珍しく出張で10日ほど留守にしておりました。電車移動なのでルーテシアは留守番です。
出張先が一応東京都だったので電車でお安く都内を巡ることができる。そう分かったのでせっかくの機会と思い週末は散策してきました。
土曜日、まずは船の科学館。こちら本館は長期休業中ですが別館と初代南極観測船「宗谷」の船内は見学することができます。これはとても興味をそそられることで私にとっては満足できるものでした。
係の方がピカールでコンパスを磨いていました。聞くと現役のときから大事なものだからと磨かれていたのだそうです。他にも、この船は150cmの暑さの氷を破砕することができる設計だったにも関わらず全く歯が立たなかったとかいう話も聞くことができました。
近くにフジテレビ社屋が見えます。歩いていけそうなので行ってみました。
すると、なんと等身大ユニコーンを発見。ここにいたのか!結構人気者でした。
事前の調査でトヨタの施設が近くにあると知っていたのでさらに歩いて向かいますと、先日優勝したルマンのマシーンを見ることができました。ちょうど試合の1日目でパブリックビューイングが催されるとのことでした。
現行車種が沢山並んでいましたが、それよりヒストリックカーという文字が見えて気になって行ってみました。
なんと、スポーツ800!いいなぁ可愛い
でもそれだけじゃないんです。過去に活躍したラリーカーの展示が!これには驚きました。迫力が凄いのです。
フェンダー切れてます。
ドアが大きくへこんでいます。
車高がかなり高いです。
普通の車なら大きなマイナス要素でしょうけれど、いずれもむしろ迫力の要因となっているのが明らかでした。
かっこいいよ・・・。大きな衝撃を受けました。
さらに歩いていくとミニカー屋さん。あまり見ないことに。魅力的なものが沢山あるのは分かった。現行型メガーヌRSのミニカー13000円も見つけた。意外とカッコイイじゃないか。あぁいけない。離れよう。
過去のルマンも何台も展示がありました。残念、時間がない。
この日の散策はおしまい。夜は素敵なお友達とゴハンでした。都会に慣れたお友達と田舎者な私の二人連れはきっと不釣合いに見えたことでしょう。もしかするとバイトの面接にでも見えたかも知れません。
翌日もまた散策。まずは秋葉原でGSRの展示があるとのことで行ってみました。
GT300で使われた・現行の車両のドアやボンネットの展示、グッズ販売と限られたスペースを活かしての展示でファンは満足できたのではないでしょうか。
生々しいタイヤカスのあとやラッピングの継ぎ目や浮きが見えました。やはりスーパーGTの車両の手作り感は今も変わらないんだなぁと。
カーボン製のドアはきっととても軽いのでしょうねぇ
私としてはこの2つのデザインが好きです。
今年は応援しに行けると良いのですが。
さて、秋葉原のメイドを横目に歩いて向かうは浅草。浅草寺がオススメと出張仲間に聞いたのです。
歩いているとシトロエンのバスを発見!お店の準備中のようでした。
どんどん近くなるスカイツリー。こいつに登るのも良いかな。
となりに見える〇ンチじゃなくてビール会社のオブジェ。あぁ都会感。
脚が結構限界を感じていつつも頑張ります。やっと見えた雷門!テレビなんかで見たままのソレがありました。人が凄い・・・
くぐっていくとまるで別世界。ここはどこ、私は・・・。
独特の世界の向こうに現実世界の建造物が見えていて2つの世界を繋ぎとめてくれているようにすら感じました。ここはディズニーランドなのかもしれない。
沢山のお店の列の間に沢山の人が流れてその中を移動していきます。また同じような門とデカ提灯が見えました。その向こうには煙の出る大きな壷が。みんなありがたい様子でお線香の煙を被ります。良くなって欲しい体の部位に煙を被らせるんだとか周りで言ってる人がいる。なんとなく頭を煙に近づけました。
ここが本殿。凄い列だと思っていると、並ばなくていいんだって。なぁんだと思って横から入って行きます。
御挨拶をして見学。写真撮影禁止の場所もあるので注意が必要。天上には絵が描かれていますが暗くてよく分かりません。カメラを通してしっかり見ることができます。スマホでも撮れるのかな。レンズ付きフィルムじゃ無理でしょう。きっと
建物の作りを見ているだけでも楽しめる。ここはやはりテーマパークなのかもしれません。
凄い人人人・・・
近くの通りでは紙芝居屋さんだったり。下町文化に触れることができました。
なぜか金魚すくいに長蛇の列。みんなそんなに金魚好きなの?
