久しぶりのブログ更新です
ちょっと事情がありまして(泣)
去年最後の「風車ミーティング」中に事態は発生しました
GSくんの試乗という事で........
走行中にクーリングファンのボルトが脱落、左バンクタイベルプーリーが外れ空回りして停止
現場でのリカバリーを試みたのですが........
初の積車(泣)
生還率100%を誇っていたのに残念です
自宅でもリカバリーを試みましたがかかる気配無し
バルブクラッシュの気配が濃厚になってきたので年末年始の休みを利用してヘッドのOHを慣行
12/28日はポルシェ356のI氏のお供で敷島と波志江に(笑)
とっととやれって(笑)
バラすのは手慣れたものでサクサクと
ヘッドを抜くのに苦労しましたが無事に摘出
左ヘッド、見事な曲がりっぷりに笑ってしまいました
IN.OUT共に全滅です
私のGSくんはエンジンを乗せ換えた記録があり本来であればG12(612)という圧縮比8.5:1の60PSが乗っているはずなのですが、残念な事にG12(632)という排ガス規制後の7.5:1の55PSという日本向けのエンジンが乗っていました
資料をいろいろ調べてもこの(632)のスペックが無くバルブ径も変更されているか不明だったのです
クランク掛けが簡単だった理由はこれでした(笑)
ここでバルブ径を計測して入手できるものだと分かったので気持ちよく修正に
バーナーであぶって曲げ直して旋盤でシート面を修正
けっこうあっさり治ってしまいましたがこんなものなのでしょうか?
治ったバルブをすりあわせ
もちろんヘッドとピストンのカーボンも除去
水平対向なので2気筒分で済むので時間はかからず
バラすのに苦労した分組付けはあっという間でした
タイベルを張り直して始動を試みますが..........かからず?
この時点で12/31(笑)
失火している?燃料は?........
ポイントギャップの確認し清掃、2cvに付けていた電磁ポンプを使って送り込むがポンプ破損(泣)
1/3の午後迄トライ&エラーの繰り返し(泣)
何度もクランキングをしてOHした左ヘッドは暖まっているのですが右ヘッドが冷たいまま?.......
バルブクリアランスを確認すると排気が大きい?
どうやらトライ中に右ヘッドもやらかしてしまったようです(泣)
という事で右ヘッドもOH.......分解途中でお休み終了
次の週末に実施します(泣)
そんな訳で1/10、降ろしたヘッドからバルブを抜いて.........
排気バルブがやられていました
左ヘッドほど酷くはないですが曲がっています
修正してすりあわせして組み付け
1/11はサンブレに顔出して組み立ての続き
ヘッドを付けてエキマニ付けて力つきて終了
そして1/12本日、朝からシュラウドを付けてオイルクーラー付けてインマニつけて.......
あまりの強風と寒さに休憩しながら........
午後にはタイベルを張り直してバッテリー積んで..........
あっさり始動に成功(笑)
ここからは早いです
クーリングファンのシュラウドを付けてクーリングファンを装着
今度はゆるみ止めを塗ってしっかりと固定(笑)
ライトパネルを付けて灯火類の装着で完成です
しばらくエンジンをかけて減っていたLHMとエンジンオイルを補給
パッキングの不良でのオイル漏れも修正
スロットルワイヤーも張り直して、微妙にアイドリングが安定しないのはこの後稼働させてからセッティングを出す予定
20日ぶりのハイドロ..........
やっぱり良いものですね
こんなわけでこの年末年始ブログの更新が出来ませんでした
これでやっと新年を迎えられた気がします(笑)
Posted at 2015/01/12 19:16:57 | |
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