
買おうか迷っているうちに製作終了してしまい、やっぱり買っておけば良かったと後悔。その数ヶ月後に再販されたことを知って今度は迷わず注文。
山口宗久氏が製作している、ロードスター用スピーカーシステムが届きました。
この時を楽しみに待っていましたよ。
2019年のOASISで試聴させてもらった時は、ポン付け状態でこの音は凄いと感じたものの、使用中のJBL GTO 629の音も気に入っているし、まだまだセッティングで良くなると思っていたのです。
しかし、音量を上げるとドアが振動して音像がぼやけたり、うるさいだけの音になったりする問題はどうにもならないのでした。
というわけで、デッドニングも車体の加工もせずに素晴らしい音を実現できるというスピーカーに交換します。
広い面を制振するために贅沢にもドライカーボンを用いたバッフルボード。
ツィーターの留め具もカーボン製です。
高音質を求めるのであればやはり専用エンクロージャーが欠かせないのでしょう。
それに、雨水によってスピーカーユニットが故障する心配が無さそうなのも嬉しいところ。
スピーカーケーブルは既に配線済みのBELDEN 8470をそのまま使います。
ただし、ファストン端子をギボシ端子に付け替える必要がありました。
装着してしまえば車内の見た目は何も変わりません。
さて、どんな音が出るのか、どこか結線を間違えていないだろうかとドキドキしながら、デジタル接続したウォークマンで音楽を再生すると、とても小口径のスピーカーから出ているものとは思えないくらい厚みのある音が車内に広がりました。音が広がるからと言って定位感が曖昧なわけでもなく、しっかり一つひとつの音を聴きとれます。実に不思議です。
ヘッドユニットで左右のバランスを運転席側に1だけ寄せるといい具合になりました。
今度の連休はサブウーファーとのバランスを調整したり、いろんな曲を聴き直したりして楽しめそうです。
スピーカー交換以外の作業もいくつか行なったので時間がかかりました。
ところどころ色が剥げていたツィーターカバーを再塗装。
ホイールセンターキャップを塗って数年経っても剥げないほど塗膜が丈夫なキャロムショット ステンレスシルバー スーパーハードタフを使用しました。
塞いではいけない穴を避けるようにブチルテープ貼り直し。
運転席側を直していなかったのでした。
ビニールを貼る前にドア内部もしっかり磨きます。
ゴムがボロボロになっているガラスストッパーを交換。
オリジナルの金具はゴムを貼り直して再生できないものか。

Posted at 2020/07/20 22:05:44 | |
トラックバック(0) |
オーディオ | クルマ