Michael Delaneyのブログ一覧

ウチのEクラス。

本当はEクラスになる前の、ミディアムクラスというのが正解。

納車の時、積載車から降ろされてきた車を見て、想像していたよりもワンサイズ小さくて驚いた。

最初はCクラスの前のモデルの190Eが降ろされてきたのかと思った。

W124の次の丸目4灯のモデル、W210になってからのEクラスからはよく知っている。

特に丸目2世代目のW211のワゴンは、もう少しで印鑑を押しそうになったくらいだ。

私の中では、ディーラーのショールームで見て試乗もしたW211以降が本来のEクラスだ。

それ以降、EクラスはW212・W213と、どんどん大きくなっていった。

それに合わせて私の中のEクラスもどんどん肥大化していった。

そんな思い込みがあったから、納車されてW124を目の当たりにした時には、あまりの小ささにびっくりしてしまった。

W124の実際の大きさは、日本の5ナンバーサイズから全方位的に数センチ大きいに過ぎないのだ。

W124ボディーサイズ
全長：4740mm
全幅：1740mm
全高：1445mm

5ナンバーサイズ
全長：4700mm
全幅：1700mm
全高：2000mm

ツレは車をコーティング屋さんに一年に一度出しているから、普段は水洗いしかしない。

それで、雨の日に車を洗う。

とはいえ、わざわざ洗車場に行ったりはしない。

屋外に出して、しばらく雨ざらしにしておく。

それで、雨に十分にあたって汚れが浮いてきた頃合いを見計らって、洗車用のダスターで車を手早く拭く。

ただそれだけ。

なんとも手抜きでずぼらな洗車方法だけど、これで十分きれいに車を保てる。

五木寛之さんの本は、『雨の日には車をみがいて』だった。

しかしうちでは、さしずめ、『雨の日には車を洗って』だろう。

いや、厳密にいうと、水拭きしているだけなので、『雨の日には車を拭いて』あたりがちょうどいいのかもしれない。

ファーストカーはふだんの足に使うから、何かとあっちこっち不具合が出て、ディーラーに入庫することが多い。

よって入庫するたびにどんどん調子が良くなっていく。

ただ、おのずとお金もかかる。

しかし、この直して好調になっていくのがなかなか嬉しい。

それに対してお遊び車のセカンドカーは、天気のいい日しか乗らないし、普段はなかなか乗らないので乗るのに微妙に敷居が高い。

また調子が良いので、故障もなく好調を保っているから、安心して乗らないでいられる。

心配なのは、バッテリー上がりくらいだ。

そんなわけで、セカンドカーを一番愛していても、気持ちはファーストカーへと移り変わってゆく。

街中ではBMWの方が走っているのを見る機会が多いけど、なぜか中古車になると、メルセデスの方が人気がある。

ウチらもメルセデスのディーラーによく出入りするけど、中古車を見に来ている人がたくさんいる。

でも、BMWの中古車展示場には、閑古鳥が鳴いているもんね。

なんか新車人気のBMWに対して中古車人気のメルセデスって感じかしら。

私が初めてボルボ240GLセダンをカッコいいなあー、と思ったのは、今から6〜7年前のことだった。

お盆に、近所の道の駅に寄った時に、初めて240セダンを見た。

セダンはもともとノーマークだったが、まずは色で惹きつけられた。

ライトブルーメタリック。

BMWに昔、フィヨルドブルーメタリックというカラーがあった。

それによく似ている、青味がかったシルバーだ。

凄くきれいだなぁー、と思った。

それに、あんまりきれいにして乗るような人じゃなかったのか、さすがに錆は浮いてきていなかったものの、全体的に塗装が焼けて、至る所クリアが剥がれて傷みが進んでいた。

完全に実用車として乗りこなしていた。

それが逆にヴィンデージジーンズみたいでカッコ良く見えた。

その時に、
あー、この車はきれいに磨いて乗る車じゃないんだなー、
と思った。

それからことあるごとに思い出してはいたが、購入するまでには至らなかった。

それが昨年、何気なくネットで検索していたら、雰囲気の良い240にであった。

ライトブルーメタリックのボルボ240GLエステート。

早速ショップに電話してみると、そのライトブルーの個体は、エアコンが古いガスでエアバッグもABSもついていない個体だった。

それで実際に販売されていたモデルから選んで探してもらった。

そうして今のダークグレーメタリックの個体を見つけてもらった。

ボルボはやはりいい。

輸入車なのに肩肘張らずに乗れるところがいい。