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2015年04月28日 イイね!

第29話 ワるちゃん単独市町村を訪ねて(大潟村編)



現在、秋田県内には、25市町村(13市9町3村)が存するのだが


2005年から始まった、平成の大合併前は、実に69もの市町村を数えたのである。




筆者の秋田市も、2005年に川辺町と雄和町を編入し、現在の秋田市となった。
合併前と後では、県内の地図も大きく様変わりしたのである。


ところで、最後まで合併せず、単独行政を選択したのは、

(県北から)

鹿角市
小坂町
上小阿仁村
藤里町
五城目町
八郎潟町
井川町
大潟村
羽後町
東成瀬村

以上10の自治体である。



中でも注目したいのが、最初から『合併しないこと』を宣言した、

鹿角市
小坂町
藤里町
羽後町
東成瀬村
上小阿仁村
大潟村

7つの市町村である。


これらの自治体は、何故近隣市町村との合併をしなかったのであろうか。

何らかの単独運営可能な財源等を持ち、なかんずく、勝算があってのことではないかと仮説を立ててみるのである。

実際は、果たしてどうなのだろうか。


当時から10年を経た今、改めて、訪ねてみようと思う。
ドライブ記だと思って、読んでいただけると幸いである。

ということで、単独市町村の初回は、秋田市にも程近い、大潟村である。
この村は、自宅から一時間もかからない程度だから、筆者もよく知人らと会話も兼ねて、ドライブに来る。
まさしく、本当にただドライブするだけなのだが。


まず、村のデータであるが

人口は、約3,300人
平成27年度一般会計総額は、約35億円
その内訳は、村税等の自主財源が28.4%、地方交付税交付金や、国庫支出金等の依存財源が71.6%である。

ちなみに、県庁所在地の秋田市だが、

人口は、約320,000人
同一般会計総額、約1,350億円(平成26年度よりも9.5%増加したが、これは主に秋田市役所新庁舎建設費のためである)
自主財源46.9%、依存財源53.1%である。

この数字だけ見ると、村の財政運営に余裕があるとは思えないデータではあるのだが…


さて、大潟村は、昭和39年遂に八郎湖の干拓を成して誕生した、県内69番目の市町村である。
つまり、合併前の区分では最後に誕生した自治体なのだ。




男鹿市の寒風山からは、眼下に広がる八郎潟が見渡せる。



他県の人にも、あきたこまちを食べてもらえると嬉しい。


村の歴史等は、干拓博物館に詳しい。
もし、訪れたなら是非一度足を運んで欲しい。





男鹿と大潟村一帯は、ジオパークでもある。興味深い資料も数多く展示されている。




さて4月下旬は、菜の花と桜が美しい頃である。
この時期、村の交通量が最も増えるのではないだろうか。

見慣れぬ県外ナンバーの車も多く見かける。





村内の道路は、どこまでも遮るものがない農地が続く。



オービス等は無いゆえ、ふわわキロも出せるのだろうが、トビやチュウヒの猛禽が優雅に飛び回る様を眺めながら、巡航するのが愉しい道路である。





サンルーラル大潟は、唯一といってもいいくらいの高層であるからドライブ中すぐに分かるだろう。

最上階の浴場は、真西と真北を展望できるから、正面には沈むゆく夕焼けと、条件さえ整えばではあるが、能代方面には、彼方の白神連峰を見ることができる。

この日は素晴らしい快晴ではあったのだが、白神は春霞の中であったから、まあ運がよければの話であるけれど、それでも駐車場の愛車を眺めることはできる。





さて、何故この村は、隣接する旧男鹿市や旧若美町と合併せず、単独自治の道を選んだのだろう。



大潟村役場で伺ったところによると、実際に当時、旧男鹿市と若美町との合併協議会が設けられたそうである。


そして、合併の是非を問う住民アンケートの結果、村民の実に6割が反対の意思を示したため、最終的には当時の村長の判断により
合併しない道を選択したとのことである。
(結果、男鹿市と若美町は合併し、現在の男鹿市となったのである。)


それは、この地を切り開いた人々のフロンティア精神がそうさせたのかもしれない。





ともあれ、昭和32年当時、800億円もの巨費と17年の歳月をかけた国営事業は、琵琶湖に次ぐ我が国第2の湖だった八郎潟の3分の2を干拓し、1万5千ヘクタールの農地を造成するのだった。


満々と水をたたえ、60種を超える魚介の宝庫だった湖に約三千人もの漁夫が、のどかに舟に帆を貼っていた八郎潟は、今や歴史の彼方へ消え去ったものの、もし訪れる機会があるのならば、車窓から見えるこれらの風景が、往時を思い出すよすがとなることを願ってやみません。
関連情報URL : http://www.ogata.or.jp/
Posted at 2015/04/28 21:41:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 秋田県レポ | 日記
2015年04月15日 イイね!

第28話 出稼ぎワるちゃん御意見無用!

おひけーなすって!!
手前帝都は桜の時頃出羽国秋田よりまかりありますワるきゅーレ!


「いやいーからそっち持って」


は、はあ


「じゃあ行くよせーのっ!」


せーのっ…重てーーーー!!!



3月20日~4月2日まで東京は深川で稼いできたぜー!
仕事内容は引越し荷物の搬出入と大井や横浜でのコンテナへの積み込みってねい。


いやあマジハンパなく辛かった(爆
まあ体力は人並みくらいにはあるにょと楽観してたら、これがとんでもなく甘かった!

宿舎も一部屋複数布団にごろ寝の非日常スタイルに、押入れから代々の住人が使用したと思われるエロ本出てきたりして(^q^)ってそれどころじゃない!


力仕事慣れた人(マジで冷蔵庫とかヒョイでしたよ)ならともかく初日の時点であ、これ無理ゲーだと(核爆



当初は作業後半戦には腕が上がらないまるで鉛のようだ!という日々でしたが、人間慣れてくるとだんだん少しづつそれが後ろの方にずれていくものでって。
要はそれまでに風呂やら洗濯やら備品日用品の買い物(駅前のホムセンまで歩いて10分くらいなのだがそれが何と遠く感じられたことか!)やら済ませておかないと翌日死亡するってえスリリングな毎日(≧∀≦)



わざわざ持ってきたのー(笑)とか云ってたのに、皆にとってよつばはかけがえのないものになった。


とにかく二週間休み無しで最終日までやりきったぜー!



そして遂に四月二日(木)北東北組は戻る日。
皆で健闘を称え合い、それぞれがそれぞれの思いを胸に帝都をあとにする。

青森も秋田もみんな世話になったな、オイラは忘れねーぜ!
だからサヨナラは云わねーよ。

そして皆を乗せてマイクロバスは一路ふるさとに。チャララ~♪







が!ちゃっかり残って週末はワるちゃん練馬散歩2

練馬高野台から聖地巡礼4駅分練り歩き。こりゃあ疲労取るどころじゃあないわ!



そして早稲田『交流スペースあかね』と高円寺『なんとかBAR』であまりにも熱すぎる交流ナイト




久しぶりにアキバ巡りもしたにょー!



んで5日(日)まで遊び倒してやっと帰った(唖然



さらば東京!



えらい目にもあったがこの先やって行く上でとても大きなヒントを得た。
こればっかりは実際に体験しなければイメージはつかめなかっただろう。

そして只今日を生きることに懸命だったあの日々は何ものにも代え難いものではなかったのだろうかと思うのだ。

Posted at 2015/04/15 22:09:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | 超長距離旅行 | 日記

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