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10月19日に一括発注した最後の一点、Perrinのラジエータステイが届きました。

これ、10月のほとんど発売直後に注文したにも関わらず、即座に在庫切れ。
あまり量を作っていなかったのでしょうか。
結局発送されたのは12月13日で、およそ2ヶ月も待たされてしまいました。
ちなみにこうして個別発送になった場合でも、送料が加算される事はありません。

送られて来たのは商品パッケージそのままですが、その箱が巨大。
とてもラジエータステイが入っているだけとは思えません。

説明書と一緒にPerrinのステッカーが入っているので、このステッカーが折り曲がらないサイズの箱になっているのでしょうか。

アルミの削り出し、ヘアライン加工。
黒アルマイトに銀色のPerrinロゴはシルク印刷ですねこれは。



交換前はこんな感じ。



純正はスチールのプレスに塗装。縁は折り曲げ加工で強度上げてあります。
Perrinのステイは厚みは4倍ほどあります。
純正ステイに付けてあるゴムブッシュを取り外して移植します。
このゴムブッシュ、新車から18ヶ月経っていますが、まだ柔らかく、取り外しもはめ込みも簡単でした。

完成。

とってもとってもカッコ良いです。
ただ、誰にも見てもらえないだけでなく、エンジンフード開けて誰かに見られる機会があったとしても、きっと気づいてももらえないと思います（笑）
ただこれ、北米の人がやるJDMカスタムには必須アイテムである！と主張しておきます（笑）

色付きのステンレスキャップボルトが届きました。
これは顔料でステンレスの表面を覆う塗装とは異なります。
染料を電着、ようするにステンレスを染めてあるわけです。
ステンレスの材料自体が染まっているので、熱による変質や塗料の剥離なんかは発生しません。
弱点は、金属を染める時は電着なので、電極の部分は染まらない事。


キャップボルトの頭の直下にそれぞれ2ヶ所の電極の跡があります。
そこだけステンレスの色がむき出し。ただ、装着してしまえば一切見えない場所ですね。

装着済みのアルマイトの赤、青のワッシャーと組み合わせて使う事になります。
赤のワッシャーには青のステン染色ボルト、青のワッシャーにはピンクのステン染色ボルト。

ただこれ、Neoplotのアルミプーリーのピンクもそうでしたが、ムラサキ色に見えます。

金属を染める場合、顔料の塗膜で覆うのとは異なり、素材のステンレスのカラーが透けて見えます。ピンクの染料+ステンレスの地色が混ざるのでムラサキに見えるのです。これはしょうがないですね。

とりあえず明日の朝からボルト入れ替えやってみます。

既にシフトノブを社外品に交換済みの場合、他のシフトノブへの交換はとても簡単です。
純正からSparcoのシフトノブへの交換。これ、以前の整備手帳です。シフトブーツを真下に引っ張ると、シフトノブ下部のストッパーからブーツが外れる、これさえ知っていれば大丈夫。
捻ったりしても全然取れませんが、真下に引くとパチン！と外れます。

今回取り付けたSEIWA BLAZE Y26は、取り付けにドライバーも六角レンチも何もいりません。




キットに、日本車各メーカー用のスリーブになるボルトが入っています。8mm用と10mm用。スリーブ無しなら12mm。この3種でほとんど全ての車に付くようです。
WRX STIなら、MTは12mmなのでスリーブ無しでねじ込むだけで完了。
ATは10mmなので、内径が太い方のスリーブを先に奥まで入れます。そうして出来た12mm外径のネジにシフトノブ本体を回して差し込むだけ。
1分の作業でした。


これは取り付け楽で良いですね。
思ったよりしっかり止まります。
ただ、回転させる力加えると回ってしまいます。
Sparcoの六角レンチで固定する方式の方がきっちり止まってます。

ちなみに写真に写っているように、MT用のシールも付いてきていますが、ストローク短すぎる上に小さすぎて、MTの方にはまるでお勧めできません。

結論から書きますが、交換から40日、SparcoのシフトノブTRALICCIOを交換しました。書けばそれはそれは長い理由があるのです……。交換したのはセイワBlaze Y26。高槻のスーパーオートバックスで3200円位でした。とても安いですね。


