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2014年06月05日 イイね!

日産の高級車の未来を考える

1. ブランド展開について

日産は日本市場に限っては軽自動車からFセグメントの最高級車まですべて同じブランドで販売しています。

このようなマーケティングをとっているメーカーを探してみると、市場を限ったとしても同じ国内市場でのトヨタの他には、たとえばヒュンダイであったり、あるいはフォルクスワーゲンがフェートンを販売してたという例もありますが、ほとんどありません。また、その中でも欧米各国で広く販売されていたフェートンについて言えば販売的に大失敗という結果に終わっています。


私が乗っているフーガは輸出仕様はインフィニティ・M35xの名称で日産の高級車ブランドであるインフィニティブランドで販売されていましたし、現在もフーガは海外ではインフィニティ・Q70の名称で販売されています。オーナーとして個人的な心境として、もともとフーガを「はじめての高級車」として購入した身としてはフロントグリルに日産のマークがでかでかとついていたところで、何の気にもならなかったわけですが、色々と思うところがあって次の車に輸入車なども候補に入れてくると、なんだかんだで「日産」ブランドであることに思うところが出てきました。

ここで、スカイラインの話。
現行型スカイラインは「グローバルに通ずる高級セダンである」ことをアピールするため、インフィニティのバッジを付けたという話でした。
それについては何の問題もないと思うのですが、今後のことを思うと、スカイラインクーペやスカイラインクロスオーバー、フーガなどについても今後インフィニティのバッジを付けることが考えられますし…などということを考えていくと、日本独自の路線をとるより、日産ブランドではなく「インフィニティ」の名前を前面に出しての販売戦略をとったほうが、例えばレクサスなどと対抗できるブランドになるのではないだろうかと思います。インフィニティのデザイン方針は日産のそれとは趣を異にしていますし、そうしたほうが差別化もできることでしょう。
また、例えばレクサスのように専用のディーラーを作るのではなく、特定の日産の店舗に併設する形でインフィニティのコーナーを作って販売し、車両の価格は現状を維持することで、割安に高級車を売ることができるのではないでしょうか。

そこで、問題となるのはスカイラインの存在です。
V35型からスカイラインは海外向けのインフィニティのモデルと共通化されているため、日本にインフィニティブランドを投入するとなると、自動的にスカイラインというビッグネームが消失することになります。
ただ、誤解を恐れずに言うと、過去のしがらみに、たかが車の名前だけに囚われた一部のマニアが喜ぶ、かつてのスカイラインとはベクトルの違った車をスカイラインとして売り続けるのであれば、そんな名前は消えてしまっても構わないのではないでしょうか。もともと、R34型の後継車としてのスカイラインの次期型は販売不振を理由に開発中止が決まっていたわけですし。


2. メルセデス・ベンツとの提携

現在、日産が自社で開発して高級車に搭載しているエンジンは、国内では2.5L V6、3.5L V6、3.7L V6、海外に目を向けるとこれに加えて5.0L V8(既に廃止目前)、5.6L V8がありますが、数が少ない上にいずれも旧態依然としたNAユニットであり、はっきり言って何の魅力もありません。日産がどういう経緯でメルセデス・ベンツとの提携を決定したのか、その実のところを知っているわけではありませんけど、推察するに日産に高級車向けのパワートレインやプラットフォームを開発する余力がないことが理由なのではないでしょうか。

私は、インフィニティのデザインでしっかり走ってくれる車であればなんでもいいので、メルセデス・ベンツ製のダウンサイジングターボエンジンや大排気量エンジンが搭載されればそれはいいことだと思います。日産いわく、例えばスカイラインは海外の高級セダンに対抗できるという話ですが、実際に購入しようという立場から見ればエンジンの選択肢が2種類しかなくて一体何を言っているんだろうという話です。ドイツの高級車御三家のような多種多様なパワートレインラインアップを設定することができなければ、多種多様なニーズを持つ輸入車ユーザーは国産車「なんか」に目は向けないでしょう。少なくとも、レクサスレベルには日産もパワーユニットをもてるくらいにしてなければ、少なくとも私は、次の車に日産ではない何処かのメーカーに行ってしまう可能性もあるわけです。

…そうはいっても、インフィニティのデザインには求めているパワーユニットと実際にラインアップされているそれとの不一致に目をつぶってもいいと思わせるような魅力があるわけですが。
Posted at 2014/06/05 21:34:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2014年04月20日 イイね!

