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うっちー(FL1 RS)のブログ一覧

2025年02月04日 イイね!

シビックRS 初回ドライブ(慣らし)感想

シビックRS 初回ドライブ(慣らし)感想まとまらないので、いったんメモ書きのものを公開。
全て、20年近くEK9という原初のタイプRに飼いならされた人間の感想なんで、足回りとエンジンレスポンスの印象はバグってます。いや、普通の人に近づけようと思ったけど体に染みついたDセグタイプRの超絶クイック鬼レスポンスはそうそう消えません。

EK9、SPOONの市嶋さんが奇跡の一台と言ってたのがよくわかるわ。シビックRSも凄く出来が良いんだけど、(多分)シビックで作った大人のスポーツです。多分が付くのは、各所のあたりが完全につかないと「新車特有のカド」が繊細なチューニングの評価を邪魔してるから。たかだか300kmぐらい走っただけで印象がずいぶん変わったので、まだまだ車の評価が変わりそうなのです。



滅茶苦茶、大満足できるほど出来が良い。
でもその評価の90%はFL型という今のシビックシリーズ全体の出来の良さからくる感想だと思います。
というわけで、さらさらと書きだしたメモをどうぞ。

■感想
・前後方向への動きが軽い。特に前方向。
 転がり抵抗が無いのか?というぐらい。
・追い込んだ時の柔らかさは非タイプRであることを感じる柔らかさ。
 腰砕け的なものも感じる。
・切り増し時のハンドルの重さに違和感(一定過ぎる)。タイヤのグリップが高すぎるのか?低速時には抜ける感触はあるけど。
・静か。外気を遮断する。

■動力性能
・エンジン
 回転域ごとの印象はこんな感じ。
 シフトワークの駆使を超絶推奨。
 シビックらしく楽しいし、レブマッチでとにかくスムーズ。
 ・~2000回転は排気量なり。ギヤダウンのシフト操作必須。
 ・~3000回転は電気自動車のようなスムースさ。違和感あり。
 ・~4000回転はジワッという加速感あり。すごく良く出来たNA的な。
 ・4000回転~はターボ特有の伸び。おお!っとなる。

・ブレーキ
 ・踏力に過不足なく、というチューニングが素晴らしい。
  後述の2つのブレーキタッチに対して中道という感覚(現時点では)
  カックンブレーキに慣れた人には物足りない。
  スポーツパッドに慣れた人にはもう少し奥でコントロールしたいかな。

・フットワーク
 ・しっとり。ゴン太タイヤとそれなりの車重でド安定。
  ロングホイールベースも効いてる?
 ・リヤスポイラーもつけたので高速の安定性は驚くほどある。
 ・低速時に大きく切り増した時、切れ角が急に増大する感じがある
  (気のせい?)
 ・ワインディングは未確認。ちょっとロール大きそう。

■操作性
・アクセル
 ・スポーツで極小入力に反応、ノーマルは普通、エコはダル。
 ・エンジン回転域の特性なりの反応。ターボなのでEK9と比較するのは酷だが悪くないはず。

・マニュアルシフト
 ・走行距離3km時、とにかく硬い!わからない!!
 ・シフト位置に慣れて何度かそのギヤに入れると馴染む。
  あと、左右方向のトラベルが短いので慣れれば間違えなさそう。
 ・節度感があると言われるが、もう少し柔らかめが個人的好み。
 ・ノブが結構冷たい。これならRノブに交換しても良いかな。
 ・1速がやや遠い(身長163cm)

・ハンドル
 ・ノーマルは軽すぎてスポーツ一択。
 ・スポーツはしっとりした重さで好ましいが、切り増し時の重さが重すぎるような?
 ・ややハンドル表皮が滑りやすい感覚。
  もうすこしシボがあるか、吸い付くような材質がいいのでは?
 ・径は気持ち太くていいかも?EK9モモステ比較でやや心もとない。
・シート
 ・ホールドするために身体押し付けると歪み過ぎない?
  レカロの高剛性を実感。快適性と高剛性は両立するでしょ。

■制御系
・ドライブモード
 スポーツ一択。
 アクセルワークで親指付け根の極小入力に反応したのはこれだけ。
 ※EK9レベルで入力に反応してくれる。
 1km程度の加減速はこれができないと無理。
・前述のハンドルの適度な重さが無いのが。。。
・メーターの変更は別に…という程度。

■各シチュエーション別
 高速道路
  洗濯板を軽くいなす足。どうなってるの?
 街乗り
  家族を乗せて
   後部座席が母親に好評(過去最高と言われた)
   助手席が暖かい(嫁評価。密着度が高いから?)
   運転席のポジションが取りやすい(元シビック乗り父より)
   
いったん、こんな取り急ぎな感じで。
Posted at 2025/02/04 01:17:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | シビックRS | 日記
2025年01月31日 イイね!

