
今回は長文です
まだまだ、テスト段階ですが
知りたい方も居ますのでここらで紹介とテスト結果の一部を公開しようと思います
ラムエアダクトVersion-1は以前のブログを参照願います、ここでは割愛させて貰います
今回のVersion‐2.1は以前の問題点を煮詰めて行き解消、改良した物となります
最大の改良点、
以前は異物混入防止の為にステンバブルネットをダクト先端に取り付けて居ました
構造上どうしても先細になりネットで若干の吸気抵抗になってました
ネットは排水ネットを利用しました
このネットを今回廃止にしました
異物混入も殆ど見られませんでしたし、入ったとしてもエアクリーナーで阻止されますので
エアクリーナーも清掃は5000Kmでエアーダスターで吹き飛ばすだけでOKです
この先端のステンレステーパーカップは特殊な方法で圧入して有り、抜けたり外れたりしません
この大きな開口部、以前の物より40%程大きく、ネットの吸気抵抗も無くなり
吸入効率もかなりアップしております
しかもこのステンレステーパーカップの内面は特殊ディンプル加工をしており
吸入抵抗を最小に抑えてます、前縁部はカールさせており、より多くの空気を吸引させる為の工夫がされてます
先端は、グリルに装備されてる風道口にぴったり入る様に制作してあります
先端根元のすき間はラバースポンジで塞いであります
以前の物は先端が先細でしたので、グリル正面から先が見えてました
新型の先端は正面からは見えなくなりました,覗き込むと大口径の先端が見えます
改良点その2
エアクリーナー側の取り付け、旧型はエアクリーナーのガイド先端に取り付けそこからカーブさせて
風道口にもって行きました、取り付け後数か月するとカーブの所がつぶれて行き丸いダクトが楕円形に変形して吸気抵抗になってました
これを今回はガイドを廃してエアクリーナー本体にダイレクトに取り付けました
これによりダクトつぶれ解消とより抵抗なく吸気されるようになりました
冬場の燃費低下の解消には、プラダンでラジエータは全閉して、グリルも90%以上はラバースポンジシートで塞いで行きます、風道口もしっかり塞ぎます、それでダクト先端は風道口から外し
排気管の真上に先端を持って行き排気熱を吸気させる事で燃費低下を抑える事が出来ます
色々テスト走行をしてデーターを取って行くに従い吸気温度とラムエアーがエンジン燃焼効率に影響してるかが解りました、燃費が良くなる吸気温度は20℃~50℃、水温が70℃から98℃辺りが一番いいです(水温98℃から電動ファンが作動して92℃で停止します)
ECUの制御もこの辺りで一番良く水温が低いと制御のお陰で燃費低下していきます
吸気温度が60℃辺りから燃焼効率が下がり熱ダレっぽい現象が始まって行きます
私が確認したECU制御は、
外気温度9℃以下3℃以上で、
水温56℃で低水温ランプ消灯、サーモOFF、冷却水循環
水温66℃から変速機制御OFF、低速走行エンジン回転数2000rpmキープOFF
外気温度3℃~以下
上記+
水温70℃からアイドリングストップ作動
充電制御作動(ヘッドライトOFF時)
(充電制御作動で通常走行12.8v辺りキープダイナモ抵抗小、エンジンブレーキ作動時に14.6v~14.8vで充電)
(充電制御OFF時電圧14.0v~14.4v充電キープ)ダイナモ抵抗大
まだ有るのですが大まかに、
冬場の燃費低下に活躍する嫌な制御です、たまに制御エラーを起こす時もあります
外気温が低い時いかに早く水温と吸気温度を上げるかが低燃費走行に影響してきます
吸気温度が低いと燃料が上手く気化されずガソリンが一部水滴になってしまいます
それが燃焼されずにシリンダーやピストンにへばり付いてO2センサーがさらに燃料を多く噴射する様に制御して無駄に燃料を消費します、も一つ燃料が気化する時の気化熱でシリンダー内の熱を奪いエンジン熱が上がらなくなり水温が中々上がらなくいつまで経っても制御解除にならなく燃費がどんどん悪化して行きます、冬場車の走りやスタートで車が重くアクセルを踏まなきゃ走らないのはこれが原因だと思います
今回の新型ラムエアーダクトは以前の物より燃費は10%以上良くなっています
走りの方もかなり良くなり、今付けているスロコンもノーマルのままで十分、SP3と同程度で走れる様になりました、走りに関してはココでは詳しく話せませんが、ダクトでこんなに早くなるんだって感じです
ダクトの外気導入は現在絶賛発売中の新型ソリオにも導入されています
私の制作したラムエアーダクトは以前からブログで紹介したますが、これで馬力が上がるとかトルクが上がるとか高速で過給が掛かるとかは一切発言していませんからお間違いの無い様に
ただ、体感的には良くなったのは感じる事は出来ますし、燃費も数千キロにも及ぶテスト走行からのデーターを取ってますから、プラシーボ効果では有りません
今後もダクトは進化して行きます
(たぶん(´ε`;)ウーン…)
今後まだまだテスト走行をしてデータを取って行きたいと思ってます
週末はいつものテストコースをいつもの時間に走りに行きます
デュアルジェット&エネチャージに負けないぞ
尚、このブログは私に不都合が有った場合削除します
長々とココまで読んで頂きありがとうございました
Posted at 2016/05/15 19:19:02 | |
トラックバック(0) |
自作 | クルマ