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2015年05月13日 イイね!

自動運転がもたらす未来

今、自動運転に力を入れているのはGoogleをはじめとしたIT企業だ。

では、果たして自動運転は普及するのだろうか。

Googleの目指す未来。
それは、ドライバーの消えた未来。
しかし、「自家用」車に自動運転が普及するとは思えない。なぜなら、責任の所在に問題があるからだ。
もし、事故が起きた場合、車の所有者に責任を求めるようなら、誰も自動運転車など買わないだろう。あえて、事故のリスクに怯えながら運転席に座るくらいなら、自分で運転したほうが何万倍も楽しいはずだ。

逆に、果たしてメーカーが全責任を負うかといえば、そちらも難しい。それに、仮にメーカーが責任を負ったとして、果たして、あえて、マイカーに自動運転を求める人間がいかほどにいるだろうか。


しかし、将来的に、ひょっとしたら、すべての車がタクシー化するかもしれない。道を走る車のほとんどがドライバーのいないタクシーになる未来があるかもしれない。
駐車場で眠る車がいない、超合理的な世界が実現するかもしれない。
けれど。
そこにマイカーはない。
そこに本当の意味での、自分だけのプライベート空間はない。
そこに、運転する楽しみはない。

けれど。

デジタルカメラの台頭により、フィルムカメラ好きは窮地に立たされている。
オートマ車の台頭により、マニュアル車好きの車の選択肢はほとんどなくなっている。
インターネットの台頭により、音楽CD市場は壊滅的に縮小している。いずれ、音楽という娯楽はほとんどなくなるかもしれない。
家庭用ゲームソフトの販売は縮小を重ね、(誤解を恐れずに言うと)ただ作業的にプレイするだけのスマートフォンゲームがゲームの主力となっている。


いずれ、自動車好きは少数派になるかもしれない。
デジタルカメラ全盛の時代に、いまだフィルムカメラにこだわり続ける少数の人間のように、絶滅危惧種になるかもしれない。


どんな分野にも、抗えない時代の流れというものは存在する。
だから、ひょっとしたら、自動車というものは、時代の進歩に伴い、合理化を重ね、ただの移動手段へと成り下がるのかもしれない。


しかし。
人間の生きる意味とはなんだろうか。
合理化を重ね、効率化を推し進めれば。
いずれ、タクシードライバーだけでなく、ドライバーだけでなく、スーパーの店員も、医者も、教師も、配達員も、あらゆる労働者が、機械に取って代わられる日が来るかもしれない。

しかし、そこに、人間が存在する意味はあるのだろうか。
技術の進歩は誰にも止められない。
その進む先は誰にも分からない。


しかし、その先に待っているのが、人間の終焉だとしたら…。
Posted at 2015/05/13 22:45:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2015年05月10日 イイね!

過去は過去、今は今

過去は過去、今は今スカイラインには、インフィニティエンブレムが付きながらも、リアには何のロゴも貼られず、ただSKYLINEのエンブレムだけが付いています。

そして、それに合わせるように、フーガにも同様の手法が取られています。


残念ながら、日本では、いや、日本だけでなく、どこの国でも、車が、車の本質をもって評価されることはそれほど多くはないと思います。

メルセデスだから買う、BMWだから買う、クラウンだから買う。
そして、スカイラインだから買う。

そういう消費者がいるからこそ、日産はスカイラインの名前を捨てることができないでいるのでしょう。
だから、インフィニティでありながらスカイラインというちぐはぐな状況を一概に、声高に、批判することはできないと思います。

そもそも、インフィニティ色の濃くなった現行型スカイラインに、日産のエンブレムは似合わないですから、日産のままで行くという選択肢は、デザイン上(そしてデザインこそ、インフィニティ車の一番の強みでしょうし)許されざるべきことでしょう。



でも。
今、スカイラインやフーガの購入層は中高年層がほとんどでしょう。
若者が高級車を購入するなら、ほぼ間違いなくアウディか、BMWか、そのどちらかに、あるいはメルセデスに行き着くことでしょう。
ただ、はっきり言いますが、デザインだけで見れば、BMWやメルセデスは言うまでもなく、アウディよりもインフィニティの方が優れていると思います。

