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2015年04月23日 イイね!

ホンダらしさは戻ってくるか

ホンダらしさは戻ってくるか今のホンダはつまらない。
長らくそう評されているし、私もそう評してきた。

先日、軽スポーツカーのS660が発売された。
ミッドシップという独自性を持った唯一の本格派軽スポーツと言っても良いかもしれない。
けれど、私はこの車に何も感じなかった。

公式には違うとされているけれど、結局この車はビートの再来でしかない。
軽ミッドシップという提案も、結局はビートと変わっていない。


かつてホンダは、レジェンドで乗用車の280PS自主規制を崩した。
おかげで、国産車が輸入車と同じ土俵に立てる土台ができたと言っても良い。
私の愛車が313PSという最高出力を誇るのも、あるいはホンダのおかげかもしれない。

一方、軽自動車には64PSという自主規制がある。
技術は進歩し、軽自動車の性能だって上がったことだろう。
軽自動車の税額は上がり、無理に縛りをきつくする必然性もなくなったのではないだろうか。
だからこそ、私は、ホンダに期待していた。
つまらないと評しながらも、それでもホンダに、欠片の面白さを、挑戦心を、世界を変える力を、期待していた。

けれどホンダは64PSの壁を超えられなかった。
超えなかった。

結局、S660は、スズキ・アルトターボRSと似たようなスペックのエンジンを積みながら、アルトターボよりも200kg重い、つまり遅い、車でしかない。
ゆえに私は、S660に欠片も興味をもつことができない。


けれど、意外なところでホンダに光が見えたように思える。

私はミニバンには興味がない。ましてや5ナンバーのハイト系ミニバンなど、本来なら見向きもしない。
しかし、新型ステップワゴンは違う。

見た目は平凡だ。ノアとセレナと旧型ステップワゴンを足して3で割ったようなデザインだ。けれど、ホンダにデザインを求めるのは間違っているだろう。

この車には旧型の2.0Lエンジンに代わって1.5Lターボエンジンが搭載される。
一見したスペックは従来モデルや、あるいは並み居るライバルたち(ノアにヴォクシー、セレナに、エクス…エスク…なんとか)と大して変わらない。
けれどターボ故に、最大トルク発生回転域は1,600-5,000rpmと非常に広い。

重いミニバンに必要なのは、扱いやすいトルクだ。
確かに、国産ダウンサイジングターボの先鞭をつけたのは日産かも知れないし、量販モデルに初めてダウンサイジングターボを載せたのはスバルかもしれない。トヨタだってレクサスのモデルやオーリスにダウンサイジングターボを載せている。だからホンダは全く新しいとはいえないかもしれない。
けれど、今、日本で売れているのは軽と5ナンバーミニバンくらいだ。
そんなモデルに、重い車に合った合理的なダウンサイジングターボを載せたホンダを、私は賞賛したい。

ジュークのダウンサイジングターボも、トヨタのダウンサイジングターボも、あるいはスバルのダウンサイジングターボも、上級志向のモデルに搭載されている。

だから、量販車であるステップワゴンの、それも全グレードに、1.5Lという日本市場に合った排気量のダウンサイジングターボを載せたホンダこそ、あるいは、ダウンサイジングターボ後進国である日本にダウンサイジングターボを普及させる切っ掛けとなるかもしれない。

そして、そうやって他のメーカーに先駆けることこそ、ホンダの醍醐味ではないだろうか。
ホンダの本質が、トヨタの尻を追いかけるだけではないということを、今後見せて欲しいと、切に願う。
Posted at 2015/04/23 23:14:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新型車 | クルマ
2015年04月19日 イイね!

自殺をするなら、電車ではなく車に飛び込め

非常に過激なタイトルです。気分を害された場合は謝ります。

今回取り上げるのは、各所で話題となっている福井地裁の判決です。

居眠り運転で車線をはみ出して対向車が突っ込んできても、突っ込まれた方に賠償責任が生じるという判決。

要はもらい事故でも受けた側に賠償責任が生じうるということです。

で、タイトルの話。
電車に飛び込んで自殺をしても、遺族は何も貰えません(どころか賠償を要求されるかも…?)が、車に飛び込んで自殺をすれば、ひょっとしたら相手の車から遺族がお金をせびり取ることができるかもしれません。
結局、この判決はそういうことでしょう。

もちろん、良識のある遺族ならそんなことはしないでしょうが、そういう可能性が生まれる、ということではないでしょうか。
Posted at 2015/04/19 23:59:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年04月08日 イイね!

オーリスにダウンサイジングターボ

オーリスにダウンサイジングターボ新しいオーリス、そんなに嫌いじゃないです。
トヨタの割には元々プロポーションがさほど悪くないということも手伝って、アグレッシヴなトヨタの新顔もまあそれなりに似合っています。

新しいカローラとかは論外。あれはデザイナーじゃなくて素人がデザインしたんじゃないかな。

ともかく、新型オーリスの何よりのトピックは新しいパワートレインでしょう。1.2Lターボ。
ヨーロッパではメインストリームのエンジンです。例えばゴルフであったり、あるいはルノー・ルーテシア、プジョー・308など、各社揃って採用しています。

スペックは最高出力116PS、最大トルク18.9kgf·m。出力は1.6L級、トルクは2.0L級といったところでしょうか。
燃料はハイオク仕様。世の自動車評論家様の中にはそれを批判する人もいますけど、車にこだわるのに燃料にこだわらないのってどーなのって話で。まあ、日本のガソリンが高過ぎるのもそう言わしめる理由の一つではありましょうが。



ただ、値段が高すぎる。1.2Lターボ唯一のグレードである「120T」は259万円。1.8Lより高い。しかもホイールはスチール。
これ、ルノー・ルーテシアGTが買える値段。こっちは同じく1.2Lターボながらエンジンスペック120PS/19.4kgf·mで、オーリスがCVTなのに対してルーテシアは6速DCT(どっちもパドルシフト付き)、17インチアルミホイールまで付いているんだから、何が悲しくてこの値段でトヨタを買おうなんて思うのやら。

あるいは、私が乗っているジュークの1.6Lターボ(元祖国産ダウンサイジングターボ?)は出力が2倍近いのにオーリスより安い。しかもこっちはトルクベクタリング4WDなんていう武器がある。もっとも、車格が違うし、リアシートは狭いけど。


日本ではダウンサイジングターボが流行っていないし、ハイブリッド一辺倒の風潮に一石を投じようとしたトヨタには賞賛を贈りたい。ジュークターボに乗っていて分かったけれど、確かにダウンサイジングターボは面白いし実燃費もいい。
それに、日産だって欧州では1.2Lターボを展開しているのに、日本じゃ売る気なさそうだし。だからこそトヨタの1.2ターボ投入は素晴らしい。
だけど、いくらなんでも、価格設定おかしくないか?
普通なら、ルノーを選ぶ。
Posted at 2015/04/08 02:26:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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