ミライース 2013 その4の続きです。
今回の話は「この車で育つドライバーを考える」です。
ミライース 2014 その4 続きでも中途半端に話したのですが、
2013 ミライースでもやはり同じ事を感じます。
大げさに言えば、ドライバーの未来。
もっと言えば人間の感性力の欠如です!
あ、ちなみにSモードでは2014程敏感ではありません。
他の車と同じようなSモード、加速減速時共に高回転気味なだけです。
こういう車を免許を取って初めて乗る人がどういう人になるか?
という想像の話ですが、すべてに雑に鈍感になりそうという話です。
何故か?
1つ目、CVT制御。
これはオートマにも言える事ですが、
マニュアルと比べ、アクセルワークが雑でも
その操作が車の挙動にダイレクトに伝わらないため、その雑さを体感しない。
ミッションが雑な操作をやわらげてしまうという事ですね。
マニュアルならカクン、カクンする操作が
アバウトに、抽象的に、やんわりと、フニャーと、ヘニョヘニョと伝わります。
ですから雑に操作しがちになるのです。
よくオートマで一定速度で走る場所なのに
「ブゥーン、ブゥーン」とアクセルを入れては戻して繰り返している人いますよね。
あれあれ。アクセルはスイッチじゃないんだから。
マニュアルの数倍雑に操作しても車の挙動に影響しにくい。
2つ目、アイドリングストップ
これは自分が乗ると気になって仕方ない。
でもこの機能は駄目なことばかりではありません。
最初にいい所を言うと、
信号待ちでいい加減に止まった後、
オートマの様にズルズルと進む事に抵抗が出来るはず。
実際、アイドリングストップの車に乗る知り合いの女の子が
「こういうのイラっとする」と言っていました。
正解!正しい!素晴らしい!素敵!抱かれてみたい???
アイドリングストップ機能付きなら、
進んで行く度に、エンジンが掛かり、止まり、また掛かるので
その様な事に苛立ちを覚え、
一発で正しい場所に止まりたくなるはずです。
車やバッテリーにもいい事はありません。
ですから彼女の感性は影響は知らないまでも
そこを感じ取っているので
正解!正しい!素晴らしい!素敵!抱いてみたい???
となるのです。
必然とそこまで考えた運転になります。
マニュアル諸君は腹が立つでしょ?
止まった後にクリープでズルズルとちょこっと前に進むと
その度に、
クラッチを切り、
1速にいれ、
クラッチをつなぎ、
またクラッチを切り、
ニュートラルにする。
それでまたダラダラと進み始めると
またなのか?となる。
上り坂がきつくて+サイドブレーキを使うほどなら最低な気分です。
自分はそういうのにつられないので、
どこまで進むか見ていたら、5台分位進んで空間が空きました。
皆さん、最初からそこに止まれるのでは?
赤信号には随分前になっているはずで
そんな行動間違っているでしょ?
詰める必要ある?救急車が来たら?その側道に右折して入る車がいたら?
自分はどうせ青になれば
すぐに同じ車間距離になるので何もしない。
大切な車のシンクロやクラッチ、他諸々を
無駄に磨耗させたくありませんので。
この様なことがアイドリングストップが付いていると
気になるようになるのである意味、とてもいい事かもしれません。
さて、話を戻してアイドリングストップの悪い所。
これがドライバーとしての重大な感性欠如につながると思います。
車としての欠陥ではなく、ドライバーとして
もっと言えば人間の感性の重大な欠陥につながります。
わかります?
わからない?
これが最初の車なら仕方ないよね~。そうなってしまっても。
だから未来が心配。
ちゃんと話したいので、ごめんなさい。次回。寝ます。
その5の続きに続く。
Posted at 2014/04/26 01:01:25 | |
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