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2014年05月13日 イイね!

ポルポル雑記〜996型ポルシェ911は、新生ポルシェの明るい未来を感じさせる

『996型ポルシェ911は、新生ポルシェの明るい未来を感じさせる』

とは今だから言えること。

新生ポルシェの水冷第一号車のボクスターが1996年に発売開始された当時は、ポルシェ911ファンには、次の911はついに水冷になってしまうのか、という落胆があった。そんなさなかの1998年にポルシェ911の水冷初代996型は販売を開始した。




それから月日は流れて16年後の2014年の現代において、ニューモデルのポルシェ911に空冷復活を望む者は誰一人としていない。それはノスタルジーでしかないことを誰もが知っている。

現代においては911の空冷ファンと水冷ファンは、完全に住み分けが出来ている。

さて、カエル顔をしたポルシェ911のフロントマスクや全体の佇まいは、996以外の水冷997や991を含む911が、その時代のクラシック(古典)ならば、996は唯一イノベーション(革新)だ。

996は未だに未来を感じさせる。
シトロエンDSが未だに未来を感じさせるのと同じレベル、もしくはそれ以上に未だに996はポルシェの未来を感じさせる。

現在ポルシェの顔は、カエル顔から両生類及び爬虫類顔に統一された。

当時、使い勝手が悪いと酷評された996の未来的なインテリアデザインも、実は所有者にとってはシンプルで使い勝手がこのうえなくいいのだ。だいたい操作する所などエアコンくらいで、それをフルオートにしてしまえば、後はナビゲーションシステムとオーディオくらいしか操作するところはない。しかし私は、ポルシェの室内で音楽を聴こうとは思わない。
そういう意味で未来を先取りした、996のインテリアデザインは素晴らしい。

928も出た当時は酷評されたが、今見ると未だに未来を感じさせる。当時幅が広過ぎてフィット感に欠けると言われたが、今ではメルセデスのCクラスよりも小さい。






見えるものに惑わされて、本質を見抜く眼を失ってはいけない。
ポルシェは変化を望んでいるが、ポルシェファンが変化を望んでいないだけなのだ。

やはり企業としては売れて、利益が上がらないと困るのだ。そのために必然的に、ポルシェも様子をうかがいながら情報を小出しにしてポルシェファンを引き付けるのが上手くなった。

986ボクスター、996、カレラGT、カイエン、さかのぼって928があったからこそ今のポルシェがある。

パナメーラなど4ドア版928であることに気がつく者など誰一人としていない。実際のところ928もパナメーラも乗車定員は4名と同じだ。また、ふだんは2名以下でしか乗らないことも同じだ。


きっとポルシェも頑迷なポルシェファンを相手にして私と同じで、千の風になりたいと思っていることだろう。



千の風にいぃ〜
千の、風にぃなあぁってぇ〜


そういう意味においてポルシェは、『最新は最良』であっても『最新が最高』とは限らない。
私は、ポルシェの未来を切り拓き、911の未来を切り拓いた996が、911の中で一番好きだ。

Posted at 2014/05/13 23:28:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | マイ・ライフ | クルマ
2014年05月13日 イイね!

ぶらぶら日記〜セルシオの器と砂の器

ぶらぶらで、最近乗れば乗るほどセルシオの表立って際立った個性を主張しないところが、セルシオの器の大きなところなのだと再認識させられています。




それに比べると、かつて世界の覇者を目指したライバルのBMWはことさらにスポーティとスタイリッシュを主張し、メルセデスはことさらに高級と威厳を主張していました。

しかし、最新のAクラスはポルシェ911を凌駕するほどの性能を持ちながらも、エンブレムを見なければスバル レヴォーグと見分けがつきません。また大人気のレヴォーグにしても、女性誌のようなネーミングに思わずコンビニの書籍コーナーで深夜に立ち読みしている人たちを想像させる美魔女のようなクルマです。



これらの個性の主張は泰然自若としたセルシオの前では、もはや負け犬の遠吠えにしか聞こえません。
セルシオは風林火山のようなクルマなのです。

しかし、悲しいかなセルシオはもはやレクサスLSになり消滅し、BMWもメルセデスも現在はこ洒落たモード系のクルマに鞍替えして、もはや90年代にあった己自身の個性を喪失してしまいました。

モードは、変わり続けなければすぐに廃れて過去のものになってしまう宿命を背負っています。
モードは、さながら砂の器のようなものなのです。




※ 真面目に書こうと思えば、この程度の文章ならば朝飯前でいくらでも書けるのですが、内容がありきたりで書いていて自分自身がぜんぜん面白くないので、こういう文章はほとんど書かないようにしているのです。
Posted at 2014/05/13 00:23:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | マイ・ライフ | クルマ

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