2006年05月16日
先日、ちょっと指摘を受けたこともあり燃費向上アイテムの効果について考えてみた。
燃費向上アイテムについては色々販売されているが、それほど効果は期待できないものであるというのが私のスタンスであり、対投資効果には疑問符を持っている。
それでもいくつか試しているのは趣味の世界だから。
さて、燃費向上アイテムを使用したが燃費は向上しなかったという事例はいくつもあるが、トルク感がアップしたが燃費は向上しなかったという意見についてはいささか違和感を感じる。
トルク感がアップしたのがプラシーボ効果ではなかった場合、トルクは確実に低速域でアップしていると考えられます。
理論的に可能かどうかはここではふれません。
というかふれるだけの知識を持ち合わせていませんので。
強いてトルクがアップするならば、不完全燃焼していた部分のガソリンがなんらかの理由により燃焼することによりトルクが上昇するといったところでしょうか。
もしくは、エンジン内部の摩擦が小さくなることでロスが小さくなっているのか。
ここで
トルク=車を進めようとする力
アクセル開度=燃料噴射量(厳密にはちょっと違うのでしょうがここでは簡易的にこう考えてみます)
とすると、トルク感がアップ=アクセル開度は今までと同じでトルクが大きくなるということですから、今までよりアクセル開度を少なくしても過去と同じだけのトルク=加速が得られるはずです。
アクセル開度は少なくなっているのですから、燃料噴射量も減るはずです。
燃料使用量が回転数だけに依存するのであれば別ですが、回転数が比例するのは車速であり、実際には同じ回転数であっても必要なトルクが異なるはずです。
とすると、燃料噴射量が減っているわけですから、燃費はよくなるはずではないのかと。
例えれば、同じアクセル開度でトルクが増加するということは、今まで上り坂ばかり走行していたのが、平坦なところをばかりを走行するようになったのと同じことではないでしょうか。
上り坂ばかり走るのと平坦なところを走るのとどちらの方が燃費がいいでしょう。
ただ、ここで条件が一つ。
トルクがアップしてもアクセル開度は以前のままにしていれば、当然ながら燃料噴射量も以前のままなので燃費はほとんど向上しないかもしれません。
目的の速度までの加速時間は短くはなるでしょうが、燃費を向上させるためには加速をゆっくりするのが一番効きます。
とすると、トルク感がアップしたけど燃費が向上していないというのは、アクセル開度を今まで通りの操作としているからではないのかと。
個人的結論
燃費向上グッズ=トルクアップグッズとするならば、運転手側もそれなりの対応をしなければ燃費は向上しない。
追記
直噴エンジンなどの希薄燃焼させるエンジンについては、アクセル開度の調整では燃費向上しないこともあるみたいです。
このエンジンの場合、いかに希薄燃焼モードにさせるかが燃費向上の切り札みたいで、トルクアップしているからといつまでも通常モードで加速していても燃費アップにならないかもしれないという意見がありました。
この意見に対して、その考え方はおかしいということがあれば具体的にコメント頂けると幸いです。
私はまだまだ勉強不足ですので、皆様のお力を貸して頂けるとありがたく。
Posted at 2006/05/16 12:51:00 | |
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燃費 | 日記
2006年05月08日
給油後のレシートをしばらく車に積みっぱなしにしてあったので、3回分の燃費報告をまとめて報告。^^;;
最初のやつは、1回目が満タンに出来なかったので、2回分の給油合計となります。
走行距離:799.1km
給油量:75.72L
燃費:10.6km/L
走行距離:420.1km
給油量:40.03L
燃費:10.5km/L
どちらも10km台を無事にキープ。
Posted at 2006/05/09 10:44:32 | |
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燃費 | 日記