けた意見で賛否を明らかにせず、県議会の議論を呼んだ。村井知事は「当初の通り、申し上げるべきではない。この結果を受け止めたい」と述べるにとどめた。


与党反対ありき
市民団体代表

 条例制定を請求した市民団体「県民投票を実現する会」の多々良哲代表は15日、報道各社の取材に「条例案の否決は本当に残念。(与党会派は)反対ありきだったのだろう」と述べ、落胆した様子を見せた。

 条例案を採決する県議会本会議を傍聴席最上段の中央で見守った。反対した与党会派の主張を「反対のための意見と思わざるを得なかった」と批判。「知事と議会は県民にどう説明責任を果たすのか」と憤った。

 市民団体は昨年10月~12月に11万1743人分の有効署名を集め、条例制定を直接請求した。多々良代表は「民意が結集し、大きな力となった。近い将来、再稼働の是非が必ず問われる。民意の力で答えを出す運動を続けたい」と話した。


「事故リスク直視すべき」⇆「原子力政策は国の責任」
各会派討論


 県議会の各会派は15日、東北電力女川原発2号機の再稼働の是非を問う住民投票条例案を巡り、本会議での採決に先立つ討論で、主張を戦わせた。

 賛成討論は野党会派の2氏。旧民進党系会派「みやぎ県民の声」の佐々木功悦氏は「県民が重視するのは安全性だ。再稼働のリスクをやむを得ないと考えるのか、受け入れられないのか。意思表明の機会を求めるのは当然だ」と訴えた。

 共産党県議団の三浦一敏氏は「近い将来、太平洋沿岸で大地震が想定される中、女川原発事故のリスクを直視すべきだ」と強調。「県民投票で再稼働反対の意思がはっきりすることを恐れているのではないか」と反対派をけん制した。

 反対討論は与党会派の2氏。自民党・県民会議の村上智行氏は賛否を問う2択の投票方式に「県民の幅広い意思を的確に把握できるか」と疑問を投げ掛け「原子力政策は国が一義的に責任を負うことが現実的だ」との論陣を張った。

 公明党県議団の伊藤和博氏は「原発が立地する女川町、石巻市の声を第一に尊重すべきだ」と主張。直接民主主義の住民投票について「ポピュリズムの負の側面が表れることも無視できない。安易に住民投票に委ねることには弊害が大きい」と懸念を示した。





31面

女川再稼働 住民投票条例案否決
「県民無視」嘆く請求側

 署名した11万人の思いはくみ取られなかった。15日に宮城県議会で否決された住民投票条例案。東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う機会を求めた関係者や原発周辺の住民は、議会の判断に不満をあらわにした。(1・3・20面に関連記事)

 午後4時45分ごろ、条例案が否決されると、ほぼ満席の約150人が見守る本会議場の傍聴席は重苦しい雰囲気に包まれた。「無視された」「県民の声を聞く気がない」。ため息が漏れ、涙する人もいた。

 条例案を請求した「県民投票を実現する会」の多々良哲代表(60)は閉会後の集会で「否決ありきで反対のための反対を繰り返した」と批判。「原発再稼働の判断に知事や県議が責任を果たせるのか。運動を続けよう」と訴えた。

 県議が反対理由に挙げた「国策」「経費」に異論を唱える人もいる。傍聴に訪れた岩沼市の主婦鈴木真奈美さん(44)は東京電力福島第1原発事故後、乳幼児と北海道に自主避難した。「過酷な原発事故が起きて国策に翻弄されたのに、見て見ぬふりをしている。お金と命の問題を比べて、いいはずがない」と嘆いた。

 立地自治体でも不満の声があった。宮城県女川町の無職高野和子さん(71)は「賛否を口にしづらい雰囲気がある。無記名投票で意思表明したかった」と憤る。石巻市の会社員森邦子さん(63)も「党の方針に左右される県議ではなく、自分たちが投票で決めたかった」と残念がった。

 「女川原発UPZ住民の会」(事務局宮城県美里町)の勝又治子代表(71)は「署名活動を通じ、福島の事故の影響を受けた県民が女川原発を真剣に考えていることが分かった」と手応えを語った。

 東北電力は原子力規制委員会の再稼働審査を7月中に終える方針。その後、知事や立地首長らへの「地元同意」の手続きに入る。同社は「条例案への言及は控える。引き続き理解活動に努めたい」と説明した。


「11万筆に意義」・「二元制重視か」
30キロ圏首長


 住民投票条例案の否決を受け、女川原発30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)を含む宮城県内の自治体首長は、県議会の判断を冷静に受け止めつつ、「署名に意義があった」「二元代表制になじまないとの判断」など住民投票の意義、在り方について考えを語った。
 
 美里町の相沢清一町長は「11万超の署名が集まったことは意義があり、県民を巻き込んだ大きな動きであったことは確かだ」と採決に至る経緯を評価。「立地2市町を除くUPZ5自治体の首長による話し合いでは、多様な意見があることを理解した上で意見を述べていきたい」と語った。