車は顔で判断するべからず

車は顔で判断するべからず先日、インフィニティQ70(日本名日産フーガ)のマイナーチェンジモデルが登場しましたが、そのスタイリングについては各所で賛否両論が見られているようです。まあデザインの好き嫌いは人によりけりですからそんなことはどうでもいいんですが、「スカイラインと似ているから嫌だ」という感想を持たれている方もいるようです。

タイトル画像を見ると、たしかにフロントはそっくりです。アウディや最近だとマツダなんかでもそういうことはあるわけですが、社内でデザインコンセプトを統一することで他のモデルと区別が付きづらくなることを批判したくなる気持ちは分からなくはないです。最近だと、アウディのA6が結構デザイン的にサイズ感のないものになっているので、私もA4とたまにごっちゃになってしまいますし。


しかし、ここで改めてQ50(スカイライン)とQ70(フーガ)を別角度から見てみると…。





たしかにフロント真正面から見た画像ではそっくりでしたが、一般的に車を見る際のアングル…フロントクオータービューの写真を比較してみてみると、スカイラインはボンネット、サイドラインともに余計なうねりを全く作らず、余計な肉質を削ぎ落したようなデザインとなっています。そうはいっても日産らしくボディパネルは他メーカーのように単調ではなく美しくウェーブを描いてはいますが。
一方でフーガの場合は、ボンネットはヘッドライト周辺で大きく盛り上がっており、サイドラインを見ると前後ホイールアーチが大きく盛り上がってより肉感的なイメージとなっています。

車の写真を見るとき印象に残るのはフロントのグリルやバンパーの形状でしょうし、一般的な人は恐らく車をアイデンティファイする際にはそこを見るでしょう。しかし、車のデザインの良し悪しを判断する際に考慮されるのはそこだけではなく、サイドラインなども含めた全体でしょう。実際にスカイラインとマイナーチェンジ後のフーガを実車で見比べれば、きっと違いは明らかだと思います。
一般によく言われることに、「日産の車は写真では微妙でも実物を見ると格好良い」という話があります。個人的な印象ですが、日産の場合、基本的にどの車もサイドラインまで拘られてデザインされているように思います。ラティオ? マーチ? …知らない子ですね。
冗談はともかく、それは日産と三菱が共同開発し、デザインに日産が大きく関わった軽自動車にさえ出ています。

一般的な軽自動車(写真はスズキスペーシア)のサイドラインはどこか単調なのに対して

日産のデイズルークスの場合は、ボディサイドにアクセントラインがつけられています。

このような細かい部分は写真で見ると意識しなければ気付かないでしょうし、実物を見る際にもほとんど意識はしないでしょうけど、しかし実際に3次元的にそこにある実車を見てデザインの良し悪しをはかるときには大きなファクターとなりましょう。
今回例に出したのはボディ部分のアクセントラインですが、セダンのデザインに関しては、以前にリアクォーターウインドウのデザインについて書いた記事も日産のサイド方向のデザインの良さについて書いています。

逆に写真でも車のデザインがフロントだけでははかれないことがわかる極端なパターンを例示したいと思います。

フロントから見るとこんなにも凛々しい車ですが


現実はこんなものです。


結局ここで私が言いたいのは、車は全体像として美しい車が最高だと思う、ということです。そしてだからこそ私は日産の車が好きなのです、というお話。
Posted at 2014/04/20 22:31:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2014年01月21日 イイね!

