じゃこうねずみのブログ一覧

　その「原尻の滝」ですが……
　何とその上は、すぐ側のところを、こんな風に道路が通っているんですよね。

　……（＾＾；；；

　やっぱ、東洋のナイアガラってのは、ちと大げさに過ぎないか？？？

　それでもこの道、あと何十年かすれば、水に削られて無くなってしまっているのかも知れませんね。

　はて、さて？

　こちらは「沈堕」より有名な「原尻の滝」。

　東洋のナイアガラ

　などとも呼ばれて居る、風光明媚なところです。
　すぐ側に道の駅があったりして交通の便も良く、他県からの観光客も良く訪れるところなのであります。

　でもここで、この間……
　調子に乗って滝つぼに飛び込んで死んじゃった人が居たんですよねえ。
　いかに暑かったからって……
　二十メートル下の滝つぼに飛び込んだらどうなるかってことくらいは、想像力を働かせて欲しかったものです。

　そんな事件のあった後だけに、防護柵を張り巡らすなり、何か対策でもしてあるかと思っていたんですが、特にな～んにもありませんでした。（＾＾；；；
　縁に立って（あと半歩で滝つぼに落ちる！　という位置）写真を撮っていても、誰も何も言わなかったし……
　やはり大分は、どこか呑気なようです、はい。

★場所はこちら　↓

　下流の見物スポットから「沈堕の滝」を望むと、手前にもう一つ、こぶりの滝があるのに気が付きます。

　これは「雌沈堕の滝」。

　豊後国志によれば、
「沈堕を相去ること一町ばかりにあり、碧潭（へきたん）相連なる。故に雌を以て之を称す。大野矢田、下流は矢田川と曰（い）う。瀑高十余丈。闊（ひろ）さ一丈余。飛流直下、匹練の懸るが如し」
　とのことです。

　うーむ、昔の人はいろいろ修辞に凝る傾向がありますね。
　ちと大げさに過ぎる気がしなくもないのだが……（＾＾；；；

　で、その「沈堕の滝」を望遠でアップにすると、こんな感じになるんですが……

　おや？
　
　滝の上に、何やら人口的なものが……？？？

　そうなんです。
　実は、すぐ上流に取水ダム（大正１２年建設）なんかが作られおりまして、そのため今では、かつて雪舟が褒めたたえたときほどの見事さはないのだそうです。
　でも、ちょうど夏の増水期でしたので、かなり水量も多く、なかなかの見栄えとなっておりました。（＾＾）

　車の買い換え時も近く、現愛車のルキノと走るのも、あとせいぜい一ヶ月ほどか……？　という今日このごろ。

　という訳にて、ちょいと走ってきました。

　大分県の中ほどに位置する「豊後大野市」には、けっこうあちこちに見事な「滝」が存在しております。

　これはそのひとつ、「沈堕（ちんだ）の滝」。
　その昔、かの雪舟も題材にしたという、いわれのある名滝です。




　場所はこちら　↓