上の写真が今朝の早朝の撮影。
今日は柴犬のオフ会で遠出するので、出発前に交換して撮影。
高さが全然違うのが写真で分かると思います。
それにノブ全体のサイズが圧倒的に小さくなりました。
車内でシフトノブの存在を消してやろうというのが目的でしたので、その目的は完全に達成。そのかわり、とても操作しにくいです。全体が短くなり、ストロークが減ったので、どのゲートに入っているのかがとても分かりにくいです。

走行中の操作はほとんどパドルシフトなので問題無いですが、リバース、ニュートラルに入れる操作はやりにくくなりました。Sparcoはサイズ、ストローク、手へのフィット感共に最高でした。

さて、なぜこのシフトノブ交換を行ったかですが、お話は金曜の夜に遡ります。

金曜は同業の組合の忘年会でした。
お初天神の八幸にてフグでした。大阪ではとてもフグが人気があり、忘年会では定番の鍋なのです。
金曜日は雨でしたので、タクシーでお初天神へ。1500円。会社からは近いのです。

そして忘年会が19時より開催。21時までの2時間です。
経営者ばかり30名以上集まっているので盛り上がります。
話題は私のGVFの事にも飛びました。
欧州車、レクサスのセダン、ポルシェの中でスバルは異端すぎます。
ただ、この組合にはもう1人、60歳台でGRBの方がいるので心強い。

先日の台湾行きで、関西空港からの帰りにGVFに3名の方を乗せて3社回って順番に降ろしていった事がありました。その時、この車がすごく速かった！4人乗車ですごい加速していた！と私からずっと離れた席で話題になっていたのでした。GRBの方も、この車は手に余るねぇとさらに持ち上げる。

で、そこで私のGVF、シフトノブが上の写真のSparcoのが付いていたために、なんか改造しているらしいぞ！？という話になったのです。乗ってる方々は加速と乗り心地、そして車内の装備しか見えませんから、このシフトノブがとても気になったようなのです。
車内に純正で無い事がまるだし部品がついていると、改造車だとばれる
という事に、ここで気づいたのです。Sparcoのシフトノブは余りにも自己主張が強すぎました。

一軒目のフグ鍋は1万円。そして、北新地へと移動になります。お初天神からは徒歩。ここからは2グループに分かれます。私中心に4名のグループと、会長中心に4名のグループ。私はお気に入りの女の子のいる店に事前に連絡を入れてあったのですが、人数が確定したのが21時過ぎ。再度電話をして席を確保。なんといっても12月14日の金曜の夜。新地が一年で最も混む日かもしれません。別グループから2時間ほどでこちらの店に合流という事が決まり、私のお気に入りのラウンジへ直行。21時半着。

ラウンジに着くと、なんと我々の席が取れていなくて、22時まで階下のバーで待っていて欲しいという話に。（このラウンジ、2フロアあるのです）
私の口座の女の子、法人口座持つのは私が第一号という子で、あんまりお店で権限が強くないようなのです。お初天神からダラダラ歩いている間に、他のお客が入れられてしまっていたのでした。
そんなのありえない！という事で、このラウンジはキャンセル。我々はカウンターバーへ行く事になりました。

カウンターバー Popo。ここは新地の外れにあって、カウンター内に女の子が7人位いるという、ガールズバーのハシリみたいなお店です。とっても安くて、ボトルあれば5000円で飲めます。ここで21時半から23時半まで。そろそろ終電なので帰るか……という時に、先ほど入れなかったラウンジから電話が。後で合流する事になっていた1名、もうすでに店に入って待っているというのです。

こうなったら仕方ないのでタクシーで帰宅確定。
最初のラウンジに戻ります。
このお店、セット2万5000円で、北新地でもまぁまぁのお値段。ボトル3万位。年に数回テレビに出てるというようなレベルのグラビアアイドルの子がバイトしてるランクの店だと、この位の値段になります。ここで23時半から1時半まで。そろそろ閉店なのでアフター行こうと誘うと、今日は大盛況でまだ続くのでアフターNGとの事。ここで女の子から、先週も午前2時前はタクシー全く捕まえられなかったという情報が。

