運転席シートベルトバックル取付ボルトキャップ製作!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
焼酎のキャップを使って!
2
電装品関係の点検の為、内装を少し分解して、いざ内装を戻そうと思った時に気になった運転席のシートベルト。
前オーナーが三点式シートベルトを付けていたみたいで、アンカーでシートベルトが留まっていました。
当然、キャップなんて積んで車を手放してくれるわけもなくキャップはありません。
助手席には付いているので、これを参考にキャップを作ります。
ホームセンターやインターネットなどで使える物はないか探しましたが、微妙な物ばかりでスッキリしない気分でした。
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そんな時に、ふと焼酎のキャップを見るとキャップの中に漏れ止めのキャップが入っていて、青いキャップネジで押し付けて、白いキャップで液体の漏れを防いでいる二重キャップ構造でした。
焼酎の古いペットボトルを見ると、昔は紙パッキンみたいな物で、ここ数年で変わったようです。
白いキャップを取り出すと、ぴったりのサイズで喜びました!
キャップ1個に1つしか入っていないので、作る時には、キャップが2個必要になります。
材質は水に浮くので、おそらくPPです。
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さっそく加工に入ります。
キャップの内溝に、もうひとつのキャップを入れるので、カッターで内溝に8ヵ所亀裂を入れます。
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亀裂を入れた方のキャップ内溝に、亀裂を入れてないキャップ内溝を押し込んで合体させます。合体させる前に、プラスチック用接着剤を合体面に塗って接着します。
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24時間後、亀裂を入れてない方のキャップの縁を純正キャップのように加工します。しょっちゅう外す部品では無いのでですが、接着剤の信頼性も?なので、1ヵ所外し易いように、引っ掛かりを小さくしました。
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シートベルトバックル取付ボルトが当たるので、真ん中に18mmの丸穴を開けます。
油性ペンで18mmの丸い印を付けた後、千枚通しで下のキャップまで貫通しないように気をつけながら、慎重に油性ペン印に小さな穴を開けて行き、最後にカッターで小さな穴を繋げて、18mmの穴を開けます。
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横から見ると、こんな感じです。
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キャップの表面は合皮用補修シートを使います。
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模様は似ていますが、艶や色合いが違います。
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補修シートの粘着保護シートがシャーペンでも線が引けるので、加工しているキャップを当てて線を引き、補修シートを丸くハサミで切って貼り付けます。
貼り付け前には、粗めの布ヤスリでキャップ表面を足付けしてシリコンオフで脱脂しました。
キャップの縁は白く見えてしまうので、マッキーで塗りつぶしました。
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艶感が無いので、マッキーで補修シート全体を塗りつぶします。
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最後に革靴用のクリームを塗って仕上げました。
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取り付けた感じです。
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斜め上からです。
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真横からです。
キャップがズレ落ちる事もなく、きちんと溝に入っていて良い感じです。
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フロアマットで、ずっと隠れてしまう部分ですが、新品部品は無いし、中古部品は高額ですし、車種違いの部品もまあまあ高額ですし、焼酎飲んで220円くらいの材料費で作れたら楽しい事なのではないのでしょうか?
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