趣味で写真を撮るのなら、別にデジタルカメラでなくても良いのではないかと思い、前から気になっていたフィルムカメラを買ってしまいました。
金属の塊感が格好いい、Leica IIIf(1951年製)
同じLeicaのカメラでもバルナック型はM型に比べて人気が無いのか、生産数の問題なのか、中古品が随分と手頃な価格で販売されています。
マニュアル操作のフィルムカメラ自体はPENTAX MXをたまに使っているのですが、レンジファインダー機はこれが初めて。
左側の距離計でピントを合わせて、右側のファインダーで構図を決めるのか。
各ノブに刻まれた綾目のローレット。摘みやすく格好も良い。
レンズは安く手に入るロシア(ソビエト)製のJupiter-8 50mm F2にしました。
Carl Zeiss Sonnarのコピー品らしいです。
ユピーチェル……、ロシア語の8は何だっけ…。
シリアルナンバーとロゴマークから、1968年にクラスノゴルスク機械工廠で作られた個体のよう。歴史を調べるのは面白い。
曇っていたアルミ製の鏡胴をマグポリで優しく磨きました。
久しぶりに店頭でフィルムを探すと24枚撮りのものが見つからない。
どこに行ったんだと思ったら、いつの間にか生産終了。
代わりに選んだ36枚撮りのフィルムは2,000円近くしました。随分値上がりしましたね。
フィルムの装填が難しそう。
もうしばらくフィルムを入れず、空シャッターを切る音を楽しもう。カシャンと聞こえる硬質な金属の音がたまりません。
Posted at 2024/07/07 10:47:04 | |
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