目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
◆最初に◆
今回の記事は、自己責任を伴う内容です!
2年前、2021年1月の車検直後に、新車時からのバッテリーが不調になりました。新車バッテリーが3年で駄目になるのは早いなというのが私の感覚。アイドリングストップ(エンジン再スタートが多くなる)の弊害でしょう。
なので、2年前のバッテリー交換(DIY交換)では、次のような手段を採りました。
・以後、アイドリングストップは完全無効化する。懲りた・・・。
・アイドリングストップ無しの小型車って、もともとバッテリーは最小クラスでしょ。だったら、今度のバッテリーは3500円(←2021年初旬の価格)くらいの 40B19L に小型化しちゃおう!ホームセンターでらくらく入手。
(注:充電制御車「対応」で、アイドリングストップ「未対応」のバッテリーね)
2
新旧バッテリーの外形については、
・ターミナルサイズは同じ(接続端子の変更不要)
・高さと短辺の長さも同じ(しっかりと固定可能)
・長辺が短い(サイズダウンなので当然)
その他、
・価格は安い。純正同等品の半額以下。
・重量が軽くなったのは良、容量が小さくなるのは自己責任。
・安価なバッテリーはアイドリングストップ未対応。なので車両側のアイスト無効化が必須!(私はボンネット誤認法を使用。過去の整備手帳を見て下さい)
3
新旧バッテリー、車両への取り付けの様子。旧(右)が正しいサイズです。
新(左)は、当初はこの位置でしたが、プラス側(下側)のターミナル付近に少し無理な力が加わったみたいです。次のコマ参照。
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2年経過時点で、バッテリープラス端子付近に緑青が激しく出たんです。端子部分に力が加わり端子付近からの隙間ガスがそれなりに出たと推測。
よって、プラスターミナル側の取付角の負担を小さくするため、あえて全体を前寄りに固定し直しました。写真の通りです。
車両の固定ブラケット位置はバッテリーのやや後ろ側になりますが、問題なくしっかり固定できます。
余談ですが、緑青はお湯できれいに取れます。
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さて、物理的な取り付けは以上の通り。
2年使った状況は・・・その前に、当方の使用の様子を記載します。
・当方はサンデードライバーで、2週間~3週間、車を動かさないのはよくあること。これは、バッテリーにはキツイです。
・特に、この2年間の走行距離は4000km未満で、買い物などの短距離使用がほとんど。
・アイドリングストップは強制オフ。
・比較的温暖な地区に居住。スタッドレスを持っていない人も多い地区です。
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結局は、エンジン始動(クランキング)が命ですので、クランキングについて述べます。
◆春と夏と秋◆
・問題なし。3週間ぶりくらいにエンジンを掛けると、ほんの少し重いかなと言う感じは有りましたが、不安を感じるレベルでは有りません。
・春夏秋は、2年間ノートラブルでした。
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◆冬◆
・2週間ぶりのクランキングが出来ないことが、2022年2月に1回、2023年1月に1回有りました。
・ただし、これら2回は、それぞれ2週間前の走行距離が短い上に、極端に寒い日でした。
・つまり、悪条件の下(冬季で、サンデードライバーで、稼働間隔が数週間)では、それなりにリスク有りです。
・なお上記2回のトラブルでは、当方は10分程度バッテリーをサクッと充電して事なきを得ております(当方的には全然平気)
・誤解無きように記載しますが、2~3日空けた程度の間隔でのクランキングは、寒い朝でも問題なしです。あくまで寒い時期に2週間以上の間隔でのクランキングは要注意。
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◆個人的総評◆
・コスパは非常に高いと思います。
・冬季については、事前理解が必要。数週間開けるとリスキー。車の平易なトラブルは自己対応するって人なら大丈夫。
・「整備は基本的にディーラー任せ」などの人にはオススメ出来ません。
・結局、自己責任です。これ重要。
◆2年経過しましたが、このまま使用続行します。3年、4年・・・整備手帳に書けるものが出来た際には、また書きますね。
◆アホだなぁ・・・と言う方も多いと思いますが、こういう節約DIYも含めて、車いじりを楽しむのも1つのスタイルかと・・・。まあ、笑って流して下さい。
◆参考ですが、走りに特化した車などでは、軽量化の目的でバッテリーをDIYで小型化する事例は凄く多いです。
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