Michael Delaneyのブログ一覧

今までの車人生を考えると、ほとんどが中古車だ。

稼いでいた時は輸入車の新車をディーラーで買ったりしていたけど、加齢と共に収入も減り経済的に中古車しか買えなくなってしまった。

しかし、中古車は面白い。

欲しくても、ご縁が無ければ買えない。

また、ノーマークの車がそちらから近づいて来て購入に至ることがある。

今持っている、ロードスター、ベンツ400E、ボルボ240GLE、すべてそうだ。

これは昔ツレがやっていたおまじないなのだが、トイレに欲しい車の切り抜きを貼っておくのだ。

トイレに行くたびにそれを見ていると、いつの間にかご縁が結ばれる。

そのおまじないで、ポルシェボクスターSとポルシェ911が手に入った。

トイレの神様が結んでくれたご縁だ。

今はやっていないし、欲しい車もない。

ただ、ウチらは一台の車に長く乗るというご縁に薄い。

今持っている車で一番長く乗っているのが、ロードスターで約4年だ。

あとの2台は1年だ。

3台あれば日頃の足にボルボを使えば、丈夫な車だから距離を稼いでも長く乗っていけるだろう。

昔、大原麗子が出演するウヰスキーのCMで、
細く愛して長く愛して
というのがあった。

この先はウチらも3台の車を、細く愛して長く愛していきたいものだ。

最近何かとW126をメディアで見ることが多い。

ちょうどバブルの時代に、リアにブーメランアンテナや電話のアンテナを取り付け、フルスモークで六本木界隈に出没していた最強のベンツだ。

ただ、今ではほとんどがスクラップになってベンツ専門店でも売り物がほとんど出なくなってしまった。

今、バブル時代の車で残っているのは、一番多いのがポルシェ911の964と930、だろう。

BMWやアウディ、フォルクスワーゲンなんかは全滅で、ベンツがかろうじてE500をトップエンドにワゴンのW124を中心としたあたりが、好事家のあいだで乗られているくらいだろう。

もちろん国産車は全滅だ。

W126を所有したいとは思わないが、一度運転してみたいと思う。

バブル時代の車もほとんど消えてしまったが、それに比例して自分の残り時間も少なくなってきた。

我が世の春と有頂天になっていたバブル時代は遥かに過ぎて、『つわものどもが夢の跡』という言葉がしっくりくる年齢が近づいてきた。


W126

旧い車に乗っていると、きちんとリフレッシュやレストアして買った車でも、じきにあちこちに不具合が出てくる。

そのたびに、ディーラー、専門店、馴染みの整備工場のどこに入庫しようかと悩む。

国産車なら迷わず馴染みの整備工場に入庫する。

輸入車だとディーラーと専門店で悩む。

それもまた楽しい。

ただ、ディーラーはディーラークオリティーだから信頼できるが、工賃もパーツ代も高い。

そこが問題だ。

この症状ならここ。

この整備ならここ。

という状態ごとに入庫先の区別がついてくるようになると、安心して車に乗れるようになり、がぜん車が楽しくなってくる。