 石巻市の亀山紘市長は「(住民投票は)市民の意向を直接伝える意義はあるが、議員は市民の負託を受けている。(否決は)県議会として二元代表制になじまないとの判断をしたのだろう」と指摘した。女川原発2号機の再稼働に関しては「安全確保を最優先にしていく」と述べた。

 女川町の須田善明町長は「議会での議論の上での自律的な判断と認識している。事業者には今後も安全確保の徹底を求めていく」と話した。


議論煮詰まらず
塩沢健一鳥取大准教授(地域政治学)の話

 原発再稼働を巡り県民の意見を聞くのは重要だが、宮城県議会は賛否2択の選択肢や住民投票の対象範囲の議論が煮詰まらず、現時点で採決するには論戦が不十分だ。ただ、再稼働の手続きが進めば、県や県議会は県民の意見集約に関して改めて十分な議論が必要になる。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故で被害を受けた宮城は他県と事情が違う。若い世代も巻き込んだ意見集約が一層、問われることになる。










以上、
『河北新報(第43961号)』より抜粋をさせていただきました。










それでは失礼致します。
Posted at 2019/03/17 16:43:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年03月11日 イイね!

3.11.東日本大震災から8年…学ぶべき教訓とは





こんばんは。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
携帯のアプリ「YAHOO!JAPAN防災速報」にて当時の新聞記事や写真、専門家からのアドバイスを掲載しておりましたので、こちらでも載せさせていただきました。ご興味がある方はご覧いただけたらと思います。また、災害について考えるうえで何かのきっかけになれば幸いです。






 2011年(平成23年)03月11日14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の海溝型の巨大地震である東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した。地震の規模としては、明治以降の国内で発生した地震としては観測史上最大規模の地震となった。地震による断層の破壊は岩手県沖から茨城県沖までの約500kmに及んだ。

 この地震で、宮城県栗原市で震度7を観測したが、特に津波による被害が大きく、津波の高さは岩手県宮古市で約40mに達するなど東北地方の太平洋沿岸部を中心に軒並み10m以上の高さとなり、壊滅状態となった集落や自治体も多かった。地震・津波による死者・行方不明者は災害関連死を含めると20,000人を超える。

 また、津波に襲われた福島県の東京電力福島第一原子力発電所では、非常電源設備を含む全電源を喪失、原子炉の冷却ができず炉心溶融(メルトダウン)した。これによって原子炉格納容器の圧力が上昇し、翌12日に水素爆発が発生、大量の放射性物質が待機中に放出された。発電所周辺の大熊町、双葉町などは現在も町の広い範囲が帰宅困難区域に指定されている。





専門家からのアドバイス
この災害で学ぶべき教訓は何か、専門家※が解説します。
※今村文彦さん(東北大学 災害科学国際研究所所長 教授 工学博士)
東北大学 災害科学国際研究所 津波工学研究室
災害科学国際研究所 津波工学研究分野



平常時の「もしも…」の想定が、命を救う
 東日本大震災は、マグニチュード9.0の巨大地震でした。さらに、日本の災害史上最大級の津波が、東日本全域の沿岸部を襲いました。津波の大きさは、1771年の八重山地震による昭和の大津波に次ぐ最大遡上高34.7メートルを記録しています。

 東日本大震災は地震の第一波そのものが非常に大きく、地震計を振り切ってしまったために、当初その規模をマグニチュード7.9と過小評価してしまいました。津波警報も、発生直後は津波の高さを最大6メートル(宮城県)とし、実際に警報を引き上げたのは、地震から28分後でした。亡くなった方の多くは津波が原因ですが、避難が遅れた理由として挙げられるのは、これまでの経験的判断が大きく関係していたといわざるを得ません。

 2010年02月に起こったチリ地震、そして東日本大震災の2日前にも地震(前震)があり津波警報や注意報が出ましたが、被害がほぼありませんでした。こうした経験が「大丈夫だろう」という油断になってしまったのだと思います。一方で、仙台市内にある仙台東部道路では、近隣住民の方およそ300名が高速道路上に逃げて難を逃れました。2004年のスマトラ沖地震を受け、国内であの規模の津波が起こったことを想定し、近隣の皆さんが東部道路を緊急的に避難場所として使用したいとNEXCOや仙台市に申し入れをしていたのです。

 このように、平常時から、「災害がおこったら…」ということを想定し、避難路・場所を確保すること、そして地域だけでなく学校教育においても子どもたちに伝えていくことが今後の減災には必要不可欠です。





災害の記録写真

























































 以前愛知にいた際に勤めていた会社は、そばに高速道路があったのですがそちらには避難できず大通り沿いから高台へ逃げる避難経路でした。避難訓練時では建物からでて決められた場所で点呼をとりつつ、あらかじめ決めておいた役割を各自こなしながら、隣同士の近い課ごと集まり一緒に行動し、途中で他の場所にいる各集団と合流しながら敷地外へ向かいます。高台までは5kmもなかったと思いますが徒歩で途中まで行って終わりでした。(今現在はわかりませんが…) 細かな違いはあれど出勤時に(会社敷地内で)避難する場合はどの会社も団体で行動しつつ高台を目指すと思います。

