ツイーター　シャカシャカうるさい場合のアッテネーター挿入調整

ツイーター付けたら、何だか音がうるさい場合の対応です。

理由は既存スピーカーとの音圧レベルの違いによるものです。
(ツイーターの距離や方向調整では根本的な解決にはなりません。)

ですのでアッテネターを自作して挿入します。
イコライザーを搭載していない純正オーディオなどで重宝します。一般的に６ｄＢぐらい落として様子を観ます。
高い位置にツイーターがある場合は９ｄＢぐらいが良いかな。

何デシベル落とすかは、スピーカーの特性により違いますので、実際には組んで試聴するのが一番です。私の場合、最初－７ｄＢを組んで効果を確認し、－１０ｄＢまで落としました。

上の表はATT抵抗値表。
下の計算式は合成抵抗を作る際の計算式。

上：試作ＡＴＴ（－７ｄＢ）
下：作り直したもの（－１０ｄＢ）

たった少しの抵抗値変更で音量が変わり、ミッドとのバランスが調整され音響が激変します。（ツイーターってのは微かに鳴っている程度で十分なのです。家のコンポのツイーター音量ってどうですか？意外と小さい音量ですよね）

後付ツイーターとかを付けて、うるさいと感じる場合、是非ＡＴＴを使う事が効果的です！

●ぴったりの値の抵抗器が手元に無い場合は合成抵抗を作ってしまえばそれなりの値が簡単に作れます。（4.7Ω１０Ω２２Ωを並列で２．８など）

●それなりに大きく放熱性に優れる抵抗器がお薦めです。
（普通は５Ｗから１０Ｗのセメント抵抗器で組みます）
そんなもの手元に無いので1/2カーボンとかで組んだ。