ABSユニットカバーの塗りなおしを決意したわけですが、まずはストーン調スプレーを入手する必要があります。このスプレー、表面をザラザラに仕上げられるので、DIY界隈では色々な需要があるようです。大きいホームセンターなら置かれている場合が多いようです。
しかし、調べてみると定番のカラーは黒のようです。黒の上に赤を塗ると、どうしても厚塗りになって前回と同じようなムラができる可能性があります。
サーフェイサー代わりに使える事、今後また何かを赤に塗りたくなる場合も想定して、ベージュかグレーを第一候補、悪くても白を探す事にしました。
幸いにも会社から5分の距離にロイヤルホームセンターの大型店がオープンしてばかりだったので、まずはここをあたってみます。
なんと全色揃っていました。
狙いどうりのグレーが入手できました。1280円。同時に今あるムラを消すための耐水ペーパーも買います。これは65円。安いです。
赤は前回購入したスプレーがまだ残っているのでこれをこのまま使う事にします。
ストーン調の上に強い艶有りの赤を乗せるとどうなるかは未知数。
まずは耐水ペーパーで塗料のタレやムラ部分を削り落とし開始。
65円なんですが、面白いようにザクザク削れていきます。ステッカーを剥がすと、下の塗料も引っ張られて剥がれ落ちてきたので、ここも周囲の塗料との段差を消すためにペーパーで削ります。
およそ10分の作業。全体にペーパーがけして、指でなぞってみてもムラのある部分は全て削り落としました。
玄関から外に出て、新聞紙を広げて植木鉢の上に設置。
まずはストーン調のグレーで塗装開始。
前回塗装の教訓で、とにかく薄く塗ります。
説明書には50cm離してスプレーしろと書かれています。
前回は20cmでやっていました。
今回は距離50cmを守り、薄すぎるように見える部分があっても、重ね塗りせずにそのまま乾燥開始。
30分乾燥してチェックしてみると、全体が綺麗に石目が出ていました。
これなら下地としては重ね塗り不要と判断して、赤を塗ることに決定。
これも50cm離して薄く薄く塗ります。
前回の失敗からの学習、薄く見えてもそのまま続行。
乾燥してみると、一発でまぁまぁの仕上がり。
これに重ね塗りするとツヤが出てしまう予感がしたので、ここで完成とする事にしました。
表面を手で触ると、見事にザラザラに仕上がっています。
これのおかげで赤スプレーの本来の艶は全く無く、つや消しになりました。
赤が綺麗すぎたら、赤のつや消しスプレーを探して上塗りするか、つや消し用のクリアーを吹くかと考えていたので、これは嬉しかった!
ステッカー貼って完成。
ただこれ、エンジンルーム内をスチーム洗浄とかされると塗装が剥げる気がします。後は温度ですね。先日、走行直後にこのカバーを触ってみたのですが、すごい温度になってます。
とりあえず塗装のやり直しは成功しました。
全てはストーン調スプレーのおかげ。
これなら素人でもムラ無く塗れます。
みんカラの自家塗装でも多用されてるスプレーのようで、自分で使ってみて納得でした。
Posted at 2012/10/02 10:33:58 | |
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