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2016年09月19日

プチ・ぶらりひとり旅 〜気仙沼・岩井崎 編〜

プチ・ぶらりひとり旅 〜気仙沼・岩井崎 編〜 この10日間、腰痛に悩まされ、PCに向かうことができず、編集がストップしたままでしたが、やっとアップできました(^_^;)


9月7日(水)


仕事のついでにプチ・ひとり旅(^_^)


久々の気仙沼市o(^▽^)o





ちょうど昼時だったので、「気仙沼 海の市」に行きました。

写真にあるように、ここも津波被害を受けています。
気仙沼の街は、津波によって壊滅的な被害を受けました。


この中にある洋食店で・・・

「まぐろカレー」をいただきました。
柔らかいマグロの肉と、甘辛いカレーがとっても美味しかったです(^_^)


あいにくの曇天でしたが、
展望デッキから港を眺めました。

火に包まれた港の映像が、私の脳裏に生々しく焼きついていますが、港は以前の様相を取り戻してきていました。



港はとても落ち着いた雰囲気。





ウミネコを見ていたら、青空が見えてきました(^_^)





陸地側は・・・

市街地を整地し直して、新しい街並み、新しい団地を建設中です。
復興の完了はまだまだ遠いことがうかがい知れます。
あれだけの災害を受けたのですから・・・

もちろん、カーナビの地図も刻々と変化する街並みには全く意味をなさず・・・
20年前に何度も訪れていた時の土地勘も役に立ちませんでした。
もっと気仙沼の復興を見届けていかなければならないと、胸に刻みました。





道路表示を頼りに、国道45号線に戻って南下をしました。


途中、小さな港が見えたので、立ち寄ってみました。



綺麗な海、手入れされた護岸に見えますが・・・




津波の爪痕は消えていません。





見ているうちに、涙が流れてきました・・・
ここにもあったはずの日常の営みが、あっという間に無くなったのです。





船着場には鳥たちがのんびりと過ごしていました。





あの大惨事が嘘のよう・・・





いや、決して嘘ではない!!






絶対に忘れてはならない、忘れることはできない事実なのです。






そんな揺れる想いを持ちながら、目的地へ・・・







行く途中には、こんな風景が・・・





確か、ここには海水浴場があったという記憶があります。

松林は全てなくなり・・・本当に何も残っていないのです。




気仙沼向洋高等学校

この高校も罹災しました。


この少し先に目的地の「岩井崎」があります。

青空が広がり、穏やかな海が見えてきました。







XVを停めて、遊歩道を進みます。

震災後に整備され、今は誰もが散策できます。
偶然前を歩いていた女性の後ろ姿を撮影・・・
なぜか女性の二人連れが多かったのが不思議(・・∂) アレ?





でも、ところどころには手が付いていないものも・・・







岩井崎の石碑が見えてきました。





広々とした美しい景色です。

晴れてきてよかった・・・



ここは古生代ペルム紀(2億9900万年前~2億5千万年前)に形成された石灰岩が露出している海岸です。









なので、こんなものが観察できます。



ウミユリの化石です。
ユリと言っても、これは石灰質の体を持った動物の化石です。
ここは国立公園なので化石採集は禁止です。捕まります(^_^;)
まあ、私は別の場所を知っているので、採るつもりはありませんが・・・




ここの見所は「潮吹き岩」。



おそらく満潮時には見られないでしょう。
波が穏やかなので、高くは吹き上がりませんでしたが、見ることができてラッキーでした(^_^)





銅像がありました。

第9代横綱 秀ノ山 雷五郎(ひでのやま らいごろう)
1808年(文化5年) - 1862年6月16日(文久2年5月19日)

津波にのまれたこの銅像・・・
奇跡的に流出しないで、この場に立ち続けています。
なんだかとっても勇気と感動をいただいた感じがしました。




岩井崎の灯台

これも津波に耐えたのでしょう。
昭和4年に造られ、昭和41年に改築されたといいます。
まさに風雨と荒波を耐え抜いた風格がありました。



近くでは防波堤の工事が進められていました。

将来いつか必ず来るであろう大津波をどこまで防ぐことができるか・・・
人間と自然のイタチごっこではありますが、また大きな悲しみが起こってほしくない気持ちでいっぱいになりました。



こうして、気仙沼の様々な風景を見て、プチ・ぶらりひとり旅を終了しました。





岩井崎近くにあったミニストップでお約束の・・・

暑い日差しと高い湿度でバテそうだった体にピッタリでした(^_^)



最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。



ブログ一覧 | 写真 | 旅行/地域
Posted at 2016/09/19 16:19:54

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この記事へのコメント

2016年9月19日 16:50
こんにちは
海岸沿いでも、化石があるんですね
これは波で洗い出されて表に出てきた化石ですか
それとも、岩全体が堆積した化石の岩ですか

