
コロナ禍自主隔離のヒマに任せて我が家の子供達の学校選びを延々と書き記しました。
そもそもミンカラをご覧の皆さまには「なんのこっちゃ?」の記事であったと思いますが、意外にもお眼に触れることにはなったようです。
皆さまがふと子供達の未来を考えるとき頭の片隅にご記憶頂いて、子供達の可能性を伸ばしてあげれるツールにしていただければ本望です。
そのキーワードが「インターナショナルバカロレア」でございマス。
我が文科省が2018年にIB校を全国200校!と旗揚げいたしましたのがたしか2013年頃、上の娘が9歳の時でした。私たちはその時に初めてIBなるものを知り色々と調べていくうちにこれは我が子たちに合うのではないかという思いが沸き上がりました。
そして翌年にはそれまで通っていた普通の小学校(いわゆる一条校)からインターナショナルスクールに転校しました。
当時の担任先生方や校長先生は本当に驚いていました。
(皆さま初めての経験だったそうなので。)
なので上の娘10歳、下の娘8歳からIBスクールに通い始め、実はその時に初めて子供達はネイティブ英語に触れました。(当時IBスクールはインターナショナルスクールにしか無かったので)IBカリキュラムを求めて行くと英語の環境が付いてきた感じです。
子供達は半年くらい苦労しましたが上の娘は1年で英検で言う2級まで取得できるようになっていました。それでも最初は下の娘は当時泣きながら綴り帖にアルファベットの書き方練習からスタートでした。
(勿論学校でマンツーマンの英語特別授業も付けて頂きました)
この時の体験で子供の能力を信じる事を学びました。
ここで更についでと申しますか、以下私見です。
下の娘も先の入試で欧州統一評価基準外国語学習到達レベル評価「CEFR C1」を取ったという事実から考えますと、諸外国で一般的な10歳から外国語教育開始というのは正しいのではないかと思います。
日本で今大ブレイク中の幼児英語教育は商売上はいざ知らず子供にはあまり有用でない可能性があります。一番大事なのは「母国語」ですから。
スイマセンつい脱線が過ぎましたハイ。('◇')ゞ
今では娘たちに感謝されていますが、当時は「何で?」と思ったそうです。でも授業内容がすごく楽しくて学校での学びの姿勢が格段に前向きになりました。何より喜んでくれましたしある程度結果も付いてきました。あのタイミングで決めて良かったです、ココは個人差があるので注意が必要ですが我が家ではそうでした。
IBでは各生徒が物事を多角的に深くとらえてその本質を捉えていく学びです、そしてお互いに議論しながら着地点をもとめるなどかなり手間のかかる内容なのでお金と時間が必要なので普及を妨げる要因にもなっています。(教員問題がさらに重要)
しかし、今は文科省が後押ししIB教育推進コンソーシアムも立ち上がり、かなり充実し始めています。その中には公立のIB校も有ります(運営自体はISがしています)。
なので費用面でもかなり変わってきていると思います。
日本は教育費はほぼ無料(相対的な表現です)という考えが一般的です。世界的には教育は選択できる事が大切でそれこそ無料のステートスクールから高額なボーディングSやプライベートSまで本当に多種多様な選択肢が用意されています。
ボーディングSなら寮費がプラスされおおよそ一人年間予算最低$5万位から選択可能です。(除国内)
人的にも設備的にも非常に優れた教育が提供されますし、またそこで学ぶ子供達のネットワークも一生の宝になると思います。(これは予想以上ですヨ!)
そういう意味で決して高い金額ではないと思います。子供達の一生を考えるとむしろ安い
投資とも考えられると個人的には考えています。
子供達が幸せに楽しく人生を過ごせるなら安いものですし未来の発展につながりますね(笑)。
そろそろ締めます。スイマセン。
最後に。
ようやく我が子たちもお陰様で転校先それぞれの国のVISAを取得するだけとなり、後はフライトの準備をするだけとなっています。
もうすぐ夏休みも終わりSG最後の2か月を有意義に過ごしてもらいたいです。
武漢ウイルスが無ければ一連の記事を書くこともなかったでしょうし、もしもこれを読まれた方は何かのご縁かもしれませんネ。
日本の未来を創造するのは子供達。
その子供たちを形作るのは教育です、世の中の変化が速いなら教育はさらにその先の変化に対応する必要があることを今一度みなさんご家庭で考えて頂けたらと思います。
IB SCHOOLサーチリンク
http://www.ibo.org/programmes/find-an-ib-school/
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Posted at
2020/06/28 19:26:57