ひろ@ルーテココのブログ一覧

ルノー・ジャポンのＨＰのお知らせ欄にＣＭの情報が出ていました。今週のセカホンで観たのはこれです。来年３月まで放送とも書かれています。

http://www.renault.jp/information/media/arc/lutecia-tvcm-20141001

ヨーロッパが好きな日本人は珍しくないわけですから、ヨーロッパの車だって認知度さえ高まっていけばもっと売れるわけですよね。セカホンのように海外の様子を見られる番組のスポンサーになるのは、他のジャンルの番組のそれになるより効果的でしょうね。とはいえ多くの日本人は建造物や街の人などを見るのであって、車ばかり見ている自分のような人は少ないでしょうけれど。CMも、もうちょっとフランスの車であることをアピールすると分かりやすいかもしれません。RENAULTって、まず読めないしどこの国のメーカーなのかも分からないでしょうから。

ＣＭの数十秒で伝えられることってとても限られているから、デザイン性を伝えたいならそれだけとか、とにかく１つに絞ってイメージを植え付けられればという感じなのでしょう。ルノー・ルーテシアなら美しいデザイン、ダイハツ・ココアなら可愛いデザイン、日産セレナは子供と冒険、とか。

ただ、それだけだと伝わらない素晴らしいポテンシャルがあるわけで。そっちで頑張っているのに売り文句にすらならないというのは、日本では不利なのかな。そこをよく分かっているから日本車の現状があるのかな。例えば１００キロ単位で走行しても、お尻や腰がいたくならないシートって、凄い魅力なハズなのに、ＣＭを観ただけじゃまったく分からない。分からないならへたりずらい固いシートで良いじゃない。お尻や腰が痛くなるかもしれないけど、どうせ狭い日本だよ。安くすませようよ。という感じかな。

先日上司がレクサスの車が欲しいと言っていました。試乗されたか聞くと、していないと。試乗したって欲しい気持ちは変わらないから、だそうです。それもその人の意見だし、自分もかつてはそう思っていましたから、否定はしませんでした。けれど、本音としては試乗はしたほうが良い。実際に見ていじって試乗して、自分の使い方にあっているか、子供を乗せた時どうか、とか考えるべきことも見えてきます。

車から離れて見る。接近して見る。色んな角度から、色んなところを覗き込んだり。

こんなところがこんな造りになってる、という発見だけでも価値のあるものだと思います。

ドアを開ける、シートに座る、ドアを閉める。

この動作だけで感じるものがある。それを感じることは車好きにとっては憧れや嬉しさを抱くものだと思います。

試乗だって重要です。脚の具合はどうか。ギアのシフトはスムーズか。これ、酔いやすい私が重視しているところです。あまりにひどいと同乗者は疲労や車酔いに悩まされますから。いくら頭上や膝前が広くても、脚やシート、トランスミッションの程度が悪ければ全部台無しになります。

レクサスの車には私は乗ったことはないですが、そんなにひどい部分はないでしょうから、買って失敗したと思うほどのことはないでしょうけれどね。