マフラー交換 外観は悪くても内部はまともでした。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
そろそろマフラー(エギゾーストテールパイプ)の膨らみが醜くなってきたので、今回交換してみました。
新品だと3万円近くするようですが、ヤフオクで中古品(9万キロ走行)を購入したので、5千円程度で済みました。
交換後は、当たり前なことですが、特にエンジン回転を上げた場合に静かに感じられるようになりました。
作業としては次のとおり進めましたが、以前にマフラーを外したことがあり、ボルト等は交換してかじり防止グリスを塗っておいたのでマフラーの取り外しがすんなりいきましたが、初めての場合はボルトが固着して外すのに難儀をするかもしれません。(エギゾーストセンターパイプとマフラー間のガスケット等交換の項目を参照してください。)
その場合は、センターパイプ部分から外して、その後、広いところで固着ボルトと対決する方がいいものと思います。
1 後輪をかさ上げ用スロープに乗せる。
2 前輪に輪留めをセットする。
3 12ミリのソケットでマフラー後部の吊りゴム固定用ブラケットを外しマフラー後部をフリーにする。
4 センターパイプとマフラー間の14ミリボルト2本を外し、マフラーを外して代替え品に付けかえる。
5 後は逆手順です。
写真は取り外したマフラー等と使用した工具です。耐熱塗料を塗ってみたのですが、内部から腐食が進むので気休めにしかなりませんでした。
2
写真は、マフラー上部の遮熱板です。アルミ製ですが、かなり白い錆が浮いていました。
外して磨いてみようとやってみましたが、8ミリナット1個を外した時点でなめそうな気配を感じ、やめてしまいました。
一応、破損はなく、きちんと固定もされている様子でした。
3
マフラーの裏側(地面側)新旧です。
今にも穴があきそうな感じで、錆で一部膨れていました。27万キロもてたので、普通は交換の必要がない部品と思われます。
4
マフラーの表側(車体側)新旧です。
こちらの面にも錆が出ているのには驚きました。内部もかなり傷んでいるのではないでしょうか。
5
写真は、マフラー前部のガスケットです。
本来なら新しいものにするべきでしょうが、買い忘れていましたので手元にあったホルツのガンガムを塗ってみましした。
6
写真はマフラー後部の吊りゴム固定用ブラケットを取り付けているところです。
特殊な星形形状のナット(ヘキサロビュラ)ですが、12ミリの長めのソケットでマフラーを力技で移動させると締結することができました。
7
縦になって見にくいのですが、取りつけ後の写真です。
8
どうせ金属破砕ゴミとして捨てるものなので、マフラーの一部の特に膨れの多い部分にたがねで穴を開けて内部を見てみました。
マフラー外周(恐らく内部も)はステンレス製で二重になっており一番外側には錆による膨れが所々にありその間にも錆が溜まっていましたが、内部にまでは回っておらずまともな状態でまだ使用可能と思われました。
内部には、排気ガスの圧力で開く弁のようなものがありコイルスプリングの力で閉じるようになっているのですが、まったくまともで驚きました。
さすがプログレです。かつての開発技術者の意気込みを感じさせられました。
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