改めて、ようこそRS。

改めて、ようこそRS。23日納車、30日引き取りと変則的な手続きで我が家にやってきたシビックRS。
タイトル画像の通り、標準顔に変えているのでRSっぽくない仕様になっています。おそらく24モデルは2000台強の生産になるかと思いますが、その中でこの仕様のRSが果たして何台いることか。
部品はあるので、交換はできますけどね。

それにしても、車を買うってワクワクするものなんですね。前車が愛着あったのでどうなるかと思いましたが、ちゃんと嬉しさを感じています。
サイズが爆上がりしたので機械式駐車場の壁や柱がとにかく怖かったけど、何とか収まり。引き取り時は前車売却でバタバタしていたので何もできていませんが、もちろん走りたくてうずうずしています。

まぁとにかくカッコいいです。このFL型シビックは。
FK型も攻撃的でカッコいいなぁと思いましたが、マイルドになったとはいえ十分攻撃的です。ライトは細いし、5人乗れる車としては背も低くリヤはめっちゃ傾斜させてるし。FK型で見る角度によっては感じたリヤのデザインの腰高感も抑制されているし、プラスチッキーな黒グリルも(おそらく無塗装だけど)色味が変わったのかそこまで気にならない(ロアグリルがまだまだ大きすぎるけど→FL5準拠なので仕方ない)。
リヤゲートスポイラーをつけるとエレガントなラインが崩れて勿体なかったのですが、カナード的(効果は未検証と言っていたので「的」)なフロントアクセサリーをつけるとバランスが多少良くなります。

運動性能についても、絶対FRじゃなきゃ嫌だとか、4駆しか認めんという人でなければ今どきのFFは優秀ですし、テンゴターボは経済性と動力性能のバランスが(他車と比較しなければ)とてもいい。車の動力性能なんて、競技車じゃなきゃ自己満ですからね。納得できる加速感と車速の伸びがあれば、カタログの排気量や馬力の数値に左右されるのはもったいないです(もちろん、その数値は絶対に超えることはない壁ですが)。

何より、ダイレクト感を増そうという意図が端々から感じられるRS専用チューンがこの車と対話しよう!という意欲を掻き立ててくれます。暴力的な馬力を使いこなすのに取り組むのではなく、必要十分な動力性能とRSというグレードにふさわしい味付けを感じて気持ちよく乗りこなせ。開発者からのメッセージをそう受け取りました。まだ10キロぐらいしか走ってないけど。
おそらく「走ってナンボ!」という点では、今のホンダのラインナップではナンバーワンじゃないですかね。ちょっと維持費高めだけど(タイヤ)。

早速、週末実家の父親見舞いで結構走ることになりそうなので、慣らしを兼ねて走ってこようと思います。帰省ルートは高速、(選べば)ワインディング、街中とシチュエーションが揃ってるのでそれぞれのファーストインプレッションを感じられそうです。前期FL1で感じたことが、どうなっているかとか。

既に僅かな走行でもインプレネタがいくつか発生していますが、帰省ドライブの情報も含めて投稿しようと思います。購入検討者向けに取り急ぎとしては、e-hevもしくは前期ガソリンモデルも併せて乗ってみることをお勧めします。

今日はそんな感じで。
Posted at 2025/01/31 15:36:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | シビックRS | 日記
2025年01月31日 イイね!

さらば、そしてありがとうEK9。そしてこんにちはRS。

さらば、そしてありがとうEK9。そしてこんにちはRS。ついに訪れた、EK9との別れ。
朝一でシビックRSを引き取り、駐車場のEK9と入れ替えました。
荷物はあらかた出してあって、一部の箱だけこのタイミングで移動。
10分程度の再開の後、新旧シビックは再びお別れとなりました。
おそらく永遠となる別れに。



後はお別れドライブを兼ねた、買取店への移動。
あれだけ物で溢れてた小物入れ達がすっからかんの状態で走るのは、納車以来だったでしょうか。



途中でご飯を食べ、お店について、手続きをして、最寄り駅まで送ってもらって、電車で帰ってきました。

1997年の発表ニュースで心奪われた日以来、途中の中断を挟んで続いていた30年弱のEK9との物語はこんな終幕となりました。

最後のドライブで色々感じたことがありますが、自分の言葉はもうRS側からの視点となっていました。既に今日(もう昨日か)時点で私の中のEK9は過去となり、RSとの物語が始まっていた様です。

