• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2020年06月04日

U.K.娘の学校選び②(2週間2000キロ)

U.K.娘の学校選び②(2週間2000キロ)
学校訪問初日。
 
カントリーロードをドライブし、指定時刻前にレセプションへ。
この後アドミッション担当者とご挨拶し雑談もそこそこに早速面談開始。

次々と担当者から質問され自分の言葉で自分の考えや希望を述べる娘を見て大人になったとバカ親になり感心する。めったに見れない真剣な話方、話の間にジョークを挟み関西人らしく笑いを取ったり。
1時間余り会話が続き質問も終えたところで校内をご案内頂くことに....。


街全体が学校敷地で各目的ごとの建物が立ち並ぶ。


パブリックスクールには必ずある教会。学校の中心、毎朝集まりここで一人づつ皆の前で演説が行われる(輪番制)。


学校の食堂、ビュッフェ形式。メニューは豊富!建物は古いが中は近代的です。
(おいしく頂きました。)


アジア人もプライズもらってます。


日本の中高校と違い親の方は直接的には入試や面接に関して何もすることが無い。
今回も、娘とは別のソファ座り横で聞いてるだけたまに質問したりする程度。
学校は生徒のパーソナリティーをみて合否判定を行うようです。
今回は入試なしで面談と校内の視察。
(面談で試験OKとなればSG帰国後オンラインで行う)


※ここで英国と日本の学校システムの違いなどをご説明。

ご家庭の教育方針選択のご参考になれば幸いです。
特にIBカリキュラムを選択されるご家庭向きとおもいます。
(注:個人的見解も含みます。)

いわゆる英国パブリックスクールに分類する学校は全てインデペンデントスクールです。
日本のように文科省からの補助金で運営されているのではなく、それぞれの学校基金で運営され自由なカリキュラムや校風で運営され伝統が重んじられます。
勿論、英国の学習基準は明確に有りますが、それは卒業資格検定試験を国が行う事で基準を満たしている。
なので学校ごとに校風など異なっていてこれが非常に興味深いところです。


このアドミッション受付までがなかなかハードルが高く、エントリーからアドミッション受付、面談まで長いところでは3年前(小学校低学年)からエントリーするような学校もあります。
幸いながら我が娘は途中入学?(中3相当)なので学年に空席がある学校が見つかり即エントリー可能になりました。
しかしながら、ハードルが下がるわけではなく同じように選考基準があり、最後はヘッドマスターが決済する仕組みです。

なので今回もダメもとで家族旅行気分で楽しんできました(笑)。

各校組織のTOPであるヘッドマスター(校長にあたる)がパブリックスクールでは絶大な権力者で日本の学校システムでは校長職と文科省役人も兼ねた?ような絶大な権限があります。予算執行権や人事権、カリキュラム、寮のシステム果ては学費まで。
このように基本的システムが統制的な日本型と全く異なり、英国式学校システムの最大の特徴です。
人間教育の根幹にかかわる違いと個人的には考えています。
例えば、はみ出た人ものびのび育つそんな土壌があると思います。それは英国首相を見ていればわかるような気がします(笑)。

今回の転校には教育カリキュラム変更希望が元々ありました。
前回述べたように我が家はInternationlBaccarorealte(略称:IB)で小学生から学び教科横断型探求学習が非常に合っていたと思いますが、ディプロマ学年になるとハイレベルとローレベルそれぞれ3科目合計6科目を専門的に深く学ぶ必要がありこれがかなりハードであることがIBの特徴でもあります。その代わり大学入試でかなり優遇されますが。(40点以上取ることが目標です)
IBカリキュラムの総仕上げIBDPの教科選択がIBカリキュラムの最も重要な選択で、この選択が将来を左右するといっても過言ではありません。

我が家の今回の転校劇の最大の理由がこれです。

今の学校では娘に合っているDPカリキュラム選択ができない事がわかった時点でディプロマ基準での学校選択と下の娘はIBカリキュラムとは別のA-LAVEL(英国式)に乗り換えるという二つの大きな選択がありました。

IB(日本式記憶力重視とは真逆の考える力を養う学習スタイルです)はそのカリキュラムがあっている子供とそうで無い子供がいるのも事実。
また下の娘のようにIB探求学習大好きでも、DPで6科目選択必須はかなりキツイ(効率が悪い?)という事実もあります。

