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2015年03月13日 イイね!

安っぽいからこそいい

安っぽいからこそいい以前にもアルトターボRSのことは取り上げたので、再度取り上げるべきか悩んだんですが、やっぱりこういう車が現代に売られるということの凄さというか、素晴らしさというか、は計り知れないと思うので、二度目になりますが、発売を機に再びアルトターボRSの話題を。

何よりも目を瞠ったのは価格。
スターティングプライス129万円、4WDまで設定されてこちらは140万円。
軽くスペック表を見てみたら、シートヒーターやらレーダーブレーキサポートやらはなんと標準装備。そんな贅沢装備、私の500万円のフーガにだって付いていない。ともなれば、これを削ればもっと安くできるというポテンシャルにも驚かされる。というか、こんなの削っていいんじゃないか?

ともかく、しかしよく考えてみれば、そもそものアルトという車が85万円スタートだから、値段にしておよそ45万円高。これを高いと思うか安いと思うかはともかく、イマドキの軽自動車なんて200万に迫らんとしていることを思えば、思うにバーゲンプライス。

確かに室内の写真なんかを見てみれば安っぽさ全開。
でもいいじゃない。軽なんだから。
走れればいい、そういうスパルタンなところが素敵。
フロントシートがヘッドレスト一体型というところにも萌える。果たしてヘッドレストを動かしたことがある人がどれくらいいるのかと考えて見れば、たしかにこれで十分じゃない。

マニュアルはないじゃん。
なんて文句も見かけるけれど、ベースのアルトがインパネシフトだから、それは難しいんじゃないのかな。
例えば、コペンのマニュアル車を見れば、横に2人並んで座ってギアチェンジするのは、やっぱり軽自動車の車幅じゃ難しそう。
贅沢にもパドルシフトまで付いていることを思えば、なんだかんだでこれでいいのではないかと思います。フツーのATじゃなく、AMT(いわゆる2ペダルMT)という点もポイント高い。他の車とは違う、そういうところが素敵。


64PSの壁は超えられなかったけれど、でも車重は670kg。これ、コペンより200kg軽いっていうんだから、ダイハツの面目丸つぶれかも。ホンダ・S660のスペックがどうなるかは未だ不詳だけれど、こちらは4人が乗れる実用的ハッチバックなのだから、そもそものポテンシャルが違う。


若者の車離れが叫ばれて久しい。その理由は、若者に金がないからだと言われている。若者が車への興味を完全に失ったわけではない。
4人が乗れるライトウェイト軽スポーツ。129万円から。
この驚くべき万能性を持つ車が、ひょっとしたら車離れの救世主になるのではないだろうか。
Posted at 2015/03/13 23:07:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新型車 | 日記
2015年03月11日 イイね!

「ハイブリッド」に甘えていないか

「ハイブリッド」に甘えていないか今のホンダはつまらない。

ホンダに縁もゆかりもない私から見ても、そんなことは分かります。

確かに、レジェンドのSH-AWDはなかなか面白そうだし、同様のシステムを用いるNSXも、それなりの注目を集めている。

確かに、レジェンドもなければ、NSXの発売予定すら不透明で、どころかセダンすらラインアップしていなかった少し前の「軽・ミニバン+フィット専業メーカー」みたいな状況にあった頃よりは、それでも面白いのかもしれない。

けれど、車好きに夢を見させる車はない。
ハイブリッドのNSXに、夢はあるか。
「次世代技術」の誇示、環境性能の誇示以外に、主張が、ホンダらしさが、あるのか。
エンジン屋としての、誇りはあるのか。

私みたいな外野、それも日産党全開の人間が言っても、説得力など皆無かもしれないけれど。
でも、かつて、NSXに、S2000に、タイプRに惚れ込んだ人間たちが、ホンダに惚れ込んだ人間たちが、同様に新しいNSXに惚れ込むだろうか。


近年のホンダ車の日本展開には疑問符がつく。もちろん、近年の日産の日本展開には私も、そして私以外も、多くの人が疑問を投げかけているが、ホンダだって同様におかしい。

グレイスはコンパクトセダンとして素晴らしい車だと思う。別に格好良いとまでは思わないけれど、カローラとかラティオとか、デザインの根本的なバランスがおかしい車よりはよっぽどマシだ。
でもこの車、日本に限ってはハイブリッドしかない。

ジェイドはよくわからない車だ。Vスライドとかいう何の意味があるのかいまいちよくわからない機構を付けてみたり、首のない人間用の3列目シートを付けてみたりした、272万円~の車だ。
この驚きの高さの理由も、日本にはハイブリッドしかないからだ。

確かにプリウスは売れている。アクアも売れている。けれど、日本人皆揃いも揃ってハイブリッドを求めていると勘違いしていないか。


若者の車離れとか、最近の日本車はつまらないとか、近年色々なことが叫ばれているけれど、でもその要因には確実に自動車メーカーが絡んでいる。自動車メーカーの痛い勘違いが絡んでいる。


かつて、若者たちは、スーパーカーに憧れた。スポーツカーに憧れた。エンジンを唸らせ、轟かせ、加速していく車に憧れた。
では、今の若者達はどうだろうか。
ホンダはきっと、ハイブリッドスーパーカーに憧れていると考えているのだろう。
けれどそれは事実だろうか。
確かに、ハイブリッドカーを好む若者は多い。けれどそれはエコ志向ゆえのものだ。憧れなんかでは、決してない。
じゃあ、今の「車好き」の若者は何を求めているか。

次期型NSXはハイブリッドカーだ。次期型GT-Rもハイブリッドカーになるという噂だ。
けれど、本当にそれでいいのだろうか。
それが、憧れになりうるだろうか。
若者の夢になるだろうか。
Posted at 2015/03/11 01:54:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記

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