というわけで、EK9の投稿は(多分)これでおしまいです。ひょっとしたら比較とか振り返りとかするかもしれませんが、それは「EK9」であって「私のEK9」の話ではありません。

・・・書きそうだけど(汗)

いや、もう、たった12キロしか乗ってないけど、RSで書きたいことがたくさんあるんです。僅か走行3キロでやってきた新車は、私の知らない色んな事を教え始めてくれています。たった一週間オーバーラップしただけで、EK9が色んな事を教えてくれたので(おや、もう雲行きが怪しいぞ)。

書いておかなきゃ。RSのこと。どう育っていきそうなのかを。

ホンダの純内燃機関MT車の最後に発表されたモデルなるかもしれないRSについて、もっと知ってもらって、この車がハマる人に検討してもらいたい。
できれば中古ではなく、新車で乗ってほしいから。
タイプRは確かに素晴らしい車だけど、全く違う選択肢があるんだよ、と。

オールドタイプR乗りだったからこそ言えるあれこれ、ありそうです。
RS「も」素晴らしい車です。
タイプR「しか」礼賛できない連中には書けないこと、書いていきます。
RS側の視点で、25モデルがまだ注文できるうちに、情報発信していきます。
(正式注文の開始はまだまだ先だろうけど)

今日はそんな感じで。
Posted at 2025/01/31 00:55:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | シビックタイプR(EK9) | 日記
2025年01月29日 イイね!

明日のお別れの前に(EK9)

明日のお別れの前に(EK9)シビックRSの納車は済ませたけれど、諸事情がありEK9がまだ駐車場に収まっています(画像はショッピングセンターの駐車場→イメージってことで)。

それも明日まで。買取のお店まで最後のロングドライブをしてお別れを済ませてくる予定です。というわけで、おっさんの未練たっぷりの日記です。RSの目新しい情報はないんで、それを期待してきた方はそっと閉じていただければ。

さて。
購入直後のころに撮影した写真はPCクラッシュで残ってなくて、現存する一番古い写真は2007年撮影のもの。おそらく、ポリマーかけた後のものだと思います。



行きつけのお店が無くなるまで、10年以上半年ごとにメンテナンスポリマーをかけ続けていました。いつも言われるのは「かけるところないです」。駐車が地下部分で光に当たらず、走行も週末に買い物でちょっと走るのと、年数回、旅行や帰省でロングドライブをするだけなので塗装にダメージが無いんですよね。
ただ、洗車機に突っ込んでいたのでワイパーアームの塗装が剥げていたり、ちょっとかわいそうな感じです。その分、下回り洗浄も定期的に行っていたので錆は殆ど出ていないはず。

そんなナンパな所有だったんで、VTECに入れるのもほぼガソリンスタンドで給油直後に少し頑張るだけ。「ガソリン減るよ?」と助手席から声がかかるので、トホホとすぐに省エネ走行になっちゃいますが。

とはいえ、ちょっとかわいそうなこともありました。
納車翌週に、強風の中遠出をしたらフロントガラスに飛び石を食らいすぐ傷物になったりとか→リペアで済ませていたけど、結局数年前に交換。
ボンネットももちろん、飛び石だろうなという小傷が無数にあります。
ポリマーはかけるけど基本無頓着なのでプラ部品やゴム部品はそれなりに劣化していますし(水漏れなどは幸い発生していないようですが)、ホイールも一回チェーンをつけなければならない事態になった時に傷がかなりついてしまいました。
リップやサイドも3方向全てこすり、これも数年前に一度全部交換しています。
一番大きかったのは盗難未遂。ドアをバールでこじ開けられ、諦めてくれましたが助手席ドアが歪み交換の憂き目に。それ以降、駐車にはかなり気を使ってきました。

結婚ちょっと前に買ったので買った直後はサルのように走り回り、結婚以降は普通に足車として働いてくれました。

独身時代は遠征、暴走、車中泊(疲れて眠ってしまっただけ→若かった)など、そこそこ無茶をさせましたがタイプRという名に恥じぬ走りをしてくれました。
足車となってからは、シビックという名に恥じぬ働きっぷりでした。荷物は積めるし、(乗り心地はともかく)4人ちゃんと乗せて旅行にも行けるし、狭い道もすいすい入れるし、燃費も街乗りでL10、高速では狙えばL15は走りました。

Dセグメント車格で作られた最後のシビックであるEK型をベースに作られたEK9は、ある意味オールドシビックの集大成のような車でもあったと思っています。
EU型以降のCセグに車格を上げたシビックは新しい歴史を紡いでいる別物。そのため、今回購入したシビックRSも全く別の車と割り切っています。
AE92で始めた小僧車の歴史は、ここで一旦おしまいだと(間のボルボはまた別枠で・・・)。

