
気がつくと頭の中をぐるぐる同じ音楽が繰り返し流れるのですが、実際にドライブ中に流す曲も繰り返して聴いています。
今日はそのうちのひとつを紹介します。
スピッツの「恋する凡人」です。
それではまず、歌詞を紹介します。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪
♪ ♪ ♪ ♪ ♪
恋する凡人 試されてる 狂った星の上
やり方なんて 習ってない 自分で考える
変わりたい何度思ったか 妄想だけではなく
今、走るんだ 土砂降りの中を 明日が見えなくなっても・・・
君のために何でもやる
意味なんてどうにでもなる
力ではもう止められない
そんなの凡人 思い込みで マトモな星の上
オカシクなっていたのはこちら 浮き輪も失った
鏡に映るミョウな男 リセットボタン使わず
そうだ、走るんだ 土砂降りの中を 矛盾だらけの話だけど
進化する前に戻って
何もかもに感動しよう
その眼差しに刺さりたい!
消えたふりした炎でも
火種は小さく残ってた
君みたいな良いにおいの人に
生まれて初めて出遭って
今、走るんだ 土砂降りの中を 明日が見えなくなっても!
君のために何でもやる!
意味なんてどうにでもなる!
チカラではもう止められない!
走るんだ 土砂降りの中を Rock 'n' Roll の微熱の中を
定まってる道などなく
雑草を踏み締めて行く
これ以上は歌詞にできない・・・!
♪ ♪ ♪ ♪ ♪
♪ ♪ ♪ ♪ ♪
という歌詞なのです。
これを聴くたびに「あんたは今、自分の頭で考えとるんか?」、「はっ、はい!」、「・・・なら良し」と、胃袋あたりをギュギュギュゥゥ~っとつかまれて、叱咤激励されているような気分になるのです。
YouTubeのリンクを張り付けましたので、興味のある方は聴いてみてください。
o_ _)o
一般的には「難解な歌詞」の代名詞でもあるスピッツの楽曲の中でも比較的易しい方と思われます。
しかし、難解なものでも繰り返し聴いていると、「ボヤァ~」とイメージが湧いて来るので不思議です。
その「ボヤァ~」が始まったらこっちのもの、後は脳味噌に任せるだけ!
(> <)b
話を戻して・・・
勢いのある曲調にのった楽曲で、
「既存の価値は先人が長年積み上げたものであり、感謝すべきであるが
(進化する前に戻って何もかもに感動しよう)、
その価値を盲目的に取り入れたりせずに、
多少、もがいて苦しんでも先人の生き様を感じてみようぜ!
(恋する凡人試されてる~定まってる道などなく雑草を踏み締めて行く・・・)」
手前味噌ではありますが、こう解釈しています。
「ワシの価値基準は、ワシが決める。人の受け売りばかりの者に文句は言わせん。」と云わんばかりの内容です。
時間や手間がかかる割りに、うまくいく保証のない生き方ですが、きっと楽しんで生きていけると思います(楽観的ではありますが・・・)。
┐(´_ `)┌
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音楽の方は、詳しくはない(コードがどうとかは判りません・・・)のですが、
ギターのソロから始まって、驚いて展開を予測できないでいると、
2本目のギターやベースドラムが一気に立ち上がって、力強くも繊細なメロディーを織り成します。
メンバーの4人が「これでどうだ!」といっているようにも聞こえます。
(のっけからです…どうやら4人はカナリ本気のようです。(> <)b)
ギターがスッと姿を消して、歌詞が始まります。
歌詞の部分も休まずドラム・ベース・ギター(1)はノリノリで、
中ほどの間奏も決して飽きさせません。
私にはこの間奏の部分のドラムラインが「自分で考えているか?」、「それは本当に自分の気持ちか?」に聴こえてきます。
そして、3分半ほどの曲は「これ以上は歌詞(言葉)にできない!」といって締めくくっています。
このアッサリした引き際、鼓舞された気持ちが維持される絶妙のタイミング・・・見事です。
2013年4月7日追記----
皆さんはこの楽曲をどう感じましたか?
(。_。?)
ではでは
('-'ゝ
Posted at 2013/04/03 22:49:44 | |
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