セダンデザイン論 ―リアクォーターウインドウ―

セダンデザイン論 ―リアクォーターウインドウ―まず、デザインの見方は人それぞれであり、以下に書くことはあくまでも個人的な考えであるということをあらかじめ書いておきます。
では本題。

私のY50フーガ、そして現行フーガにはリアクォーターウインドウがあります。リアクォーターウインドウとはリアドアに付いている窓よりもさらに後ろにあるCピラー部分にある窓で、クーペなどには必ずと言っていいほどついています。

タイトル画像で赤くなってる部分がそうなんですが、日産のセダンではシルフィ以上のモデルにはスカイラインを除いてすべて使われています。また、マツダ・アテンザやジャガー・XJなど一般にデザインが傑出しているといわれているようなセダンにも概ねあります。


私も自動車を作っている側の人間ではないので、コストについて正しいことはわからないのですが、しかしリアクォーターウインドウをつければおそらく生産コストは上がるでしょうし、だからこそ多くのセダンにはリアクォーターウインドウはついていません。ではなぜそんなウインドウをつけるのかといえば、写真で見て分かるかもしれませんが、デザインの自由度が高まるということが理由としてあげられるでしょう。つまり、ウインドウの形状がリアドアの形状にとらわれない、ということです。

では、ウインドウの形状がリアドアの形状にとらわれているというのはどういうことなのか、例を見てみたいと思います。

たとえば、上の写真、発売間もない現行Sクラスです。私もすでに実車を見ていて、割と格好良いとは思うのですが、Cピラー部分、窓後端はリアドアに合わせるように弧を描くようになっていますが、これが流線型を描く車全体のアウトラインとは不調和を起こしているように思えます。サイドは割かし良いデザインだと思うので、非常に残念なところです。


もう1つはBMW 5シリーズです。スカイラインもこれと同じ手法の処理をしているんですが、まあこれは窓に関しては巧い処理といえるでしょう。ただ、個人的にはやはり制約の少ないリアクォーターガラスを使ったフーガのほうが綺麗なサイドラインを作れているように思えます。
車全体のデザインは個人的にはよろしくないと思えますが、その辺については今回の話とは外れるので省略します。

最後に、最悪な例をご紹介しましょう。とか言ったらオーナーさんに怒られるかもしれませんが。

クラウンです。Cピラーあたりをじっくり見てもらえば言うまでもなく歪に見えるかと思います。


ここで実験。もしクラウンにリアクォータウインドウがあったらどうなるか。拙い画像編集ですが、フーガ風に変更してみました。

あら格好いい。クラウン特有のオヤジ臭さが抜けて、正直フーガにも迫らんばかりのデザインです。ロイヤルはアレですが、アスリートであればあの稲妻グリルは見慣れれば存外どうってこともないのでここまで改良すれば現フーガオーナーもクラウンを格好良いと思うことも夢ではありませんね。
さらにいえばホイールベースを拡大してリアオーバーハングを切り詰めればもっといいかな。

てなわけで、小窓1つでデザインはここまで変わる、という話でした。
共感していただけるかは分かりませんが。
Posted at 2014/01/21 18:35:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2014年01月12日 イイね!

煽り運転とは

煽り運転は良くないことですよね。
一方で煽られる方も悪いという言葉もあります。ただし、こちらの場合、前が詰まっているのに煽ってくるような場合は除外されましょうが。

今日高速道路を走行していると、3台前の中型トラックが80km/hくらいで前方の軽自動車を追い越すか追い越さないかくらいのスピードでしばらく右車線にとどまっていたのでその後ろに右車線10台くらいの列ができておりました。

そこで私の後ろを走っていたアウディA4が左車線に移行、その後颯爽と私を含めて車列を追い越し、渋滞の原因となっていたトラックの後ろに付き、車間を詰めて煽り始めました。
するとトラックはようやく軽自動車を完全に追い越し、長々と連なった車列は次第に普通に流れるようになりました。


このとき、私は煽り運転はいけないんだぞー、なんてことは決して思わず、煽ってくれてありがとうとさえ思いました。同乗者がいたので口に出しはしませんでしたが、その同乗者もあのアウディのおかげで渋滞が解消したと言っていたので別にそれくらいの発言に問題はなかったんでしょうけど。

今回のケースでは後ろを走っていたアウディが激おこぷんぷん丸になって(使いたかっただけ)…もとい痺れを切らして左車線追い越し&車間距離不保持の違反を行って大迷惑なトラックをどかせたわけなのですが、この場合、どのような方法が本来ならばよかったのでしょうか。

トラックの後ろにいた車が、トラックが迷惑をしているということを知らせることが重要ではないでしょうか。別に車間を詰めて煽れと言っているわけではなく、パッシングくらいはしてもいいんじゃないかと。
とはいえ、パッシングをすることだって世間には煽りの一種だと思われがちです。ここで私が最近得た知識を1つ。

