プチぶら日記〜カーエアコンは消耗品

今日もプチぶら散歩しています。


1998年に生産終了したNAユーノスロードスターですが、まだコンディションの良い個体が多いうちに、私はこのクルマを日本自動車遺産に認定します。

現在では、安全性の問題から採用することの出来ないリトラクタブルヘッドライトと、円形のヘッドライトもクラシックでカッコいいと思います。

ただし、問題はエアコンです。エアコンのメンテナンスに無頓着なオーナーが、たくさんいることに驚かされます。

2〜3年に一度、エアコンが冷えなくなってきた時にエアコンガスを補充しておけば大丈夫、と考えているオーナーがたくさんいます。

私は、一年に一度エアコンガスの補充と潤滑剤の充填をおこなっています。

古いユーノスロードスターのエアコンです。やはり、一年に一度のエアコンガスの補充と潤滑剤の充填を必ずおこなってほしいと思います。

なぜなら、エアコンは長期消耗品だからです。

私のユーノスロードスター初期型 1990年式も、15年目でエアコンが壊れました。オーバーホールの見積もりは、20万円でした。想像以上に高額な見積もりに、大変驚きました。

この時期にみんカラ内を散歩していると、ユーノスロードスターのエアコンの不具合や不調を訴えたり嘆いたり怒ったりしているブログが、多数見受けられます。

オーナーには、クルマのエアコンは壊れないものだ、と信じ込んでいる節があります。

しかし私に言わせれば、最終型でも1998年式のエアコンであれば、もう18年間以上もろくにメンテナンスされずに、こき使われ続けていれば壊れて当たり前なのです。

家庭用のエアコンでも、ふつうに使って耐用年数が10年がいいところでしょう。それも、毎年ニューモデルが登場していますが、自分のユーノスロードスターのエアコンに従来よりもよく冷えるニューモデルなど登場してくれません。

ユーノスロードスターのオーナーは、自分のクルマのエアコンは壊れるものだと認識して、毎月5000円ずつでもエアコンオーバーホール積み立てをすることをお勧めします。

そうすれば、年に6万円、2年で12万円が貯蓄されます。それを続けていけば、いざエアコンが壊れて、オーバーホールの見積もりを見せられた時も慌てなくて済みます。

自分のユーノスロードスターをいつまでも快適に乗り続けるために、今すぐ自分のクルマのエアコンだけは壊れないという思い込みを捨てて、自分のエアコンは壊れるものだと理解して、壊れた時に備えていってほしいと思います。

オーナーの皆さんにはいつまでも快適に、日本自動車遺産のNAユーノスロードスターに、乗り続けていってほしいものだと思います。