リアフォグランプを日本仕様に改造（その2）

ついでなので、E36の定番トラブルであるストップランプの接触不良箇所を点検しました。
カプラーの接点の片側が少し低くなっているために接触不良が起こるのですが、どうやら後期型では改善されているようで段差はありませんでした。
接点もいい状態だったので、なにもせずに終了。

追加したリアフォグランプの配線は、トランク後部のパネルの下を通しますが、このパネルを留めている固定プラグが曲者です。
固定プラグの真ん中にピンが入って固定する構造なのですが、このピンがクギ型なら上に引き抜けるのですが、なぜかずん胴型をしているため上部に引き上げることが出来ず、下に押し込むしか外す方法がありません。

しかしこの固定プラグの下は袋状の構造になっていて、一度落としたピンは拾い上げることが困難なんです。

この車は過去に一度はずしたことがあるらしく、真ん中のピンはありませんでした。

恐らく外したピンはまだ、どこかで転がっているのでしょうが、今回は拾うのは諦めました。

さて、センターピンがない固定プラグではしっかり留める事が出来ないし、さりとてこんな使い勝手の悪い部品は使いたくない。

ストックしているパーツの中から使えそうなものがありました。

BMW純正品番　51 47 1 911 992

やはりこれも、内装材や樹脂パーツ等を固定するための固定プラグです。

こんな感じでしっかり固定できました。

点灯試験。
無事に右側のリアフォグランプが点灯するようになりました。

P.S
念のため、しつこいようですが、リアフォグランプは後続車の迷惑にならないように正しい使い方をしましょうね。