みんカラに登録して初めて投稿したのはスマホで撮った住吉灯台。
ここは免許取立だった学生の頃、よく訪れた思い出の地でもある。
灯台のある展望所から最初に目に飛び込んでくるのが風流島
1度見たら忘れない情緒を感じる島
古くは枕草子にも謳われていて「たはれ(taware)島」と呼ばれている。
たはれ島は、枕草子をはじめ伊勢物語、勅撰和歌集等々古典文学に数多く登場してくるが、一番楽しそうなのがこれ。
(原文を、わかりやすいように漢字変換しました。)
昔、男、筑紫まで行きたりけるに、「これは、色好むといふ好き者」と、簾の内なる人の言ひけるを、聞きて、
「染河を渡らむ人のいかでかは色になるてふことのなからむ」
女、返し、
「名にしおはば 仇にぞあるべきたはれ島 浪の濡れ衣着るといふなり」
昔、男ありけり~で有名な伊勢物語で謳われたものだ。
恋多きイケメンの中将(在原業平?)が、筑紫の国(現在の福岡)にやってきたときの話
設定としては、簾の向こう側のカントリーガールと、都会からやってきたプレイボーイとの恋の攻めぎあい凌ぎあいというところだが、勝手に口語訳すればさしずめこんな感じだろう(笑)
♀ 「あらっ?遊び人と噂の人だわ…」
♂ 「それは、酷い誤解です。ただこちらには染河という川があると思いますが、その名のとおり、染河を渡って来た人に色恋に染まらない人なんていませんよ。 (ニコリッ)」
♀ 「じゃあ、たはれ島(戯れ島)は、その名のとおり浮気者なの?そんなの違うわ、濡れ衣よ。だから、あなたは、染河なんて関係なく、もともと、遊び人なのよ。(地名のせいにするなんて嘘つきだわ、絶対に騙されないから…)」
♂ 苦笑(ガクリ…)
男女間の心情的なものは今も昔も変わらないなと微笑ましく思えるが…、最近は、情緒のかけらもないストレート過ぎる会話が多い中、たまにはお互いに地名を生かしたこんなお遊び的な会話ができたら楽しいだろうなと思わないでもない(笑)
夕方になり漁船が帰ってくる
仲のよさそうな父娘…
ちょっとだけうらやましい(笑)
たはれ島…現代の熊本では知る人ぞ知る的な存在だが、逆に当時都では有名だったらしい。
というのもここは当時の海上交通の要衝であり、都から国司等が使わされるときなどの目印になる島だったようだ。
ちなみにたはれ島が登場する枕草子の作者である清少納言の父親や伊勢物語の主人公と思われる在原業平の義父、従兄弟も肥後国司であり、少なくとも2人は、たはれ島の話を聞かされていたに違いない。
【おまけ】
昨年の正月に初めてデシイチを手にしてから1年以上が過ぎた
初心を忘れないためにも今また住吉を訪れてみたいと思った
住吉側から宇土御興来海岸側を眺めるとこんな感じになる。
御興来海岸のような1度見たら忘れないような特徴的な潮紋はない、オッ!というような絶景でもない、カメラマンが大挙して押し寄せることもまずないけれど、これで十分満足(笑)
以前のブログでも書いたが、もともとカメラが趣味とか命とかいう訳ではない。今だって、機材はマイナーな入門機だし、技術的なことも知らないことだらけ。
音楽を聴きながらのドライブが好きで、美しい風景が好きで、グルメが好きで、できれば温泉やその土地の歴史や独特のものに出会えれば最高だと思っている。
みんカラに登録してからは、全国の素晴らしいカメラマン達の写真を見て癒されている毎日(笑)
ただデジイチを手にしたことによってさらに世界が広がったと思う。
一方向からだけでなく可能な限り多くの方向から見るようになった。歩いて歩いて…そのため1箇所あたりの滞在時間はきっと3~4倍になっていると思う。
そしていろんなことを妄想するようになった(笑)
伝承・伝説、いろんなことに思いを馳せながらファインダーを覗くようになった。
すると…な~んか楽しい…(笑)
これから先もまずは楽しい時間を過ごそう!!!
そのためにも多くを求めず、感謝の気持ちを忘れないようにしよう!
「出会えたら最高、撮れればラッキー!!」(笑)
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