アライメント調整書き直し　（ジムニー→ハイゼットで書き直し）

（以前にジムニーの整備手帳でハイゼットの作業を書いてしまったのを書き直しています）
以前にもアライメント調整は行っていますが、その後、後付けスタビライザーを付けるときにテンションロッドの交換が必要になりました。その時に明らかにアライメントがずれた感は有ったものの、ホイール、タイヤがこれと言うものが無かったために調整は先送りに。しかし、先日付けたアルミとタイヤが良い感触で気に入ったのをきっかけにきちんと見てもらうことにしました。
久々に計測してみると、左キャスターが特に立っていたのですが、社外テンションロッドのねじ山がもっと有れば引っ張って、ストラットを寝かせた数値に出来た可能性が有ります。取付時に左右ともテンションロッドをどこまで締めたらよいか分からず、ねじ山の出方で何となく左右を合わせて取付をしましたが、どうも左右のねじ山の締め方で同じになるわけでも無く、いっぱいまで締めた時のねじ山数も左右で違っており、特に左だけもっとネジ山立てて締めこんで行けばバランス良くなるかもと言った具合でした。（ちなみに数値は上からキャスター、キャンバー、トーの順です）
とりあえず、左右とも社外テンションロッドのナットを締められるだけ締めました。これは、キャンバーにも影響が有ったかも知れませんが結果的にキャンバーも揃って来て、最後にステアリングセンターの狂ったトーを合わせたのがこの結果です。
これで乗って見ましたが、道路が荒れていても直進性は良く、左前のタイヤで白線踏む、踏まないも自由自在の感覚で、最近まで車検代車で貸してもらった現行７００系ハイゼットカーゴの新車よりも繊細で正確な印象が有ります。ウチのハイゼットのキャンバーは１名乗車時の左のキャンバーを右側が出せるように、左右差が出ないように調整しているのが素直な乗り味になっているように感じます。
なんだかんだで時間はかかっているものの、乗りやすくなっているので満足していますが、ここまでしてもステアリングのセンタリング感の点では現行５００系ハイゼットトラックに敵わないのも事実です。現在絶滅したIアーム+テンションロッドと言うサス形式の限界なのかも知れないと思っています。

走行距離　124076ｋｍ

２年前の調整数値。テンションロッド交換前は癖の無い数値になっています。