三宿に香港麺が食べられる店がある。
ラーメンではない。
中華麺とひとくくりにしもていけない。
香港麺なのである。
香港麺とは超極細の麺ですが、
塩漬けしたアヒルの卵の白身を練り込んであります。
そのため極細なのにぷりぷりとした食感が独特です。
そんな香港麺が食べられるのが
世田谷区三宿の
『新記』
三宿の交差点の一角のにあります。
ここで美味いのが魚蛋(ゆうだん)麺。
魚蛋とは鱧のつみれらしいのだが、これがすごく美味い。
日本のつみれとはひと味違う。
なんだろ、この味は。
鱧だけでこの味が出るのか?
海老のダシでも入っているのかもしれない。
とにかくこれは食べてみる事をお勧めします。
冒頭の写真は雲呑魚蛋麺(わんたんゆうだんめん)。
魚蛋ともう一つの人気メニュー、ぷりっぷりの海老雲呑が入ってます。
ランチセットの模様は
こちらへ。
このお店、麺料理は2種類に分かれます。
湯麺(たんめん:スープ麺)と撈麺(ろーめん:汁無し麺)のどちらかを選び
日本麺(一般的な小麦粉の麺)と香港麺のどちらかを選択。
僕はいつもきまって湯麺を選んでしまいます。
それはスープが美味いから!
豚骨スープなのだが、ものすごく澄んでいて、薄味てあっさり。
鶏ガラ白湯スープ?と間違えてしまいそうなほど豚骨臭さは皆無。
これが香港麺と一緒になると美味い。
日本のラーメンと、中華の麺料理(主に湯麺)とで全く違うと
感じているのが麺とスープのバランス。
日本のラーメンが麺を食らう事に主軸を置いているならば
中華の麺料理はスープの具として麺を食べる。
個人的にはそう思ってます。
こちらのお店の湯麺は明らかに中華の麺料理。
スープだけならあっさりしすぎで物足りないかもしれません。
香港麺だけなら小麦の味わいが物足りないかもしれません。
ところが2つが一緒になると、物足りなさはどこかへ行ってしまう。
おもしろいもんです。
さあ、香港麺はいかがですか?
Posted at 2009/03/19 18:23:46 | |
トラックバック(0) |
ラーメン | 日記