
今回は
前回からの流れで、RSのハンドリングについて。相変わらず街乗り+遠出、700キロ超の走行距離での評価です(峠を走ったらアップデートしたものを書く予定)。
前回書いた
足回りのエントリで、気持ちよさの説明にはハンドリングも含め他の要素の説明も必要になると書きましたが、ここではそれらの要素も含めてハンドリングのことを書きます。
このRS(というかFL1)は、ハンドリングについては個人的に、シビックという名前からちょっと違和感を感じるものがあります。ロングホイールベースと相まって
荷重をかけないと思うほど曲がらないし、コーナーが続くとそれなりにフロントは逃げる雰囲気を出します(公道走行でそれを感じることはほぼ無いと思いますが)。まぁ、普通にオトナな車です。普通に走らせれば。
しかしL15Cという、そこそこ回さないと元気よく走らないエンジンと、6MTという今どき珍しいマニュアルトランスミッション、タッチの良いブレーキ、それにレブマッチという変速時の回転合わせ機能と掛け合わせると、ちょっと様相が変わります。
エンジンを回すと気持ちいいので、ついフンフンと鼻歌交じりにシフトチェンジしながらアクセルを踏み込んでしまう。すると速度が乗ってしまうので、コーナー手前でスピードコントロールのブレーキをかけつつサクサクとシフトダウンしながらハンドルを切り込む必要があります。
あれ?きれいに曲がるね、この車。
曲がらないと書いたじゃないか?と言われそうですが、こう書きました。
「荷重をかけないと思うほど曲がらない」
つまり、荷重をかけると気持ちよく曲がるんです。
L15Cは低回転域だとダルなんでアクセルオフ時のエンブレ荷重は期待できませんが、タッチの良いブレーキ使えばいいだけでした。ただしブレーキ使うほどの速度が出ていなければいけないわけで。可能なら、シフトダウンするぐらいのギヤで走りたいわけで。
・・・どんな速度の公道を想定したのよ、明本さん。
150キロまではRSとか言ってたらしいですが、「150キロぐらいなら」の間違いじゃないですかね?まだ追い込むような走りはしてないですけど、明らかに高速域の挙動が素晴らしい(はず、と書いておく)。
後期モデルと併せてホンダアクセスが出したルーフスポイラーをつけていて、その効果もあるため一概には言えませんが、まぁ、RSの足が良くないとこんな楽しさは出てこないのではないでしょうか。
足回りがそこまでハードではないため、荷重移動の変化に少し時間がかかります。フロントをダイブさせて、ハンドルを切り込んでロールさせて、コーナー脱出の加速時に足が柔らかいのでリア下がりになってフロントタイヤの荷重が少し抜ける(硬い足と比べれば)。そんな感じで、タイムを削るとかそういう足ではないです。
しかし、荷重移動時に変な挙動はしない雰囲気はある(まだそこまで確認してないので、雰囲気でとどめておきますが)。その変な挙動をしないという理由に、素直な足回りとか、滑らかなエンジンとか、ブレーキのコントロール性とか、レブマッチでらくちんシフトダウンなどが寄与しそうな気配なんです。
・・・あれ、これ、出る場所出て走らせたら、めっちゃ気持ち良いんじゃない?
まだ予感でしかないですが、街乗りでも(そこまで頑張らなくても)荷重移動を意識して走らせると気持ちよく曲がります。・・・あれ、何気にヘタクソお断りじゃん。
ちなみに。
FL1前期も楽しくないかと言われたらそうでもないんです(FK7もそう)。ただし、自分の基準となるEK9と比べると、裸足感というか、ダイレクト感がちょっと足りない。RSも物足りなくはありますが、馴染んできたらちゃんとそれがあるんですよね。より素晴らしい乗り心地を犠牲にしたところに。
そんな感じでまとまらない文章ですが、自分の記録的な文章なのでご勘弁を。
週末、遠乗りになりそうなのでその辺を意識しながら転がしてくる予定です。
今日はそんな感じで。
→
ブレーキについても書きました。
ブログ一覧 |
シビックRS | 日記
Posted at
2025/03/27 23:28:46