店から出ると、タクシー乗り場に30人以上の行列が。
あきらめてラーメン屋でも行くか！という事で男4人。
1軒目、外まで行列
2軒目、外まで行列
3軒目も外まで行列
4軒目はチェーン店の天下一品、ここは満席でしたが座れました。
午前2時前の北新地でこの状態。
しかも雨。
ちょっと景気回復してきてますかね。

ここから2時過ぎにタクシー拾って自宅まで。40分。
高速代込みで8500円。

トータル、5万5000円！
高すぎる！
このお金でウイング買えるぞ！

しかーし、これだけ使ったからにはという事で、車持って無いと行けない場所ってあるよねー作戦で、IKEAに行く約束をちゃんと取り付けたいたのでした。

ここでようやく本題。

GVFでお出かけ……。
マフラー変わってるし……。
ボディカラーWRブルー……。

そしてすぐそこに目立ちまくるSparcoシフトノブ……。


これは無い！という結論になりました。

新地の子がお出かけで気合入れてる服靴カバンはすごいのです。
GVFとこの子の組み合わせがすでにアレすぎます。
薄ら寒い感じがあります。
これはまぁしかし、車が趣味って話してるので押し通すしか無いです。

しかし、Sparcoのコレは無しです。
という訳で、操作性とか全てを捨てて、涙を飲んでシフトノブ交換を決意したのです。


そう思うと、この自己主張の無いシフトノブ、どうでしょうか？
なんか改造車……って感じが車内から消す事は出来ていると信じたいです（笑）

こちら、先日取り付けしたHKSのエキマニです。
見てもらうと分かるように、サーモバンテージを巻いていません。
代わりに周囲のゴムホース部分に遮熱対策しました。

さらに後方、フロントパイプ（英語でdown pipe）と触媒部分、これもHKS製ですが、ここにはバンテージ巻き。なぜエキマニにはバンテージを巻かなかったのかというと、これには理由があります。

10月の中旬、Perrinから出た新製品があります。Thermal Blanket。
リンク先のこれは、タービンハウジングを包み、周囲を熱害から守る物です。

装着するとこんな感じ。
名前どうりにジャケットで、フック部分にステンレスワイヤーをかけて固定します。

こちら、フロントパイプ（down pipe）用。

これがサポートパイプ(up pipe)用です。
いずれもサイズに多少余裕がありますし、着せた後にステン針金で留めていくので、Perrin製以外のサポートパイプやフロントパイプにもほぼ使用できます。

今現在売られているのはタービン用、フロントパイプ用、サポートパイプ用の3種なのですが、実は等長エキマニ用というのも存在するのです。オフィシャルサイトにも製品情報は出ていませんし、もちろんオンライン購入もできませんが。


上の写真は、Perrinの等長エキマニにThermal Blanketを着せた物。
下の写真は私が取り付けたHKSのエキマニです。
集合部分が少し違いますが、多少隙間はあるかもしれませんが、ほぼ着せる事が可能なのは間違いありません。

このThermal Blanketが存在するので、サーモバンテージを巻かずに取り付けをしたのです。水平対抗のエキマニは、（サポートパイプを無視すれば）全フランジ部分まで容易にアクセスできます。この形状のジャケットなら、エキマニを取り外さずに後から着せる事も楽々と行えると思います。既存のほとんど全ての遮熱版無しの「等長」エキマニにはフィットするように思えます。非等長は全然無理ですね。

という事で、私がサーモバンテージ無しでHKS製エキマニを取り付けた理由が明らかになりました。ただこれ、どうやって購入できるのか良く分かりません。Perrinのリアルタイムオンラインヘルプのチャットデスクも、昨日からずっとオフラインのまま。もしかして既にクリスマス休暇でしょうか……。

こちら、一般販売がどうなるのかは分かりませんが、入手可能なら即座に購入する事になっています。

タービン用Thermal Blanket
タービン用Heat Shield
サポートパイプ用Thermal Blanket
フロントパイプ用Thermal Blanket