
ルーフベーン、取り付けしてきました。
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10月21に2個穴を開けたわけですが、それから20日。
あの時はトランクのスペアタイヤスペースの底でしたから、一切見えない位置でした。
今回はルーフベーンの取り付け。
なんといってもCピラーへの穴あけです。
さすがに覚悟が必要でした。
取り付けはおなじみ、
ガレージMIDでしたが、電話を貰っても 「急いでいません!」 と返事をしてしまう位、決心が付いていませんでした。自分で1本だけ個人輸入して、塗装まで終わっているのに(笑)
今回は土曜の夜に
IOCKのナイトミーティングがあるという事で、ここでお披露目すべく覚悟完了。穴あけ決行しました。
こちらは未塗装の状態。
FRP製で、グレーのサーフェイサーまでは吹かれた状態で送られてきました。
メーカーはイギリスの
HT Autos、ルーフベーン本体のみの価格は日本円換算で1万8000円です。今は円が強いですから、US、UK、Euroからの個人輸入はとても安く購入できてお得です。
塗装は
Auto Stage Close UPで行いました。主に競技用車両の外装製作をしているお店です。色々なチューニングショップから外装の製作の車両が持ち込まれています。スポイラー塗装をお願いするなら最適でしょう。
塗りあがったルーフベーンを取り付け前に撮影。
色あわせは現車のルーフに合わせたのですが、完璧でした。
もちろん熱処理で焼付けも行ってあります。
この工程を省くと安く塗れるのですが、ルーフとルーフベーンとの退色の進み具合の差が出るのを避けたかったので焼付けしました。
塗装はだいぶ安くして頂いて総額1万8500円。
スポイラー本体と同じコストがかかりましたが、十分価値あると思います。
ルーフベーンは横に立った人の目線に近い位置に来るので、塗装の質がものすごく目立つのです。ここの品質は譲れない部分でした。
次に取り付けの位置決めです。
ルーフベーンには位置決めの型紙が付いて来ませんでした。
これは、実車に合わせてみると分かりますが、取り付け位置の高さは相当自由に決められるからだと思います。10cmほど上下させた位置、どこに持ってきてもフィットします。実際の取り付け位置は、まずこのルーフベーンを取り付けたUSの車両の写真、2台分と、GDBのスバルの純正ルーフベーンの位置を参考にしました。
目印用にマスキングテープと養生用のテープを貼ったCピラー上でスポイラーを動かしながら位置決定です。これ、スポイラーの左右を支える2名と、後方から位置のチェックをする1名の計3名必須です。
まずは白のマーカーペンで、スポイラーに開いている穴の位置にマーク。
左右都合2ヶ所づつ、
合計4つの穴が開けられる事になります。
ガレージMIDの中掘さんに何度も決意を話しました(笑)
「GDBの人達はみんな開けた穴だから」
「GDB時代はディーラーオプションでディーラーで穴開けしてた部分だから」
なんども口に出して決意が鈍らないように(笑)
マーカーの位置が少し凹んでいるのが分かるでしょうか。
ドリルの刃が滑らないようにするために、ポンチで打った後の写真です。
もう後戻りは出来ません。
細いドリルから始まり、3段階に分けて穴が広げられて行きます。
最終的にはリューターで削られていました。
ちなみにCピラー部分は鉄板が2重なので、上側にだけ穴開けする事になります。
ショック画像。
見た瞬間は吐き気がしました(笑)
これが今回のスポイラー固定に使用するエビナットとボルト。
普通、ウイングなんかの固定時は穴を貫通させてボルトも貫通です。
今回はCピラーですから、上の鉄板にしか穴が無いので、裏側からナットで固定する事が出来ません。このエビナットは、ナッターという道具で力を加えると奥で変形して固定され、回る事も抜ける事もなくなります。
そうする事で、メスのネジ山を作る事が出来るわけです。
ナッターにエビナットが取り付けられました。
これをCピラーに開いた穴に差し込んだら、ナッターのハンドルを握ります。
するとエビナットが奥で変形して固定されます。
ここで登場したのがシール剤。
今後想定されるCピラー内部への水の浸入経路は、このエビナットの周囲とCピラーに開いた穴の隙間が1点。もう1点はエビナットに差し込まれるボルトとの間の隙間です。
この水の浸入を防ぐためにエビナット周囲にはシール剤が塗られています。
ナッターでエビナットが取り付けられました。
同じ工程を4回。
4つの穴が全てエビナットで埋められていきます。
エビナットの頭は約1mm出っ張っています。
この出っ張りがあるため、スポイラーとCピラーをボルトだけで完全に密着させる事はできません。何らかのシートで1mm分、高さをかさ上げしてやる必要があります。
今回はゴムのシートを使用。
スポイラーの足からまず型紙を取り、それをゴムシートに写し取ってカット。
さらに穴開けして、エビナットの頭よりも穴が大きくなるまで拡大します。
ついに取り付け。
ボルトとエビナットとの微妙な隙間も水の浸入経路に成り得るので、ここも防水対策します。
完成!
色あわせもばっちり。
大満足でした。
これと合わせる形でウイングを検討していくわけですが、それよりも先にラジオアンテナが気になってしょうがなくなりました。
ルーフベーンを青で塗ったので、すぐ横にある黒アンテナが異常に強調されています。これはすぐにでも青のシャークフィンタイプに取替えが必須ですね。
★おまけ 今日の鉄★
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ガレージミッド | クルマ
Posted at
2012/11/12 01:21:23