やんわりと、左車線に戻ってくださいという意志を伝えたい場合、右ウインカーを出すという方法があるそうです(もちろん高速道などの右折のない道路限定ですが)。ただこれも煽りだと思う人はいるみたいですけど、個人的にはパッシングよりも柔らかい印象になるのではないかと思います。

そこで重要なのはあくまでもジェントルな運転態度だと思います。まず前方の車と十分な車間距離を開けて煽る意志がないことを明らかにし、また相手が譲ってくれた場合はハザードを付けてお礼をする、とか。

1つ私が言いたいのは、煽られたと文句を垂れる前に自分が迷惑な運転をしていなかったか、そしてそれは本当に煽りだったのか(譲ってください、迷惑ですよ、といったただの意思表示ではなかったのか)を十分に考えてほしいということです。無論、傍迷惑にただ無意味に煽ってくる輩がたくさんいることも分かりますけど。

前しか見ていないババ…もとい中年女性はどうすればいいって? それは私も知りたいですね。クラクションを鳴らすほど過激な運転は私にもできません。
Posted at 2014/01/12 23:44:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2013年10月31日 イイね!

ハイオクブレンド

先日スーパーでMobilのガソリン割引券をもらったのですが、すっかり忘れていてせっかく安く(157円/L)入れられたのに20Lも入れられませんでした。
ときに、ジュークは今基本的に街乗りで使っているので基本的に近所のシェルで入れているのですが、フーガは長距離メインなので出先で入れることも多いです。

私の場合、エクソンモービル系のスタンドで入れることは少ない
…というのもジュークを買ってから小排気量故にガソリンの違いがかなりわかりやすくなって、シナジーF1はあまり合わないんじゃないかと考えていたからなのですが
それでも今回安く入れられたのでフーガの方にMobilで給油したわけです。

で、ここで改めて考えてみると、直近でフーガに給油したのはシェル→コスモ(スーパーマグナム)→シェル(pura)→ENEOS(ヴィーゴ)→出光(スーパーゼアス)→Mobil(シナジーF1)
の順で合っているはずなんですが、これ、よく考えると大手メーカーのハイオクを綺麗に全制覇してますね。だからどうだって話ですが、ENEOS以降はほとんど満タンな状態からちょっとずつしか入れていないので(ガソリン価格の様子見も兼ねて…)結構今フーガのタンクの中はいい感じに各社のハイオクが混ざった状態になっていると思います。
だからどうした。
まあどうもしないんですけど、ただジュークに乗って一度怪しいスタンドでノーブランドのハイオク入れて嫌な音がしてからはメーカー系じゃないスタンドとか怪しげなスタンドでは入れないようにしているんですが、割と信頼できるメーカー系でも違いはあるかと。
いろいろジュークで試した結果(とは言ってもまだ納車から1年も経ってないうえ体感なのでロクなデータではないんですが…店舗差だってあるでしょうし)、puraがいいんじゃないかという結論に。まあ世間的な評判も高いですから、それゆえいいと感じてしまっているだけかもしれませんが。そもそも違いと言ってもジュークでもそれほど大きくはありませんし。

上でシナジーF1がそれほど合わないとも書きましたけど、それでも別に悪いってわけでもなく、実際のところ車によって合う合わないとかもあるでしょうし、人よりの好みもあるでしょうから入れ比べてみるのもいいかもしれません。

それよりも、必ずしも掲げているブランドのハイオク100%で売っているというわけではないみたいですし、悪質なところは悪質みたいですから、信頼できるスタンドを見つけることが大切かもしれません。まあ、幹線沿いとかの大きな賑わっている店は大体大丈夫なんじゃないかな、とか勝手なことを言ってみたり。
Posted at 2013/10/31 21:45:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記

プロフィール

「ジャパンタクシーに試乗 http://cvw.jp/b/1639875/41456484/
何シテル?   05/08 20:57
フーガに乗っています。
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日産 フーガ 日産 フーガ
日産 フーガ(後期・350GT FOUR)に乗っています。 2008年5月納車。
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セカンドカーです。 ジューク 16GT FOUR Type V。2013年3月納車。

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