という事で、お姉ちゃんはIBDPで自分に合う教科選択できるIB校に転校、妹は英国でA-LEVELからシックスフォームで大学へという選択肢を取ることに。



長くなりまた少々固くなりましたので続きは次回へ....。

次は英国ボーディングスクール寮の内部など軽く(笑)紹介します。


ブログ一覧 | UK | 暮らし/家族
Posted at 2020/06/04 10:11:56

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

久しぶりにエンジン始動!
narukipapaさん

SAKE COMPETITION ...
naguuさん

梅雨どきの過ごし方である図書館に行 ...
S4アンクルさん

【第112回】一代限りで終了したセ ...
とも ucf31さん

うちの裏庭にある大木🤗
mimori431さん

映画と同じストロベリームーンが見え ...
Iichigoriki07さん

この記事へのコメント

2020年6月4日 12:00
Silvershoesさん、こんにちは。

お嬢さん、とても優秀なことが窺いしれますネ

学業はもとより、インタビューエグザームに関西風ジョークを軽く挟むなんて、ご立派です。
英人って、common sense(見識が高い、の意の方)やsense of humour(それも自虐ネタ好き)で、人物の初見判断したりしますから、confidentな受け答えと相まって、好感度高いと思いますヨ。

話は変わりますが、キャンティーンの食事、おいしかったというのは、少しオドロキです(笑。

ともあれ、次回も期待しております。

Sid

コメントへの返答
2020年6月4日 13:03
Sidさま
読んで頂きありがとうございます。

そうなんですね。

親はそれこそ学校選びに集中してて対策とかなにも無しでまさに体当たり(笑)。

やはり調べてみたときの印象とお会いした時の学校のそれが違うように、お相手もデータで見る生徒像より直接アイコンタクトして初めてわかることが多いでしょうから。でも、とにかくインタビューが長いです。
如何に論理的な思考できるかなど生徒に喋らせるように持ってきますね。
 なので自分の言葉で話せるかどうかが大きいと思います。だからこそジョークを交えたトークも可能になってる気がします。

食事関係は全く期待して無かったのですが、合格でした。
 どこの学校もメニュー豊富でいつでも食べれる軽食やドリンクまで用意されていてここを重視している感じを受けました。インターナショナル生をある程度入れることが重要視されている昨今ここは重要なところと思います。ただし昼食は学校ですが朝夕食は寮で頂きます。
こちらはどうかわかりません(笑)。(出前のpizzaをみんなで食べたりしている様子でした。)
 
次回は写真多めで書かせていただきます。
2020年6月4日 20:53
Silvershoesさん、こんばんは。連投大変失礼します。

もう、十分にご存じのことバカリになるかもしれませんが、
昨年8月、ブログでU.K.について書きなぐっていたこと思い出しました。

よろしければ、御高覧いただければ幸甚。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3152212/blog/43183933/

Sid
コメントへの返答
2020年6月4日 21:52
SidさんのHPは内容の濃いブログだと拝察しておりました。
 この件は参考にさせて頂くことも多々あり日本人一般の概念では理解しにくいところを見事に解説されています。
 知っているのと経験するのは全然違いますから、この情報はSidさんならではとおもいます。
  ありがとうございます!

プロフィール

「UK大学受験生 http://cvw.jp/b/161072/47545897/
何シテル?   02/25 02:39
SilverShoesです。よろしくお願いします。 50代 大学生の娘2人 妻と共に子育奮闘中です。  ようやく下の子も大学入学となりました。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

Panasonic Blue Battery caos N-100D23L/C8 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/15 05:12:42
スタッドレスとホイール 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/03 09:38:52
UK大学受験生 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/24 14:56:01

愛車一覧

レクサス IS レクサス IS
▪️買い換え動機 家内より車の小型化要求がありました。 AMG E53を手放し次車はB ...
トヨタ ランドクルーザープラド 150式 (トヨタ ランドクルーザープラド)
ハリアーハイブリが2018年1月で購入後4年になり走行距離が9万キロ超となりましたので入 ...
メルセデスAMG Eクラス セダン 53式 (メルセデスAMG Eクラス セダン)
車検を機に売却済み 買値の6割程度で業者の元へ。 左ハンドル、フルオプが高評価だったよう ...
レクサス GS レクサス GS
ISからGSに入替えました。 Fスポーツレッド内装です。 欧州メインのダウンサイジング ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation