
さて、いよいよアテンザの足回り交換実践編です。
最初に言っておきますが、ワテの思い込みとか自己主張とかがふんだんに盛り込まれてます。
コレ読んでサス交換したら怪我したとか、パーツ壊したとか、車で事故ったとか、ま、その類のこと言っても良いけど、あくまでも自己責任で宜しく!
あ、ちなみに
コレ読んでみてね(爆)
さてさて、本題です。
皆様ご存じの通り、アテンザの足回り交換において、一番のネックはリアショックの交換でしょう。
サス(=バネ)だけの交換なら、さほどハードルは高くありません。
あ、ボルトナットの二面幅の記載ですが、本文中の表記(14、17等)は全て二面幅です。
さらに、当然と言えば当然ですが、
*下記の作業は、車両をジャッキアップ後、ウマを掛けての作業が前提です。
*作業するにはタイヤを外してやる必要が有ります。
*ジャッキアップ後にタイヤを緩めようとしてもなかなか緩みません(爆)
と言うわけで、まずは簡単なフロントからw
1)ストラットタワー
まずは、ストラットタワーのアッパーマウントを締結しているナット3ヶを緩めます。
画像中赤矢印のもの:通常は14(ワテのは何故か13(爆))
この時、ナットを外してしまわないで、軽く手で回る状態にしておくのがコツです。
外してしまうと、あとでダンパーが落っこちるからね。
バネだけの交換の場合は、画像の状態で黄色矢印のナット14をちょっとだけ緩めておきます。
こちらも外してしまうとエライ事になるので、あくまでも緩めるだけ。
純正状態から初めて緩めるとき等は、潤滑剤を吹いて、レンチ掛けてどつきましょう!
2)ダンパー下部
続いて、ダンパー下部です。
画像の①→③の順に外しましょう。
その順が一番作業しやすいと思います。
①:12ボルト
②:14ナット
(スタビリンクと供回りする場合はセンターに5mmアレンキーを使用しましょう)
③:14ボルト
①のボルトはオフセットメガネ→ギヤラチェを使用するのが効率よし。
②も同様にオフセットメガネ→ギヤラチェが楽。
③もオフセットメガネ→ギヤラチェorインパクトドライバがイイ( ̄ー ̄)b
①~③が外れても、まだダンパーは外れません。
なお、取説によっては、スピードセンサーを外すようになっていますが、
特に外す必要性を感じてません。(ワテは外さず作業してます)
3)ダンパー最下端
いよいよ、フロントの大詰めです。

上の画像の矢印のナット17にメガネレンチ(出来ればロングストレート)を掛け・・・・

上の画像の矢印のボルト17にソケット&スピンナーハンドル(無ければラチェットハンドル)
を掛け、スピンナーハンドルをプラハンでドツキます!
初期状態とか、長期間緩めてない場合は固着している可能性が高いので、かなり硬いです。
潤滑剤吹いて、インパクトを与える方法がベターでしょう。
このボルトが抜きにくい場合は、ムリをせず、ロアアームにジャッキを掛け、
ジャッキアップしながら抜きやすいポイントを探しましょう。
ボルトが抜けたら、ダンパーエンドから、ダンパーフォークを抜き取ります。
ここも固着してる場合があるので、潤滑剤を吹いてから抜いたほうが良いかも。
ダンパーフォークが抜ければ、あとは、ダンパーを支えながら、ストラットタワー上の、
アッパーマウント締結ナットを手で緩めてやれば、ダンパーは斜め下方に引き抜けます。
ダンパーが抜ければ、別のダンパーユニットに交換するか、バネを交換するかですが、
その辺は、特に記述することもないでしょう。
装着は、上記と逆の手順ですればよいのですが、
ダンパーフォークとロアアームを締結するボルトは、ロアアームをジャッキアップして1G状態を作ってから、しめた方が良いと思います。
でないとブッシュがよじれた状態になるからね。ま、気のせいかも?レベルですがw
あと、装着時のコツと言えば、ダンパー長によってはスタビリンクがダンパーフォークに入りにくいことがあります。
作業しているのと反対側のロアアームをジャッキアップしてやれば入りやすくなることもあります。このあたりは色々試してみてくださいw
ま、このように、ロアアームをジャッキアップする事が多いので、リフト使うよりも、床上でウマ噛ましての作業の方がやりやすかったりします。
ショップさんや、Dラーさんなんかで、リフト使って作業されてる所、やたら時間が掛かったりするのは、ロアアームのジャッキアップをせずに作業してる場合が有るかもしれません。また、1G締めをやってない可能性もゼロではないのではと勝手に思い込んでます。
いかがでしたでしょうか?
フロントは簡単ですね。
慣れれば、ダンパーユニットごとの交換だと両側15分ぐらいで出来ます(爆)
間違ってるヶ所があれば、指摘してくださいな。