けれど。
日産に、高級車ブランドとしての価値はありません。
若者に、スカイラインという名前は何の意味も持ちません。

いずれ、スカイラインという過去の栄光が意味を持たなくなった時。
インフィニティとも、スカイラインともつかないこの車はどうなるのでしょうか。

団塊の世代とともに、滅び行くのでしょうか。


もし、本気で。
もし本気で、インフィニティが、ドイツのプレミアムブランドに対抗していく車を作っていきたいと思うのであれば、そのホームグラウンドであるはずの日本で、このような状況にあるのは、やはりおかしいのではないでしょうか。


レクサスみたいに、専用の店舗を作って、専用のサービスを行って、専用のぼったくりを行えと言っているわけではありません。

でも、せめて、日産のディーラーで売るにしても、ブランドが違うということを明白にしていく必要があるのではないでしょうか。
そうでなければ、本当のプレミアムブランドとしては決して認知されないでしょう。
そうでなければ、その日産という名の殻を破ることはできないでしょう。


日産のCOO、志賀俊之は、日本人のためにと、スカイラインブランドの廃止を阻止したという。
しかし、それは本当に日本人のためなのだろうか。
スカイラインの名前だけで売れるから、中途半端な車でもいいと妥協したのではないだろうか。
本当に日本人のことを考えるなら、R系直系の「本当の」スカイラインを別個に作れば良い話だ。
でも、それをしても、それに見合うだけの販売台数は絶対に見込めないだろう。

ならば。

セドリックを消すことができた日産なら、グロリアを滅ぼすことができた日産なら、サニーを闇に葬り去ることができた日産なら。
そろそろ、スカイラインを安楽死させるときなのではないでしょうか。
Posted at 2015/05/10 02:59:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年04月23日 イイね!

ホンダらしさは戻ってくるか

ホンダらしさは戻ってくるか今のホンダはつまらない。
長らくそう評されているし、私もそう評してきた。

先日、軽スポーツカーのS660が発売された。
ミッドシップという独自性を持った唯一の本格派軽スポーツと言っても良いかもしれない。
けれど、私はこの車に何も感じなかった。

公式には違うとされているけれど、結局この車はビートの再来でしかない。
軽ミッドシップという提案も、結局はビートと変わっていない。


かつてホンダは、レジェンドで乗用車の280PS自主規制を崩した。
おかげで、国産車が輸入車と同じ土俵に立てる土台ができたと言っても良い。
私の愛車が313PSという最高出力を誇るのも、あるいはホンダのおかげかもしれない。

一方、軽自動車には64PSという自主規制がある。
技術は進歩し、軽自動車の性能だって上がったことだろう。
軽自動車の税額は上がり、無理に縛りをきつくする必然性もなくなったのではないだろうか。
だからこそ、私は、ホンダに期待していた。
つまらないと評しながらも、それでもホンダに、欠片の面白さを、挑戦心を、世界を変える力を、期待していた。

けれどホンダは64PSの壁を超えられなかった。
超えなかった。

結局、S660は、スズキ・アルトターボRSと似たようなスペックのエンジンを積みながら、アルトターボよりも200kg重い、つまり遅い、車でしかない。
ゆえに私は、S660に欠片も興味をもつことができない。


けれど、意外なところでホンダに光が見えたように思える。

私はミニバンには興味がない。ましてや5ナンバーのハイト系ミニバンなど、本来なら見向きもしない。
しかし、新型ステップワゴンは違う。

見た目は平凡だ。ノアとセレナと旧型ステップワゴンを足して3で割ったようなデザインだ。けれど、ホンダにデザインを求めるのは間違っているだろう。

この車には旧型の2.0Lエンジンに代わって1.5Lターボエンジンが搭載される。
一見したスペックは従来モデルや、あるいは並み居るライバルたち(ノアにヴォクシー、セレナに、エクス…エスク…なんとか)と大して変わらない。
けれどターボ故に、最大トルク発生回転域は1,600-5,000rpmと非常に広い。

重いミニバンに必要なのは、扱いやすいトルクだ。
確かに、国産ダウンサイジングターボの先鞭をつけたのは日産かも知れないし、量販モデルに初めてダウンサイジングターボを載せたのはスバルかもしれない。トヨタだってレクサスのモデルやオーリスにダウンサイジングターボを載せている。だからホンダは全く新しいとはいえないかもしれない。
けれど、今、日本で売れているのは軽と5ナンバーミニバンくらいだ。
そんなモデルに、重い車に合った合理的なダウンサイジングターボを載せたホンダを、私は賞賛したい。

