
もしMacを買い換えるなら、次は新型Mac miniかなと思っていたから拗ねてしまったのか、起動から5〜10分経つと電源が落ちてしまうMac Pro (Mid 2010)
これが電源ユニットの故障となると、中古品を買って自分で交換しても3万円程度かかってしまいます。(いま3万円使うのならロードスターの燃料ポンプを買いたい!)
そこで電源を交換する前に、まずは基本的なトラブルシューティング。
ハードウェア、ソフトウェア類は何も追加していないから関係ないでしょう。
怪しいのはロジックボード上にあるバックアップ用のボタン電池。
これが消耗すると電源が落ちる場合があるようです。
側面のパネルを外しただけでは見えないけれど、グラフィックボードの奥にあるらしい。
細かなローレットの刻まれたネジの付いた、ブラケットを抑える金具が格好良い。
こんなの普通のWindows PCなら薄いぺらぺらの板1枚でしょう。
表面が曇っていたので磨きました。
グラボを外すには放熱ファンのステーをずらす必要があります。
ボタンを押しながら左側に動かします。
グラフィックボードを取り外し。
この頃はまだ「ATI」Radeon HD5770
奥にボタン電池が見えました。
古いものを取り外して新品のCR2032と交換。248円なり。
厳密にはBR2032が必要ですが、入手しやすいCR2032で代用しました。
隅々まで精密なアルミ製パーツで構成されたMac Proは美しい。
組み立てたら起動させて動作検証。
残念ながら電池交換だけでは症状が収まりませんでした。
昔からの定番、Macにトラブルが起きたら各種リセット。
・PRAMリセット
電源を入れてすぐに「Command + Alt + P + R」を押し続け、お馴染みの起動音が2回鳴ったら手を離します。「ジャーン」と起動音が鳴らなくなった最近のMacも、PRAMリセットの時だけは鳴るのかな?
(疑問に思って調べたら、ターミナルで設定を弄れば起動時に鳴らせるようですね。)
結果はこれでもダメ。20分くらいしたら電源が落ちました。
・SMCリセット
Control + Shift + Altを押しながら電源ボタンを5秒程度押し続けます。
結果、問題なく1時間以上動きました。多分これで解決!
高価な電源ユニットの故障ではなくて助かりました。
Posted at 2018/11/02 22:07:53 | |
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