バブル時代よもやま話〜忘れられないE

チャラ　チャラ　チャラ
寂しげな　雨に濡れた君の
唇が　忘れられなくて

って、誰にも忘れられないものってある。

私はE。

ベンツを見るとリアに××EとかE××と記してある。

ただし190Eは例外だ。Eクラスにしてはコンパクトで、後にCクラスに発展した唯一のEだ。

ミディアムクラスは最初、××Eと表示されていたが、1993年を境にEクラスに改められE××と表示しするようになった。

最初、わからなかったのが、190Eと××Eの関係。バッジエンジニアリングで一回り小さい廉価な兄弟車だと思っていた。

残念ながら、190Eは現車を一度も見たことがない。

なんとなくここら辺のEの関係はうやむやのうちに解決した。

これらの車が販売されていたのがバブル時代。

今でも人気はあるし、車雑誌で名車として特集を組まれたりする。

しかし買った後のメンテナンス苦労とパーツの欠品等維持費が怖くて誰も手を出せない。

実際にこの両車、路上を走っているのは、年に数回しか見ない。

ネオクラシックカーとして一部の好事家に珍重され、コレクターズアイテムとしてガレージに鎮座まします存在になってしまったのだろうか。