エーモン音楽計画ナチュラルサウンドキット取り付けその弐

続き行きます。

後は内張を戻すだけというところになってキットに付属してくるCDでビビリ音の確認したところ。このビニールはいけません。純正の吸音材が貼ってありますがビビリます。ここも必ず処理して下さい。

こんな感じで良いと思います。

あとは付属CDのトラック5〜6あたりを聴きながら内板を触っていき、ビリビリ来るところに銀色の制音材を貼っていきます。助手席側はこんな感じになりました。

しかしこの純正スピーカー。軽くてペラペラで良くあれだけの音が出ると感心します。SAIの場合ライブサウンドでも音源のポテンシャルは高いのでスピーカー交換で音質向上が見込めるかもしれません。

前車マークXのHDDナビの音源は全SPカロ、全ドアデットニングでもほとんど効果有りませんでした。元の音が悪いと何やってもダメです。

助手席側は内張を戻して完了。

続いて運転席側。スピーカーの後ろ、吸音材が余ってきたので無駄にならないようペタペタ行きます。

運転席側もブチル利用作戦です。要領がつかめたので時間は半分ほどで出来ました。

こちらもCDでビビリ音などチェックし制音材を貼ります。振動の多いポイントは助手席とは微妙に違います。内張を戻して完成です。さすがに疲れました。

さてさて結果です。まず主眼のドア開閉音、窓全閉、全開でも両方効果有ります。期待した「ゴボン」という音に。顕著なのはドアハンドルを引いた音、戻した音。施工していないリアドアとの違いは歴然です。

そして商品のコンセプトである「ボーカルが際立ち、自然な音の響きで音楽が楽しめる」という効果。
今まで何度も手間のかかるわりに「やっぱりドアの音が変わるだけじゃん」で終わってましたが、今回はちょっと違いました。

施工前と比較したのはMISIAの「逢いたくていま」そうJIN仁のあれです。ボーカルはもちろんですが、トライアングルのパーカッション「チチチー」後半左右chに振り分けられるドラムのオカズ、更に他の音が被って非常に聞こえにくいアコギのストラミングなど比べどころ満載なんです。

結構変わりましたね。BASSがドカドカ出ると思いきや。TREBLEとMIDの目盛りが2つ上がった感じ、音の分離性向上。タイトな重低音等々、フロントドアだけでです。やった甲斐がありました。今までの制音材をべったり貼る方法との差なのでしょうか？たまたまSAIのドアに合ったのか？ドアの開閉音と合わせ満足です。

今くらい高音が綺麗に出ているのでツイターは交換の必要はなさそうです。次回はリアドアに挑戦しようと思います。

少なくともSAIにはお薦めだと思います。