経年劣化による各種軋み音も、防音レスの車体で大雨の時のトタン屋根のような雨音も、一名乗車でヒャッハーと吹かした時のB16Bの咆哮も、明後日からは聞こえなくなります。故障におびえることもなくなるでしょう。
全てが機械的に繋がれていた操作系も、ほぼ電子制御の介入を受けることになります。サイドブレーキレバーもイグニッションキーもありません。ダイヤルやボタン操作だったエアコンやオーディオも、タッチパネルやオッケーグーグルで操作できるようになります。すべて考えるのではなく、車に頼って操作することになります。どう制御するかではなく、どう使いこなすかに頭を悩ませることになるのでしょう。

車はそう進化した。
だから自分もアップデートする。

車と共に歳を取るのではなく、車とともに進化する事を選択したので後悔はしません。哀愁や惜別の念はありますが、RSと共に歩む次の車人生に期待し、EK9は「良いパートナーを探してください」とお願いした買取店に良縁を結んでいただけることを信じています。

ありがとう、EK9。
これからよろしく、RS。




明日は車を置いてきた後、一人電車で号泣しないか心配です。
(今も書いてて、おっと視界がぼやけてきたぞ・・・)

今回はそんなおっさんの涙なんて誰も求めてないぞ、的な感じで、
Posted at 2025/01/29 12:27:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | シビックタイプR(EK9) | 日記
2025年01月27日 イイね!

シビックRSが響かない人について

シビックRSが響かない人について割と短期間に、対照的な動画が2本上がってきたので考察しました。

【タイプRvsRS?】谷口信輝 と 織戸学 が シビックタイプR と シビック RS を試乗!FL1とFL5の違いは?シビックRSの実力をチェック!
【水野和敏が斬る!!】1. プジョー408 GT HYBRID | 2. ホンダ シビック RS

前車は否定的、後者は肯定的にシビックRSをインプレッションしています。
※一部あえて表現をマイルドに書いています、と書いておきます。
なんでそうなるかな?と考えたのがこのエントリの趣旨です。

私なりの結論は以下の3点になります。
異論多々あると思うので、そういう方はコメントいただけると嬉しいです。

①絶対馬力が正義な人にはRSは響かない

これは特に、FL5と比較する人には顕著に見られるかなと思います。
FL5に固定して書くと、ステージが全く違う車なので比較にはならない。
だいぶ古い話ですが、日産のスカイラインが32時代にGTS-tとGT-R比べた人いました?あれもエンジンが600cc、馬力が75馬力違ってて、全幅も広げられた全くの別物でした。
その時代を知ってる人が前者の動画に出てるので、もうびっくりなわけですよ。
みんな歳取ったなと。

②チューニング前提な人にはRSは響きにくい
無印で良いじゃん、と谷口選手が言ってる言葉が全てだと思います。

谷口選手は無印FL1前期MTをWebCGで結構褒めてるんですが、おそらく「足」としての評価なんですよね。そこそこ乗り心地が良くて快適で、スポーツ性があり楽しく走れる。足を硬くして細かく手を加え、値段を上げてしまったらその評価から外れた車に萎えるわけです。

安いグレード買っていじればいいじゃん。
はい、いじれる人はそれでどうぞ。
エンジンの基本は変わってないはずなので、気が済むまで手を入れてください。

そうでない人もいるんですよ、と。
EK9を20年近く、無改造で乗るような、ね。

とはいえ、アフターパーツはいくつか出ているので「響かない」ではなく「響きにくい」としています。チューニングの楽しさは知っているので、出来る人、したい人には手を加えて自分好みに仕上げて、もっと車を愛でてほしい。

③物価高騰を無視してるドリーマーは(自粛)
これも谷口選手が言ってる「FL5と数十万しか違わないじゃん」が全てです。
確かに今からでも、キャンセル待ちとか幸運にも買える人はいると思います(実際、自分も受注停止後にアプローチをいただいたことがある)。でも、新車では通常のルートでは買えないですよね?
それ、いつまで言い続けるかな、自動車メディアの中で、と。
まだまだ自動車価格があがるネタはあって、RSの25モデルが塗装変更のみで20万アップって、おそらくe-hevなども同じぐらいあがると予想してます。なぜなら修理時の塗装費が高騰してるって聞いてるから。新車丸ごと塗るなら、そりゃ塗装費アップするでしょと。シビックに限れば、ただでさえ国内だと安いんだから(昔は逆でしたが)。自分が車壊した時の修理費、聞いてないのかと。