ジュークのダウンサイジングターボも、トヨタのダウンサイジングターボも、あるいはスバルのダウンサイジングターボも、上級志向のモデルに搭載されている。

だから、量販車であるステップワゴンの、それも全グレードに、1.5Lという日本市場に合った排気量のダウンサイジングターボを載せたホンダこそ、あるいは、ダウンサイジングターボ後進国である日本にダウンサイジングターボを普及させる切っ掛けとなるかもしれない。

そして、そうやって他のメーカーに先駆けることこそ、ホンダの醍醐味ではないだろうか。
ホンダの本質が、トヨタの尻を追いかけるだけではないということを、今後見せて欲しいと、切に願う。
Posted at 2015/04/23 23:14:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新型車 | クルマ
2015年04月19日 イイね!

自殺をするなら、電車ではなく車に飛び込め

非常に過激なタイトルです。気分を害された場合は謝ります。

今回取り上げるのは、各所で話題となっている福井地裁の判決です。

居眠り運転で車線をはみ出して対向車が突っ込んできても、突っ込まれた方に賠償責任が生じるという判決。

要はもらい事故でも受けた側に賠償責任が生じうるということです。

で、タイトルの話。
電車に飛び込んで自殺をしても、遺族は何も貰えません(どころか賠償を要求されるかも…?)が、車に飛び込んで自殺をすれば、ひょっとしたら相手の車から遺族がお金をせびり取ることができるかもしれません。
結局、この判決はそういうことでしょう。

もちろん、良識のある遺族ならそんなことはしないでしょうが、そういう可能性が生まれる、ということではないでしょうか。
Posted at 2015/04/19 23:59:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年04月08日 イイね!

オーリスにダウンサイジングターボ

オーリスにダウンサイジングターボ新しいオーリス、そんなに嫌いじゃないです。
トヨタの割には元々プロポーションがさほど悪くないということも手伝って、アグレッシヴなトヨタの新顔もまあそれなりに似合っています。

新しいカローラとかは論外。あれはデザイナーじゃなくて素人がデザインしたんじゃないかな。

ともかく、新型オーリスの何よりのトピックは新しいパワートレインでしょう。1.2Lターボ。
ヨーロッパではメインストリームのエンジンです。例えばゴルフであったり、あるいはルノー・ルーテシア、プジョー・308など、各社揃って採用しています。

スペックは最高出力116PS、最大トルク18.9kgf·m。出力は1.6L級、トルクは2.0L級といったところでしょうか。
燃料はハイオク仕様。世の自動車評論家様の中にはそれを批判する人もいますけど、車にこだわるのに燃料にこだわらないのってどーなのって話で。まあ、日本のガソリンが高過ぎるのもそう言わしめる理由の一つではありましょうが。



ただ、値段が高すぎる。1.2Lターボ唯一のグレードである「120T」は259万円。1.8Lより高い。しかもホイールはスチール。
これ、ルノー・ルーテシアGTが買える値段。こっちは同じく1.2Lターボながらエンジンスペック120PS/19.4kgf·mで、オーリスがCVTなのに対してルーテシアは6速DCT(どっちもパドルシフト付き)、17インチアルミホイールまで付いているんだから、何が悲しくてこの値段でトヨタを買おうなんて思うのやら。

あるいは、私が乗っているジュークの1.6Lターボ(元祖国産ダウンサイジングターボ?)は出力が2倍近いのにオーリスより安い。しかもこっちはトルクベクタリング4WDなんていう武器がある。もっとも、車格が違うし、リアシートは狭いけど。


日本ではダウンサイジングターボが流行っていないし、ハイブリッド一辺倒の風潮に一石を投じようとしたトヨタには賞賛を贈りたい。ジュークターボに乗っていて分かったけれど、確かにダウンサイジングターボは面白いし実燃費もいい。
それに、日産だって欧州では1.2Lターボを展開しているのに、日本じゃ売る気なさそうだし。だからこそトヨタの1.2ターボ投入は素晴らしい。
だけど、いくらなんでも、価格設定おかしくないか?
普通なら、ルノーを選ぶ。
Posted at 2015/04/08 02:26:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「ジャパンタクシーに試乗 http://cvw.jp/b/1639875/41456484/
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日産 フーガ 日産 フーガ
日産 フーガ(後期・350GT FOUR)に乗っています。 2008年5月納車。
日産 ジューク 日産 ジューク
セカンドカーです。 ジューク 16GT FOUR Type V。2013年3月納車。

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