良い町並みです。ですが、そう離れていない場所から悲鳴が聞こえてくるのです。花やしきというテーマパークがあるからです。これもなかなか異世界感を作る手助けをしているようでした。
散策していると着物を着た綺麗な白人のお姉さんが寄って来て「写真とってください!」という意味の綺麗な英語で声をかけてきました。はい、喜んで。記念に私のカメラでも撮らせてもらえば良かったな。
ここからまた徒歩で、今度はずっと見えてるスカイツリーへ向かいます。脚は限界。たまにしゃがんだりしてなんとか移動。
隅田川沿いには東京大空襲の石碑がありました。知らないとそのまま通り過ぎるだけなので教えてくれて感謝です。
どんどん歩いていきます。近くのビルと比較して明らかにおかしなスケール感が誇らしい。
もう、カメラでは全体を捉えることはできません。歪みの少ない画角の小さいレンズだと仕方がないのです。その代わり目に見えているのに近い撮り方が出来るのですが。
近い、いや、まだ遠い。なんという大きさ。
ぬぅー立派だ。立派だとしかいえない。圧倒的。
チケットを買うには長蛇の列に加わらないといけません。その列が入場するときには見えないので並んでしまった。知っていたら並ばなかったかも。当然まわりはカップルばっかり。デートスポットなんでしょうね。あとは同性お友達同士とか外国人ファミリーっぽい人達、米軍の人達かな?という雰囲気の人達など。一人なのは私くらいか。そういうの、私は平気ですがね。
チケットを手に入れてツリーを登るエレベーターの列に並びます。4つあるエレベーターはそれぞれ四季を表しているそうで、私はたまたま春のエレベーターでした。エレベーターの係のお姉さんが案内してくれます。
エレベーターの前、エレベーターの中、暗いのです。特別感の演出には良いのでしょう。期待させられます。
展望台で扉が開くとパッと明るくなります。これの演出のための暗さなのでしょう。
高い。東京タワーが低く見える。とにかく高い。天気が良いと富士山も大きく見えるようです。
沢山のビルが模様のようで綺麗でした。想像していたよりも都会のビル群は悪くないように感じました。
展望台を2周ほど歩いて休憩。ぼーっとしているとソファに座る私の隣に見知らぬお姉さんが座ってきました。あちらもお一人様だったみたい。私が立ち上がるタイミングでお姉さんも立ち上がりました。もしかすると疲れすぎて幻覚を見ていたのかもしれません。もしくは・・・
それからツリーの根っこにあるソラマチを散策。ツリーが見守ってくれているようでした。
ソラマチには沢山のお店が入っていて敷地面積が広大です。1日居てもあきないかも。
和を感じさせるお店も多かったのですが、なぜか栃木県のアンテナショップまで。栃木ってそんなに遠い存在ですか?
沢山歩いて休憩。癒されます・・・
途中ハプニングがありました。火災警報器が鳴って避難することになりました。それは誤報だと分かりまた戻ったのですが珍しいことでもないようで。新しい施設で火災警報機の誤報ってそんなにあるもんなのかなぁ。
といった感じの東京都散さ区でした。浅く巡る程度だったので今回訪れた所もまだまだ楽しめると思います。他にも訪れたい場所があるのでまた電車で散策しに行こうと思います。