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雪国の秋田犬のブログ一覧

2014年10月02日 イイね!

S-GT/GTの魅力。

S-GT/GTの魅力。注)画像はGR 20thモデルです。

最近になり中古車市場へとGH/GEのモデルが出回る事が増え、ユーザーの増加に繋がっているという嬉しい情報を入手しました。
この流れに乗っかる為に今乗っているGTグレードについて個人的観点をつらずらと述べてみたいと思います。

先ずタイトルにもあるグレードについてですが、インプレッサシリーズでは従来(2代目マデ)WRXというグレードが存在しており、今のWRX STIへと受け継がれる戦う系譜のモデルとして認知されています。
そして3代目へとモデルチェンジした時に「WRX」の名前は変更となり「S-GT」として送り出されました。
之には賛否両論ありまして、加速が鈍いとか期待外れだとかイロイロと言われていたことも。
しかし尖ったモデルではなくあくまでもGT。グランドツーリングの意味の通り快適な運転を提供してくれるという点にむしろ注目すべきではと。
更なる性能を求める方はWRX STIを購入という運びになるのでしょうから。

車の位置づけは大事ですが、それよりも大事なのがお値段。
多くの方にとって選ぶときの最重要なポイントとなることでしょう。

3代目モデルのGE/GHグレードには大きく分けて
1500NA
2000NA
2000ターボ
の3タイプが存在しています。それぞれに2WDと4WDのモデルが設定されていることもありますが、大きい区分けで一つ。

これを大体のお値段(新車価格)と販売比率ですが、
1500NA→約150万円 構成比約70%
2000NA→約200万円 構成比約10% 
2000ターボ→約250万円 構成比約15%
となります。

3ナンバーとボディーが拡大したのですが、それまでの購入層を形成していた主婦層の方々も含め1500NAの売り上げが一番多かったようです。
後に登場した3代目STIは正式名称「インプレッサ WRX STI」だったので、このボディーがベースとなっています。
なので剛性は引けを取らないモデル。これは共通する魅力の一つですね。
さてGTグレード(略称)についてのお値段ですが、高いように見えて今の価格帯と比べればかなりのお得感に見えます。
その一つがエンジン性能で、最高出力を馬力換算すると、
1500NA→110馬力
2000NA→140馬力
2000ターボ→250馬力
となりまして、2000NAと比べると+50万円で+110馬力、1500NA一台分のエンジン出力を加えた性能を得ることが出来ました。
今の価格帯に比べてみると安い部門に入るのではと。
参考にSTIは2000ターボでも308馬力。GTグレードからは更に+58馬力ですが、価格は+100万円の約360万円となり一気にお値段が跳ね上がりました。
例えばレヴォーグはレガシィの後継であるという背景もあるのですが、価格帯は約250万~330万。
一番下のグレードで3代目インプレッサのGTシリーズと同等…。
4代目フォレスターでもターボモデルは約270万~280万ぐらい。
もう少し安ければ現実的にも…と思ってしまいます。

と、エンジンとお値段の下りはこの辺りなのですが、それではこのグレードを選ぶ魅力は何なのか。
正直私が一番最初に選んだ理由は「お値段」です。
STIだと400万円に迫る。けれども税金込みで300万円ならば現実的という理由です。
また当時は300馬力オーバーの車を扱える自信が無かったというのもありますし、必要無いと思っていたことも。
…今では魅力的に映りますが(笑)

では、遅まきの本題を…(ぇ
先ずは動力性能から。
排気量が2000あれば十分な性能だと言われることも多いですが、ターボユニットを組み込む事により山間部等でも十分な性能を発揮。
頑張って踏まなくても上ってくれるので不満はありません。
加速の鋭さなどはそこから先のお話。回転数上げてタービン回せばしっかり早いですよと。
ターボエンジンを搭載しているというだけで満足度が上がるという要素もあります。が、同時にメンテナンスにも注意を払う必要が増えるというのもありますけども。

次に燃費。
STIではカタログ燃費(10.15モード)でリッター10。実燃費はもう少し下がります。
それぞれカタログでは1500NAがリッター16~14。2000NAは約リッター14。
そしてGTグレードはリッター13。
悪くない数値です。
むしろターボユニット積んで重量が増しているのに極端な燃費の差にはなっておりません。
今までのデータから実燃費はリッター辺り10km
これを「燃費はどれぐらい?」を聞かれたときに答えると、


Σ(・ω・;´)そんな走るの!?

