引き続き修理中のドア内張り。予想外に手間取っているのが、表皮を留めるための金具作りです。
手持ちのアルミ板(1mm厚)では加工に時間がかかるので、元の金具と同じ0.5mm厚のアルミ板を用意して2枚目を作りました。ただ、この厚さでは何度か折り曲げると金属疲労で折れてしまいそうです。

(両刃カミソリの刃みたい)
また、爪の根元の位置が元の金具と同じになるよう正確に作らないと、表皮をベストな位置に固定できないところに要注意。
表皮を板に貼り付けました。新品のファスナーと内張り上半分を装着して組み立てていきます。
ついにドアに装着!
凸凹と波打って変形していた内張りがピシッと平らになりました。
これなら内張りを脱着する度に破損するのでは無いかとヒヤヒヤすることは無いでしょう。素晴らしいボードの作成ありがとうございます。
以前、Aston Martin DB7の内装を見て「ひょっとするとこれは…」という部品があったのをふと思い出しました。
気になった部分を調べてみると、なんとDB7にはユーノスロードスターのインナーハンドルが使われているのでした。恐らく今までにこの話は聞いたことが無いはず。
The Aston Martin DB7 and First-Gen Mazda Miata Share One Important Part
Aston Martin DB7は1994年当時、同じくフォード傘下だったジャガーから主要なパーツを流用して作られたことから、フォードと提携していたマツダの部品をコストとデザインを考えて流用したといったところでしょうか。
Posted at 2020/09/13 21:25:07 | |
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