そんなわけで、一般教養もない人だとこうしてアホな前提で喋るわけです。ここまでくると、可哀そうにとしか言えない。
まぁ、受けを狙ってかもしれませんが、特に自動車レースを戦ってる人がメーカー利益を考えないで喋るのは害悪でしかないですよね(国産メーカー乘ってないからかもだけど)。
スポンサーフィーをアホほど持ち込める人なら違うかもしれませんが、それでも自動車レースってメーカーから見ればレースは金食い虫で、興味のないメーカー内部の経営から見たら切り捨てたいコストの上位にいるわけです。
だから、こういう「レースに興味を示してくれそうな人が買いそうな車」は少しでもその車を理解して、それを求める人たちに正しく導くってことが自動車を評論する人たちに求められないですかね?アンマッチさえ発生しなければ、その人たちには気に食わない車でも気に入る人はいるかもしれないんですから。
で、利益が増せば走る車という利益の薄い車が作りやすくなるんですよ。
ベンツやポルシェはそうだよね?どっちも今はSUVメーカーですよ。911なんてろくに売ってないんだから。

ちょっと脱線したので、元に戻します。

価格を見れば、RSはFL5と比較するまでもなく高いです。
とはいえ、エンジンにターボつけてオプションてんこ盛りをベースに細かなファインチューニングを施して、それをろくに販売台数を稼げない国内専用なんてしたら価格は上がるに決まってます(せめてアジア展開ぐらいはして嵩増しして欲しかったですが)。

でも、待ってたらこういう車の値段はもっと上がるんです。
なので、こういう車を「新車」で欲しい人はとにかく早く買ったほうがいい。
新車では買えなくなる時代は迫ってて、時代は待ってくれないのでどこかで踏ん切りつけるしかないんです。なのでFL1/FL5どころか、FK7/FK8を買った人たちはとてもお得に買えているわけですよ。
あと、オールドシビック乗りで今のシビックがでかい、高い、という人はとっととスイスポ買ってください。あれ、マジで良いっすよ。新車で買えるかわからないけど。

また、気に入らないところはチューニングしてもいい。アップデート的なチューニングや装備追加も有名どころからパーツ供給されてるのでできます。そのベースとして①が原因で不満がある人は、中古で良いならFL5ではなくFK8やFK2(はちょっと年式が行っちゃったかな)でいいと思います。FK8は試乗しましたけど、街でも車幅考えなければ滅茶苦茶いい車ですよ。デザインが気に入ってて、タイムアタックと化する人でなければFL5に買い替える必要なんてない。

また脱線したので元に戻します。

そんなわけで、前提条件が狂い続けてるRSへの評論はそろそろ終わりにしてほしいなぁ、と思います。特に厳しい方向はもっと「正しく」評価してほしい。水野さんのブレーキについての指摘はそうだよねと思います。シビックは昔から純正ブレーキ、プアでしたから。

後、他メディアと同じく旧来の自動車関係のメディアも賞味期限切れかな、と思い始めてます。蓄積したノウハウは無視できなくても、表現方法が一向にアップデートされないのはビジネス展開の限界点を超えてるのかもしれないな、と。
なんで売れるんだろう?ではなく、売れる理由をつかんでそれを増幅させたり、もう少しこうなればいいのにという要望をアフターパーツメーカーに気づきを与えるような情報発信をすべきなんじゃないですかね、とか。

まぁ、シビック以外の情報は比較車程度しか見てないので辛口すぎるかもしれませんが、車ってまだまだこんなに売れてるんだからやりようあるでしょ、とか思います。それがRSへのおかしな表現が一定数混じることにつながっていたりしないですかね、と(稼ぐのってホント大変ですけど)。

最後に、RSは手放しで褒められる車ではないです。制約がいっぱいある中で作ってるので、指摘したい事は山ほどある。それでもいい車だし、制約がたらふくある中で作ってる、というところがシビックらしいんですよ。EK9から始まったタイプR以前のシビックのホットモデルの多くは、そういう制約の中で作られていた車なので。RSを名乗るのに、ある意味相応しい車じゃないかなと思ってます。

と、今日はこんなノスタルジーで閉めた感じで。
Posted at 2025/01/27 13:40:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@しびっくま9000rpm そんな罠があるの知りませんでした。」
何シテル?   01/24 12:09
2025/1/30~ 1週間の納車後インターバルの後、標準顔ホワイトのシビックRSユーザーとなりました。 まだこの車のユーザーとして書けることが殆どないので...
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