
昨年より1年間暇な時に足回りを模索してきましたが結論から言うと満足度は50%と言ったところです。
交換した順番は、
AMG純正⇒
AMG純正スプリング+コニースポーツ(バンプ固定、リバンプ無段階調整)⇒
AMG純正スプリング+クァンタムClassic⇒
XYZ車高調(バンプ固定、リバンプ30段調整、スプリングF17k/R12k)⇒
AMG純正ビルシュタイン+XYZスプリング⇒再度ダンパーをを
XYZに戻す。
AMG純正スプリング+コニースポーツ
日常の足としてリフレッシュするにはコストパフォーマンスが非常に高い商品だと思います。
割と気に入ってたのですが4ヶ月で左リヤからオイル漏れを発見。
欲を言えばバンプ側の減衰が足りない。
AMG純正スプリング+クァンタムClassic(走行200kmからはずした友人から拝借)
今回試した中で一番フラつく足回りとなり減衰を最大にしても交差点でASRが付きっぱなしでした。
友人が何故新品同様の物を外したか装着して直ぐ理解できました、それと音が出ることも聞いてたので調べてみるとシャフト頭のネジきり部分がノーマルより直径5mm程太く、シャフトとボディが干渉してました、これはボディ側の穴をドリルで広げて多少良くなりましたがそれでもたまに音が出てました。
但しこの商品に関しては減衰の仕様変更でいかようにもなる気がするのですがその前に次なるものを試してみました。(画像撮り忘れました)
XYZ車高調
この商品を選んだ最大の理由は、スプリングと車高アジャスターが欲しかった為です。
F17k/R12kといったレートですがこれが思いのほか乗り心地がイイ!
ダンパーの減衰は固定のバンプ側はコニーより強く純正ビルシュタインより弱い、XYZを100とするとコニー80、AMG純正130と言った感じです。
リバンプ側は30段中15段あたりが純正ビルシュタインと同じくらいの速度でシャフトが戻りますがシェルケースの直径が明らかにXYZの方が大きく一概に手で動かしただけでは直接比較になりませんが28段あたりの減衰はこれまでの中でもっとも減衰が高くかなり伸びが抑えられてます。
AMG純正ビルシュタイン+XYZスプリング
これは予定外だったのですが装着5ヶ月目にXYZのリアのダンパーが前回のコニー同様またも左からオイル漏れ、音もガシャガシャうるさく外してみたら中身が完全に壊れてるみたいで、いい機会だったのでXYZから代替品が届く間ダンパーをAMG純正でスプリングをXYZそのままにして組み換え試してみました。
結果、これがノーマルだと言われても、もしかしたら走り始め分からないかもしれません、しかし高速ではさすがに減衰が追いつかないのが良く分かり、AMG純正は新品では無いので劣化もそれなりにあるとは思いますが、リバンプが側がまったく足りてませんでした。
再び
XYZへダンパーを交換
最終的にはXYZへ戻しましたが感想を率直に述べるとゼロ発信においてはAMG純正ビルシュタイン+XYZスプリングの組み合わせがリアのバンプ側の沈み込みは一番少なくて、リバンプではXYZが一番伸びが強く反応しました。
今回足回り交換で気付いた点
・AMG純正はダンパーでの押さえ込みがやや強く突き上げを感じる部分は多少あるが決して不愉快なものではなく、さすがメーカーが開発しただけありバランスが一番良かった。
・上記のパーツは全てW202-6気筒用(C280)でありC36用ではない。
・当時のカタログでいくとC36は1560kg、C280は1490kg(サンルーフ無)。
(70kgの差は減衰に物凄く影響するはず)
・コニーとXYZはバンプを固定してリバンプのみで調整を行い減衰を上げても突き上げ感が無く初期の反応は非常に柔らかかったが、C36という車格に対してバンプ側減衰が弱くリバンプ側の減衰を上げ過ぎると強くなり過ぎてバランスをとるのが難しかった。
・W202はF/Wウィッシュボーン、R/マルチリンク、という特性上レバー比の関係で数値の半分程のレートスプリングの動きになる為、XYZのF/17k、R/12kでは柔らかく感じてしまい、事実このレートで乗り心地が悪化した感がまったく無い。
最終的に・・・・・
コニーは足がフラつく位ダンパーがヤレてるC36であればブッシュ交換など同時進行で行えば純正リフレッシュとして非常にコストパフォーマンスがいい商品だと思われます。
XYZはノーマルのロール感を減少させ前後任意の車高セットを出来るという意味では車高調コストパフォーマンスとして最高です、私の場合車高をリアがノーマルと同じで、フロントを10mm下げた事により座りが物凄く良くなり、C36オーナーの方であれば分かるはずですが3速全開辺りから出るフロント接地感の薄れがかなり無くなり安定が増しました。
クァンタムは今回残念な結果とはなりましたが仕様内容も含め定かではないこともあり、一概に悪い商品とは言い切れません、時間があればダンパーテスターにかけてみようと思いますが私の思ってる方向を考えると確実に減衰が足りないのは明らかでした。(フルハードの状態でバンプ側が片手でスコッと入ってしまうくらい弱かったので調整を逆にしてしまったと思い真反対に減衰調節したら壊れたかと思う程減衰が無くなり、持ち主に確認したら新品時から同じだそうです)
以上、私の独り言となりましたが、このブログにお付き合い頂いた方有難うございます、足は本当に難しいです!
特にリアはガソリンの入ってる量やゴルフバックだけで50kg前後は軽く変化しますし、メルセデスはスプリングの形状や乗り手を考えた場合、BMWのような足の社外パーツが豊富な車種に比べて非常に少ないのが泣き所です。
ここから先を求めるとなるとおそらく最低2WAYダンパーが必要になる事と、、ダンパーメーカーのエンジニアさんの腕にかかってくるのかな~と思いました。
いい物を手に入れるにはお金が掛かるのは覚悟の上で、次なる挑戦は財布と相談します!!!
Posted at 2013/09/28 02:18:38 | |
トラックバック(0) |
サスペンション | クルマ