
今日、朝起きてみたら首から腰にかけて痛いッス。
得意の市立総合病院の救急外来で診察してもらって、休み明けの火曜日に整形外科で精密検査ッス。
骨折以来、久方ぶりの整形外科ッス。
病院終わって、こちらも久方ぶりの『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンに似たおばちゃんとお茶。『いつものジムニーじゃなくて白のトヨタのアクアっていう、同じトヨタのハイブリットカーのプリウスに似たやつで行くから』って連絡しておいた。待ち合わせの場所、JR秋田駅のLOFT側のロータリーで拾おうとしたら、何やら背中に殺気を感じる。よく見りゃ私のクルマの真後ろにおんなじ白のアクアがくっついてくる。『くっいてくんじゃねぇ〜、先に行け』と念じながら停めたら、そのクルマも真後ろに停めてやんの。二台並んで同じ白のアクア。区別がつかないッス。仕方がないから駆け寄るヘップバーンにクラクションで合図。無事に合流。ルームミラー越しに、後ろのアクアのドライバーを睨みつけたら、なんとやっぱりのおばちゃん。昨日からおばちゃんには祟られっぱなし。怖くなって一目散に退散。すると今度は真後ろによく見たシルバーのセリカ。みんカラ.のお友達のクルマかな?と思ってルームミラー越しに見たら残念ながら別人。ヘップバーン、私を見るなり開口一番、『あぁ〜ら、毛を刈られた羊みたいになったわネ。マイケルゥ〜(声優の増山江威子になったつもりでお願いします)』。相変わらずスパイス効いた台詞ッス。峰不二子みたいッス。そういや、髪型もベリーショートから峰不二子風ロングにイメチェン。次は助手席で女性の視点でアクアのドライブフィールならぬナビゲーションフィールを語りだしたッス。中身濃いッス。カーライフエッセイストの吉田由美並みというか、軽く超えてるッス。く、詳し過ぎるッス。文章書いたりトークしたりして食っていけそうッス。新横や銀座や世田谷のポルシェセンターで、996やらボクスターやらケイマンやらカイエンやらを試乗した話しなんかもポンポン飛び出して、女性版ポール・フレールッス。ポルシェ、ビーエム等ドイツのスポーツ系ブランド&アルファロメオに詳しいッス。峰不二子、侮りがたし。アルファロメオ・147のツインスパークの右ハンドルをセレスピードのパドルを操りながら、シフトダウンを繰り返してブリッピングの排気音をフォンフォンさせて『お宝は私が貰って行くわ。悪く思わないでネ、ルパン』なんて台詞を残してタイヤを鳴らして走り去りそう。触れると火傷しそうで怖いッス。
それにしても、ふだんはまったく意識しないのに自分がアクアに乗るようになるとやたらアクアが目に付く。多いッス。特に白が。
そういや昔、FISCO(富士スピードウエイ)のBMW M3のお披露目&サーキットトレーニングで生吉田由美を見たんすけど、実物スゲェ〜美人だったッス。そん時は徳大寺有恒氏のトークショーもあったんすけど、徳大寺さんもトークショーが終わった休憩時間にそこらへんうろちょろしてて、私の隣のテーブルにどっこらしょって感じで、一人で座ってダンヒルのロミオ・フリエッタなんて葉巻をブァ〜と吹かしはじめた。あちゃ〜、とんでもねぇ〜ことになっちまったぞと思いながら恐るおそる挨拶したら、向こうもニッコニコしてて話し相手が欲しかったらしくてテーブル隣どおしで話し合ってるうちに、マアこっちにおいでなさいなって感じで同じテーブルで話し始めた。そしたら、件の吉田由美さんも峰不二子風に『アァ〜ら、徳大寺セェ〜ンセ』って感じで合流してきて三人でおしゃべりになったッス。そん時に記念に徳大寺さんからサイン貰ったんすけど、モノの管理ができないたちなんでどっかにいったッス。捨ててないからどこかにあるんだけど、どこにあるのか分からない。吉田由美さんのサインは貰ったかって?その頃はまだ有名じゃなかったんで、なんか貰いそびれました。今思えば貰っておけばよかったッス。実物は、雑誌の写真よりも小さかったッス。徳大寺氏は小柄で大きかったッス。忘れていたけど、近藤真彦もゲスト&客寄せパンダとして来ていたッス。
そんで不二子と広面のマックに行ったら、代車のトヨタ・アクアについて、ロールスロイスのシルバーゴーストのように静かで振動が少ないイイ車だ!!と語っていたッス。ジムニーV-JA11Cは、富士急ハイランドの一番古い今にもぶっ壊れそうなジャイアントコースターに乗っているみたいで、走っている最中に空中分解しそうで、初代引田天功になったような気分でスリルがあって楽しい、と言葉を選んで評論してたッス。アクアは静かで振動が少ないイイクルマで、ジムニーは空中分解しそうなスリルがあって楽しいクルマだそうです。思わず、スピリット・オブ・エクスタシーと言葉に出そうになったッス。でも、ジェットコースターに例えられる空中分解しそうなスリルのあるクルマってなんだ?
そういや、この不二子、ベンツをメルツェデス、ジャガーをやジャギュアと呼ぶんすけど、こいつらのボンネットのマスコットをクキクキ動かす変なクセがあって、メルツェデスやジャギュアを見かけりゃあコッソリ近づいていってクキクキっとしちゃあ、満足してニコニコしながら戻ってきたんすよね。なんか、塀の向こうのよそんちの犬の頭を撫でてくるみたいな感覚ッスネ。憎めないクセです。最近は、メルッエデスもジャギュアもマスコットが無くなって淋しい限りで物足りないわと欲求不満気味だったッス。
ま、人生長いことやっているといろんな経験が増えていくもんです。そこらへんにいくらでもいる普通のオッサン、オバハンも、厚くて濃くて出汁(ダシ)がきいていて、侮りがたいもんです。
そういや、峰不二子、クレイグ・ボンドにダメ出ししてたッス。もう一本出演契約残ってるよ、って話しをしたら絶句して椅子ごと後ろにぶっ倒れそうになってたッス。不二子曰く、ジェームス・ボンドはショーン・コネリーにトドメを刺すそうな。女の立場で言わせてもらうと、クレイグ・ボンドは抱かれたくないボンドのNo.1。2代目ボンドのジョージ・レーゼンビーは男の目からすると、玄人受けするボンドなんだけど、女の目からすると、オープニングのフリフリのついた白いドレスシャツは幼稚園児みたいで情けないけど、アレはアレで悪くない。抱かれたいボンドNo.1は、やっぱりショーン・コネリー。それで、コネリー・ボンドがダメならお次はブロスナン・ボンドが親近感があって憧れのお兄さん的でイイ。また、ダルトン・ボンドは職場の憧れの上司的で包容力があってイイ。それにしても、男の評価と女の評価とはこれほど違うんッスネ。女の男のへ評価って辛辣ッス。容赦ないッスから。もう、バッサリやられますから。怖いッス。ヘタ打てないッスからネ。女の前じゃあ男って、分の悪い生き物ッス。
それにしても……、
あぁ〜、腰痛え。
Posted at 2012/12/23 22:21:32 | |
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