 外回り中(個人)の車での避難も災害時は停電も予想されるので、地震直後以外は渋滞や交通事故等が重なり時間が経つにつれ厳しい状況になるかもしれません。各会社の団体やその場で乗り物から降りた人などで歩道(避難経路)の混乱が予想されます。

 ですので、もしお勤め先の近くに高台になりえる高速道路があり周りに何もない場合は、宮城県(仙台東部道路)の例もありますので市や町、高速道路会社へ調整させていただけないか相談してみてはいかがでしょうか。一つの会社の申し入れではダメそうでも周りの会社と協力すれば話が進むかもしれません。会社だけではありませんが、一日のうちで一番長くいる場所からの避難経路を今一度考えていただきたいしだいです。

 宮城へ戻ってからも当時の状況を聞きましたが、今村教授も話されておりました「これまでの経験的判断」が行動の遅れにつながるとあらためて思いますね。親戚から聞いた話ですが、地震が起きた時、商業施設の立体駐車場の上の階から津波を確認したのですが、青空駐車場(1階)にいた方々には津波が見えておらずその場にいたようで、上にいる人たちで早くこっちへ逃げるよう叫んだり身振り手振りで知らせたそうです。もしかしたら、「地震=津波が来る」とは思っていなかったので行動が遅れたのかもしれません。やはり素早い判断と行動がとれるように日頃から想定しておくのは大切ですね。










以上、
『YAHOO!JAPAN防災速報』より抜粋をさせていただきました。










それでは失礼致します。
Posted at 2019/03/11 23:53:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年03月02日 イイね!

『ダイコン』内容抜粋2019




こんばんは。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
親戚からいただいたJA仙台のカレンダーにお野菜の豆知識が書かれておりました。いつでも読み返せるようにこちらでも抜粋をさせていただきましたので、ご興味がある方はご覧いただけたらと思います(´っ・ω・)っ







まいにち
●ヘルシーライフ●
健康★元気生活

使わないと衰える
骨と筋肉

寒い季節は外出がおっくうになり、暖房の効いた室内にこもりがちです。運動不足は全ての人に悪い影響を与えますが、とくに高齢者には深刻です。というのも、筋肉や骨といった身体を支える器官は、使わないとどんどん衰えて、弱っていくからです。加齢に伴う歩行機能などの低下をロコモティブシンドローム(通称ロコモ)といい、進行すると移動に困難をきたして介護が必要になります。運動不足や栄養の偏りが筋肉量の低下や骨密度の減少を招き、骨や関節などに障害を起こす原因となります。






自然が生んだ胃腸薬
美味しい野菜:
ダイコン
根の部分には消化酵素やビタミンCが豊富ですが、この酵素は熱に弱いので、生のままおろして食べるのがおすすめです。加熱すると甘みが増すので自然な甘みを楽しみたいときは温めると美味しくいただけます。ただし、時間が経つと独特の香りが強調されるため、おそしたら時間を置かずに食べましょう。葉にはカロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維がたっぷり。
■主な栄養素:ビタミンC、ジアスターゼ、カロテン、食物繊維など
各栄養素について気になる方は以下のリンク先もご活用ください↓
○ビタミンC
ビタミンC コトバンクさん
ビタミンC グリコさん
ビタミンCの働きと1日の摂取量 健康長寿ネットさん
ビタミンC わかさ生活さん

○ジアスターゼ
ジアスターゼ コトバンクさん
酵素‐ジアスターゼの働きとは 女サプ酵素支部さん
大根は消化酵素がたっぷり! 食材のおはなしさん

○カロテン
カロテン コトバンクさん
β-カロテン当量 グリコさん
ビタミンAの働きと1日の摂取量 健康長寿ネットさん
β(ベータ)カロテン わかさ生活さん

○食物繊維
食物繊維 コトバンクさん
食物繊維 グリコさん
食物繊維の働きと1日の摂取量 健康長寿ネットさん
食物繊維 わかさ生活さん



▼おいしい豆知識▼
①葉と根は切り分けましょう
葉から水分が蒸発し、養分を取られてしまうため、葉付きを購入した場合はすぐに切り分けましょう。葉の部分は塩茹でして冷凍保存ができます。

②茎の付け根が変色していないものを
葉付きは葉先まで瑞々しく元気で、葉が放射線状に伸び、葉脈が左右対称なものを選びましょう。しおれていたり黄色いものは避けましょう。葉が付いていないものは、茎の付け根が茶色く変色しておらず、なるべく白いものを選びましょう。この付け根部分にビタミンCが多く含まれています。



ダイコンの取り扱いや特徴について気になる方は以下のリンク先もご活用ください↓
大根(だいこん):旬の時期や産地と生産量 旬の食材百科さん
健康に良い免疫力を高める食べ物 大根 健康食べ物さん
春、夏、秋冬大根の特徴と食味 ダイコン栽培.comさん
大根-だいこん-radish おいしいねっとさん










以上、
『健康★元気生活』より抜粋をさせていただきました。










それでは失礼致します|∀・))))
Posted at 2019/03/02 22:23:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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