
「接触が悪い感じがするね」と言われたイグニッションスイッチ。
新品に交換しなくても端子を磨けば改善するそうなので分解してみました。
スイッチはキーシリンダーの左側、コラムカバーを外すとすぐに見えるところにあります。
プラスネジ1本で固定されているだけなのに、スペースがないため普通のドライバーでは回せません。ビット単体を指で摘んで回しました。
コネクタを外すとスイッチを取り出せます。
黒く汚れた端子も、
磨くとピカピカ。
分解してみるとグリスが固まっていました。
接点にも付着していて、これでは接触が悪くなるのは当然といったところ。
古いグリスの除去には、ECU基板の洗浄に使ったエレクトロニッククリーナーが役立ちました。しつこい油汚れがすっきり落ちます。
6本ある小さなバネを紛失しないように要注意。
端子をメタルコンパウンドで磨き、仕上げに接点復活剤「2-26」を塗布します。
ピカピカにはなりましたが、どの端子も摩耗しているので、手に入るうちに新品を確保しておいたほうが良いかもしれませんね。(品番:D001-66-151A)
組み立て完了。
ドキドキしながらキーを捻ると、無事にエンジンがかかりました。
確かに反応が良くなったように感じます。

Posted at 2019/07/29 00:36:47 | |
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