和田峠のザクロ石もかなり前から採集禁止です
キアゲハがキレイですね
コメントへの返答
2016年9月19日 17:00
こんにちは(^_^)/
三陸海岸は、古生代から中生代の地層が分布しています。
当時の海底に堆積した地層が、日本海溝によって押し上げられた「付加体」と呼ばれる構造があるので、こうした岩石が豊富です。
これはウミユリなどの石灰質の生物の化石が大量に堆積してできた石灰岩なので、よく見られる化石の一つです。
もう少し北部に行くと、熱で変成された大理石の海岸があります。
三陸のリアス海岸は、国立公園になっているので、海岸線にある化石は法律で採集が禁止されています。
珍しいアンモナイトの化石が見えても採ると警察のお世話になります(^_^;)
監視員がいるので、わかるのだそうです。(姿が見えないのでオソロシイ・・・)
アゲハはゆっくりと近づいてやっと撮れました。逃げないように近づくのは苦手です(^_^;)
化石は逃げないのでありがたいです(笑)
2016年9月19日 16:52
キアゲハしゃなくて、アゲハチョウですね(^^;
コメントへの返答
2016年9月19日 17:02
さすがmimakiさん、修正が迅速ですね\(^▽^)/
2016年9月19日 17:33
こんにちは。
防波堤上のひしゃげた鉄柵のお写真。
その姿が語りかけ、表現するものはスゴイなぁと思いました。
震災以降、東北方面の日本海側を訪問することができない自分です。
私が受けた精神的なダメージは現地の方たちの受けたものに比べればスズメの涙ほどしかありませんが、いつかこのトラウマを乗り越えて訪れなければならないと思っております。
考えさせられるブログ、拝見させていただき感謝です。

コメントへの返答
2016年9月19日 17:42
こんにちは(^_^)/
私も沿岸の写真を撮れるようになったのは去年からの事です。
あの時の沿岸の様子の記憶は恐怖心と絶望感がいっぱいで、今でも心にダメージは残っていますし、亡くなった友人のことも心に引っかかっています。
この写真を撮っている時も、恐怖心はありましたし、車を運転している時もFMラジオを聞いて情報を聞き漏らさないようにしていました。
私は震災当時はすでに沿岸部から引っ越していたので、津波を経験したわけではありませんが、あの揺れの大きさを思い出すたびに、津波の様子がフラッシュバックします。
沿岸部に暮らす方々の忍耐強さには頭がさがる思いです。
私ができる限りの支援をこれからもしていこうと思います。
こうしてブログに載せることも、その一つとご理解いただけたら幸いです。
2016年9月20日 16:21
こんにちわ。

マグロカレー珍しいね。
食べてみたいな...♪*゚

あの大惨事が嘘のよう。。。

本当にテレビで見た映像は悲惨で
悪夢のような出来事でした。

被災者の方々のご苦労と強さには

驚くばかりです。
コメントへの返答
2016年9月20日 17:16
こんにちは(^_^)/
マグロカレー、臭みも全くなくて、柔らかくてとっても美味しかったです。
(私はみーみ♯さんのお料理の方を食べてみたいです・・・(^_^))

気仙沼は港に流出した油に引火して、火の海と化しました。
高台に避難した人たちの目の前で家屋や人が流されていきました。
それを見ていた子どもたちの心には、5年経った今でも恐怖が急に湧き上がってくるという報告が上がっています。
あの時の悲しさと苦しみから立ち直ってきたこの街には、より一層の輝かしい未来が訪れることを願って止みません。
復興はまだ途上。
2千人を超える行方不明者を今も捜索しています。
この現実を私たちは、決して忘れてはいけないし、できるだけの支援を継続していかなければならないと思います。
東京五輪だなんだと陽の当たるところだけ見ないで、広い視野でこの国の今を見ていきたいものです。
2016年9月20日 17:31
ほんとうに同感の気持ちで
いっぱいです。

復興、、一言で言うのは簡単ですね。

しかし並大抵のことではないんだと思います。

被災された方々のご苦労は私なんかにはわかりません。

が、祈っています。
なにもできませんが私にもできる小さなことが
あれば。。そんな気持ちになりました。
ほんと!東京五輪それも大事。
でももっと大事なことしなければならない事を
するべき事があることにもっと目を向けてほしいと願うばかりです。。

一庶民はなんの力もありません。
悲しいですね。

ありがとう😊私の料理を食べたいなんて😊
嬉しいですよぉ(*´v`)
コメントへの返答
2016年9月20日 17:48
地域の方々、復興に携わっている方々を含め、まだまだやることは山積しています。
一人の力でできることはなかなか無いとは思いますが、訪れてみて感じるままのことを胸に留めて、何かの折に周囲の人に伝えたりするだけでも支援につながるかな・・・と思いながら私はブログに綴りました。
被災地(こういう言い方ではない、もっと別の呼び方ができてもいいのに・・・)で買い物したり、食事したり、行ってみるだけでも地域の皆さんの役に立てることもあると思います。
現に、沿岸地域を訪れる観光客は年々減少しています。
これが「風化」というものか・・・
なかなか沿岸部に行く機会がないのですが、時間があれば少しずつでも訪れて、復興を見届けていきたいと思います。

みーみ♯さんの先日のブログの美味しそうなお料理の写真が脳裏から離れません(^_^)
今日は休日の私が料理当番・・・
でも、男の手料理なのでレパートリーがあまりありません。
それなりに・・・頑張ります(^_^;)

プロフィール

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何シテル?   01/05 18:03
バルジ隊長です。 車が好きです。 でもDIYは苦手なほうです。 みんカラを始めたのは、2012年にSUBARU XVに乗り始めた頃からです。 サニー→...
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