懐かしくてついつい読破＼(^o^)／

高千穂 遙　「クラッシャー・ジョウ」　シリーズ（挿絵は、ガンダムでおなじみの　安彦良和　氏）

この最新作は2013年に発売されました。

書棚を片付けていたら、目にとまってしまい、片付けを忘れて読んでいました。


１冊読むと、シリーズすべてを読みたくなるもので・・・(^_^;)

１巻から買っていたものすべてを２週間かけて読破しました。


一番好きな巻は７巻のこれ。


表紙の絵が美しくて、話の内容以上に気に入っています。

ところが、この巻あたりから、文章の描写が生々しくなります。



この８巻ではさらに残酷な描写が出てきます。
私はそういうのが苦手なので、その部分は読み飛ばしています。

この８巻が出版されたのが1989年。
それ以降、このシリーズは止まっていました。



そうして十数年の歳月が過ぎ・・・
2003年　クラッシャー・ジョウ別巻が発売されました。



虹色の地獄

これは映画化されたストーリーを文庫化とともに再編集したものです。
この映画は、私が中学の時に公開され、もちろん見に行きました。
ガンダムとは全く違う世界観に、魅了されました。

銭形警部の声で有名な納谷悟朗さんが、コワルスキー大佐の声で出演してイメージピッタリだったことに感動しました。
ガンダムのシャアやハロがちょっとだけ出てきたりするファンサービスもあったりして・・・(^_^;)

キーパーソンとなるマチュアさんの死には、胸が苦しくなりました・・・(/_;)
メーテルが鉄郎と別れるシーンと同じ感情を持ったのを今でも覚えています。





同じく2003年発行の別巻「ドルロイの嵐」

ジョウの父親、ダンの若かりし頃のストーリーです。
ダーティー・ペアとの出会いや、ドルロイで作られているクラッシャーのスペーススーツ「クラッシュ・ジャケット」のエピソードがあって、この作品の世界をさらに広げています。
ジョウの母親がおそらくこの人だろう・・・という予想が、この作品を読むと確信に近づいて来ます。




上記の別巻2冊のあと、2005年にシリーズが再開しました。
出版社がソノラマ文庫から、ハヤカワ文庫に変わりました。
過去の巻も装丁が変わり、1巻のエンディングがすこし変更になっています。

この巻では、グロテスクな描写は影をひそめ、スペース・オペラとしての爽快感がある文体にもどりました。
この感覚が好きです。
高千穂さん、ありがとう！！

またこのシリーズが続いていくことを願ってやみません。

つぎの巻はいつ出るのかな・・・
楽しみです(^^♪