『人生最後に乗るクルマ』

『人生最後に乗るクルマ 50歳からのクルマ選び新提案』
という本を買った。定価 ¥680 だった。

私もあと二年ほどで50歳。そんなクルマ選びを考えてもいい年齢になったと、社会的に認知されるようになったらしい。
ところが、私の場合はもうずいぶん昔から人生最後のクルマを考えてきた。だから、今頃こんな本が出てもちょっと遅れてるなあ、というのが実感だ。
人生最後のクルマを、私は双六に例えて『上がりのクルマ』と表現してきた。
今のところは上がりのクルマがもうすでに二台手中にある。一台はジムニーV-JA11Cで、もう一台が911（996）アニバーサリー。これらは直してなおして死ぬまで乗るクルマと決めている。
ジムニーは細々（こまごま）とリフレッシュを始めている。秋田スズキで、そろそろ一部パーツに欠品が出始めていると聞いたのがきっかけだ。細かいパーツ（ショートパーツ）が無くならないうちに、手を付け始めている。先ずは今回の12ヶ月点検（2013年4月4日〜）でインパネまわりの内装から始めて、次は両前シートを背もたれがグラデーションに色が変わっている80年代風のレカロのシートに交換する。イメージとしては、いすゞジェミニのハンドリングbyロータスやイルムシャーに載せらていた様なやつだ。最後にボディのオールペン。神奈川県相模原のレストア屋さん『永遠（とわ）ボディー』でやってもらう予定だ。錆止めを完璧に施してから塗ってもらう。色はオリジナルのホワイトから、ポルシェのGTシルバーメタリックに変える。完成までに何年かかる事やら。
まあ、そんなこんなで考え始めると夢は尽きない。

関連情報：有限会社 永遠ボディー