去る9月15日、同僚2名とツールド日光に参加してきました。自転車で栃木県の観光地日光を走るイベントでレースではありません。しかし・・・
走行距離は100km。HPの内容説明として
【上級】健脚者におすすめ、ハードな山岳コース。日光の絶景を望めるビューポイントや美しい高原ライン、歴史と自然を兼ね備えた杉並木街道、温泉街の街並みなど、日光の名所を走るもっとも贅沢なコースです。
とあるとおりになかなかハードでした。他に距離の短い3種類のコースがありましたがノリ?で一番上級のコースを選択しました。参加当日までにはちょっと後悔したり・・・でもまぁ大丈夫でしょ~と当日を迎えました。
サイクリストの朝は早い。5時30分頃にスタートの日光だいや川公園入り。続々と参加者が集合してきて地元のテレビ番組の収録など。
自分達の参加するコースは参加者650名程度。私達が並んだのは最後の方だったのでスタート時刻の7時20分から30分ほど経ってからのスタートとなりました。
いよいよスタートして10kmほど進んだあたり。集団を形成しつついいペースで進んでいきました。時速35kmあたりを維持して同僚2名をひいていっていると後輪から「シュッシュッシュッ・・・・」と音がする。ブレーキとホイールの間に葉っぱが詰まったか?と思っていると「パンクしてます!」との声が。驚いて路肩に停車。大きく空いているスペースが近かったので移動してチューブ交換。予備持ってて良かった~。タイヤレバーと空気入れは同僚にお借りして何とか復帰。
気持ちが大きく降下して再スタート。スタートから22km地点にあるエイドステーション「かたくりの湯」で補給食を戴く。そこでいただいた豆腐が人生一おいしくて驚きでした!パンク予防のためにタイヤの空気圧調整もしっかり実施しました。
かたくりの湯を出るとその後はずっと登り勾配となります。山岳コースですからね・・・
鬼怒川有料道路を通りスタートから38km地点で第2エイドの「鬼怒川公園野外ステージ」に到着。ちょっと登りがきつくなってきたあたりでした。
ここでは日光の湯葉を使った湯葉むすびが提供されました。おいしい!日光とはいえ日差しが強く暑かった・・・
ゆっくり休憩してから再スタート。龍王峡、川治温泉、川治ダム・・・車で行っても分かるアップダウンのきつい地域です。秘境のようなところ。トンネルも多くなり自転車で通過するのは結構恐いと感じました。迫ってくる車の音が大きく響き圧迫感あります。
スタートから65kmで「そば処 ひなた」に到着。おいしいお蕎麦に癒されました。2杯いただきました。このあたりに来るとエイドステーションのたびに最後尾車を見かけるように。のんびりし過ぎたかなぁ~
暑さと疲労でちょっと放心状態になりながら再スタート。ここからはいくら進んでも辿り着けない感の強い長いきつい峠道。私はここで張り切りすぎました。大分抜いたなぁ。たまに他の参加者にエールを送ってみたり。
なんとか76km地点にある「大笹牧場」に到着。きつかった・・・脚使い切った。せっかくだからソフトクリームをいただきたかったけど同僚が早くゴールしたいと言うので断念。補給食のみいただきました。おむすびが塩が効いてておいしかったなぁ・・・
大笹牧場では長く休憩しましたがちょっと長すぎた感じ。乳酸出てたな。脚が動かなくなりながら再スタート。霧降高原一山越えます・・・ここがこの100kmコースのラスボス。最強でした・・・
頂上からちょっと過ぎた六方沢橋近くの展望台になんとか到着。
あとは下るだけ。ただし長くて急な下りなので集団でエスコートしてもらいながらの下りです。ずっとブレーキを握るため手がきつくなります。
下っている途中に同僚が停車。後輪が動かなくなりました。
後から分かったのですがスポークが折れてホイールが変形したためだったようです。同僚はここでリタイア。序盤で落車したのが引き金だったか?
そこから霧降大橋を通過しなんとかゴールの日光だいや川公園に到着することができました。
リタイアした同僚が車で送られて来るまでお買い物したりただただぼーっと放心状態になったり。
スタートからゴールまでは6時間30分ほどでした。3度のトラブルやのんびり休憩を短縮すればもっと短時間でゴールできたでしょうが、レースではないのでこれで良いと思います。私の反省点としては装備が軟弱でパンク修理のとき道具を拝借したこと。一人でどうにかできるようにしなければ・・・というところです。
来月は筑波サーキットでの8時間耐久があります。予備のチューブ買っておかないとなぁ
Posted at 2019/09/19 22:37:49 | |
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