と、何時も驚かれます…(笑)
どうしてもターボ=燃費悪いというイメージが付いていますが、今の小型ターボブームの先駆けて、ターボでもやれているんだぞ!と示せるのは嬉しいところです。
実用性を考えるなら決して無下に出来ない要素ですしね。

そして装備品についてですが、純粋な「インプレッサ」としての上位グレードだけあって標準装備がずらり。
赤ステッチステアリング、レッドルミネセントメーターなどの装備は今でも色あせないものとなっています。
シートに本皮設定やレカロシートは無いですけどもw
専用性で見るとSTIよりも少し劣る装備が与えられているような感じでしょうか。卑下ではなく上手く纏められているな~と私は思いますが。

そして選択する時に嬉しい要素

MTの設定がある事

フォレスターの3代目であるSHもそうですが、この時代にはMTがまだ優遇されていたんです。
今みたいにAT(CVT)ばかりでMTって何?ぢゃないんです!
しかし室内を覗き込んだ人から、「え、5速なの??」と言われる事もあります。
確かに6速MTはある種の憧れもありますが、不満や不足はありません。
引っ張って踏めばいいんだ!と思っています(`・ω・)
私はATも乗っていましたのでシフト操作で比べると楽しいのはMT(あくまで主観ですが…)。
ATにスポーツシフトを搭載していますのでMTのような操作感覚を味わえるとはメーカー談。
ただしシフトアップを忘れて「おぉぅー」となることもしばしばでしたが(・ω・`)
パドルシフトを装備していれば更なる楽しさを得ることが出来るでしょう。これはATの特権で羨ましく思える要素です。


アレコレと細かく書けばかなりあるのですが、私の中で最高の装備は「クルーズコントロール」です。
後に追加されたWRX STI Aラインには装備していますが、STI(MT)にはありません。
が、GTグレードにはMT/AT両方に標準装備。
AT車がクルーズ走行は分かるのですが、MTでも速度固定で高速道路を設定速度で巡航可能なのです…!
実際に右足と左足の両方を添えるだけで進む車に感動したのを覚えています(*´ー`)
その最中にクラッチ切るとどうなるんだ??とは怖くて実験していませんが、グランドツーリングをするのに相応しい装備ではないかと思っております。

アプライドモデルはA型~D型マデの4タイプ。
それぞれの型にしか無いボディーカラー等で一目見れば区分けが付くことも特徴かもですね。
(これはスバル車全般に言えますが)
この中で最も専用で特殊なのがエンブレム。
A型のみに「15S」「20S」「S-GT」の名前が与えられており、「20S」「S-GT」の二つはこの時しか存在していないレアエンブレムです。
B型からは廉価グレードから「1.5i」「1.5L」「1.5S」という風に細分化されましたので。
「S-GT」はその後は「2.0GT」に統一されましてモデル最後まで使われ続けました。
それに伴いエンブレムは「GT」とだけ。ちょっと寂しさを覚えたものです。

長々と書きましたが、車を選ぶ要素は人それぞれ。何を重視するかにもよります。
STIまでは買えないけども実用性を見据えてというのもありますし、改造しまくる為にあえてコチラを選ぶ方も。
私は街乗りメインなのですが、通常使用の範囲で不満はありません。
そりゃーSTI装備が羨ましく見えないと言えば嘘になりますし、継ぎ接ぎしてるのでそこはご愛嬌。
けれどもこの車が好きで乗っているのでいいのではと。
WRX STIという影に隠れがちだけども光るものを見つければこの車の選択肢は十分に「有」ですよ~
価格帯も手頃になっているでしょうし、迷ったら買って下さいとアピールしてみます(´・ω・)ノ
Posted at 2014/10/02 23:46:15 | コメント(8) | トラックバック(0) | クルマ

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