今朝の九重も素晴らしかったな…
いつもの朝駆けの後、艶やかな秋色に染まる木々達の間を通り抜けていく峠道
ウィンドウ越に流れていく風景を眺めながらそう考えていた
週末だけの秋探し…さてと…次は何処に行こうかな…(笑)
やはり紅葉といえば菊池水源か…
でも今日はちょっと交通量が多いな…
迂回路を走ることにする
道は狭いが、地元の人しか知らない紅葉真っ只中の林道を走る…

轍の中央には、苔が生し…それが延々と続いている(笑) 途中の対向車は1台もなし…
渓流沿いの道を抜けきったその瞬間、やわらかな緑色の草原が目に飛び込んでくる…
あわてて車を降り、飲みかけのミネラルウォーターを片手に、そしてもう片方の手にしっかりと愛用のクリスタルブルーのカメラを握り締め、小高い丘を駆け上がる(笑)
するとそこには、さっきまで見てきた紅葉などまるでなかったかのような、春色の風景が広がっていた…
このような風景を見ると思い出すのが、愛と安らぎを感じさせる絵本作家「葉祥明」氏の絵。
…というわけで、葉祥明氏に敬意を表してちょっと寄り道…
葉祥明阿蘇高原絵本美術館…
大切な人と是非どうぞ…
流れゆく雲…
暖かな陽射し…
柔らかな風…

ここをマゼノの丘と名付けよう!(笑)
とんだ秋探しになったなぁ…(笑)でもこれはこれで最高じゃないか…
阿蘇がくれた思いがけないプレゼントに心が弾む…
一面に広がるススキ…そして日が沈んでもいつまでも消えないグラデーションに心を奪われながら走る秋往く阿蘇の道…
…菊池渓谷の紅葉は、また来年かぁ…
でも今日は、つかの間の春を見ることができたので良しとしよう…(笑)
今日もまた無計画にあっちをウロウロ、こっちをウロウロ…
ま…これだけは、一生治らないだろうなあ…(笑)
【おまけ】
…とはいえ、ほんのり秋色の風景も見せてくれました。
結局到達できなかった日没前の菊池渓谷、前ブログの残り画像です。
最近の滝撮りでは敢えて避けていたスローシャッターを使用しています。
フィルター類は、一切使ったことがないのですが、大人な表現を目指してそろそろ使ってみようかなあと思っています(笑)
黄金色のススキも綺麗ですが、逆光のときにしか見ることができない白銀色のススキは本当に素晴らしいと思います
でも今回は、上手く表現できませんでしたね~(笑)
写真の場所ではないのですが、阿蘇産山牧場からエルパティオ牧場までの街道沿い、逆光になる夕方のスペシャルタイム…とんでもない風景に出会えますよ(笑)
勝手にそう呼んでいるマゼノの丘の夕景です(笑)
ここは、360度のパノラマなのですよ
近くに巨石群で有名なパワースポット「押戸石の丘」があります
今回のわくわく探しで出会った風景達は、誰も知らないような名もない所ばかりでした
特にマゼノの丘は、出会った瞬間にビビッと春を感じましたが、そこに吹く風や流れる雲は、爽やかな秋を感じさせるもので、まるで春と秋が融合したかのような…
言い換えれば、その時、その場所に、もうひとつの季節が存在するかのような不思議な感覚を覚えました
忙しい毎日が嘘のような…ゆっくりと流れていく時間…
そして、その時間は、自分が自分らしくあるために、或いは自分がリセットされていくために必要な特別な時間なのだなあと感じました
皆さんには、私の気まぐれなブログに最後までお付き合いくださってありがとうございます
最後の一枚は、阿蘇谷の夜景です。山影はもちろん阿蘇五岳です
これ雲海の形成中だと思うのですが…
初めて見ました(笑)
その時…
その場所で…
さあ…明日は何に出会えるのかな…(笑)
Posted at 2014/11/11 19:56:09 | |
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